泳ぐ写真家龍之介 -158ページ目

「Tバッグのおにいさん」が

komasa

今日も元気で、ワン!クリック!



私が通っているスポクラ(コナミ)のプールに出没します。

きわどいTバッグだと、クラブからクレームがつくと思うので、

多分、

クレームぎりぎりのTバッグなのでしょう。

それにしても、

プールから上がろうとして顔を上げたら、

Tバッグがズームアップ!ドクロ

で視界を遮っていたのにはあせりました。

私は、

仕事柄回りにオカマやゲイのスタッフが多いので、

その手の人は瞬時に嗅覚で分かります。

そのおにいさんは明らかにゲイで、

プールに来ても泳ぐわけでもなし、

プールサイドをうろうろして、

わけのわからないデモンストレーションをしています。

彼氏を探しに来ているのでしょうか?ナルシストなのでしょうか?

そのおにいさんのうわさは広まっていて、

彼が登場すると、皆がざわついて、顔がひきつるのが、とてもおかしい。

コナミでは、タトゥー(刺青)の人は入会できないほど、

風紀というかクリーンなイメージを大事にしているのですが、

「オカマとゲイの方は入会をお断りいたします。」

なんてことは言えないでしょう。

第一「オカマとゲイの定義」がむつかしい。

「斜に構えているから」、「小指を立てるから」「男に色目を使うから」

なんて理由で入会を断ることはできません。

あるメンバーがコナミ側に「なんとかしてくれ」

とクレームをつけたということですが、

「腰をくねくねしないでください」なんて言えるわけないし、

なんと言ったんでしょうね?

とても興味があるところです。

回りの喧騒をよそに、

今日も「Tバッグのおにいさん」はプールサイドを闊歩しています。ロケット

「私の所属するマスターズチームは、」

keizer 食欲の秋に、ワン!クリック!


スピード、経験によってAD

もしくは、

ACに分かれて練習しています。

私は大体、Bチームで練習していますが、

スピード的にAチームでもやっていけないわけではありません。

しかし、

余裕をもって、楽なペースで練習をした方が

自分にとっては結果が良いと思っているので、

無理はしないことにしています。

それにここだけの話ですが、

キックが恐ろしく遅いので、

恥ずかしくて、Aチームに参加すると練習の進行を妨げるのではないか?

と恐れているのです。

Bチームでは先頭を切って泳いでいますが、

AチームではWR保持者のS嬢が先頭を切ることが多く、

25mダッシュでは、思わず張り合ってしまいます。

あたりまえの話ですが、「速い!」。

併泳しながら、横目で泳ぎを観察しているのですが、

とてもバラスが良く、生まれつきのスプリンターです。

彼女は幼少期から競泳をやっているそうですが、

スプリントはある意味で素質の世界です。

幼少期に水泳を始めた方でなくても、

素質があれば、

25m、50mでは、かなりのレベルまで伸びると思います。

事実、同じチームにもそのような方がいます。

また、スプリントの才能がなくても、コツコツと練習を重ね、

長距離のタイムを伸ばす方もいます。

マスターズチームに参加して、はじめて、

20~40で水泳を始めた方々と練習をしたのですが、

努力や才能によって、記録を伸ばしている様子を見ると、

人間の能力とは不思議なものだと思います。

きっとそういう面白さがあるから、

わざわざキツイ練習に耐えながらがんばれるのだと思います。

「本日は大会前でチョイスが多いメニュだった」

one_click05 明日に向かって、ワン!クリック!


ので、バカフライの練習を中心にしました。

バカフライとはバタフライのこと。

学生時代にコーチから

「お前のバタフライはバカフライだな、アッハッハ!」

と笑われたことから、

私のバタフライはバカフライと呼ばれています。

当時は力任せに大きなストロークで津波を発生しながら泳いでいたので、

バカみたいに見えたのでしょう。

しかし、

50を過ぎてからは、私も賢くなりました。

いかに、省エネで、楽に、それなりに速く泳ぐかを追求しています。

それで、特に初心者の方にお勧めなのが、

ストロークを短くして(約半分に)、

足を使わずにぴょんぴょんはねる様にして泳ぐ練習。

コツはリズミカルに、体が沈む前にすばやくリカバリーすること。

水面をぴょんぴょんはねるイメージで泳ぐと、スムーズに泳げます。

この練習をしてから、キックをしていくと、

うまくシンクロします。

それで、私の場合、

ワンストローク・ワンキック。

ツーキックより俄然楽で、

慣れるとタイムも変わりません。

今日は以上のようなプロセスで練習しました。