泳ぐ写真家龍之介 -50ページ目

「銅メダルざんす」


先日は、近所の長水路プールで開催された、水泳競技大会の応援にでかけました。

応援するチームに私は所属していないのですが、

サブプールで泳ぐこともできるというので、練習用の水着を持参で、出かけました。

入り口で集まっていると、チームのボスから、

「リレー要員が急に出られなくなった。年齢も龍之介さんと同じだから、出てもらえる?

第一泳者だけど!」

と驚愕のオファー!

練習してない。モチベーションゼロ。だったのですが、思わず

「任せてちょ!」

とOKしてしまいました。


それからは、ひたすらイメージトレーニングにエネルギーを注ぎ込み、

気合一発でスタートしました。

結果は銅メダル。


男子チーム唯一のメダルで感謝され、

その後の打ち上げは、結構盛り上がりました。


今までマスターズ大会でもらったメダルは個人種目ばかり、

リレーは、初めてでしたが、

結構、皆で盛り上がったりで、嬉しさ4倍でした。

感謝!感謝!



「イモ」

「ボルト選手の活力源 ヤムイモの運動機能高める作用証明」

と報じられています。
100m陸上で、驚異的な記録を出したウサイン・ボルト選手は
ヤムイモが大好きで主食としているとか。
ヤムイモは、日本の山芋に近いそうです。

私も芋が大好きなので、ちょっとうれしい気分です。
明治時代に来日したドイツ人医師が、急用のため、
東京から日光まで、人力車を雇ったそうです。
ところが、その担当の車夫は、ノンストップで
日光まで走り抜けたとか。

ドイツ人の医師は、白人だと、こんな体力はありえないので
彼の食生活を調べてみると、
芋+米の食事で、肉は全く口にしたことがなかったそうです。
試しに、その車夫にしばらく牛肉を食べさせたところ、
人力車を引かせると、あっという間にばてたそうです。

やはり、人間の体のパフォーマンスをフルに発揮させる食べ物は、
ベジタブルなのです。


「サロメ」

オスカー・ワイルドの作品に、
新約聖書の中から題材を取った「サロメ」という戯曲があります。

サロメは暴君ヘロデ王の娘で、
ヘロデ王に捕われた、「洗礼者ヨハネ」に恋をして、
それが叶わぬと知るや、
父親に懇願して、「洗礼者ヨハネ」の首をはねさせた。
という、恐ろしいストーリーです。
新約聖書の中では、淡々とした描写ですが、
オスカーワイルドの作品になると、恐怖感倍増です。
以前、
スティーブン・バーコフ演出のシナリオを読んだことがありますが、
その、恐ろしさに、背筋が寒くなった記憶があります。

洗礼者ヨハネは、英語では、John the Baptist, フランス語では
Jean Baptist, です。
フランス人では、時々この洗礼名を見かけます。
Jean Baptist Mondinoという有名な写真家もいます。

キリストを洗礼したので、「洗礼者ヨハネ」と呼ばれているのですが。
非業の死をとげたせいか、
洗礼名にすることは、少ないそうです。

特に日本では、その洗礼名を聞いた事がありません。
私以外には。

実は、
私の洗礼名は、「洗礼者ヨハネ」なのです。
ゴッド・ファーザーがなぜ、そのような洗礼名にしたのか
今になっては知るよしもありませんが、
聖書で「サロメ」の行を知ってからは、
あまり穏やかではありません。

特に、女性との仲がこじれてしまったりすると、
首をはねられるではないのか?
と潜在的に、恐怖を感じます。

もしかしたら、
女性に気をつけろ。という啓示なのかもしれません。