「私の所属するマスターズチームは、」
スピード、経験によってA~D、
もしくは、
A~Cに分かれて練習しています。
私は大体、Bチームで練習していますが、
スピード的にAチームでもやっていけないわけではありません。
しかし、
余裕をもって、楽なペースで練習をした方が
自分にとっては結果が良いと思っているので、
無理はしないことにしています。
それにここだけの話ですが、
キックが恐ろしく遅いので、
恥ずかしくて、Aチームに参加すると練習の進行を妨げるのではないか?
と恐れているのです。
Bチームでは先頭を切って泳いでいますが、
AチームではWR保持者のS嬢が先頭を切ることが多く、
25mダッシュでは、思わず張り合ってしまいます。
あたりまえの話ですが、「速い!」。
併泳しながら、横目で泳ぎを観察しているのですが、
とてもバラスが良く、生まれつきのスプリンターです。
彼女は幼少期から競泳をやっているそうですが、
スプリントはある意味で素質の世界です。
幼少期に水泳を始めた方でなくても、
素質があれば、
25m、50mでは、かなりのレベルまで伸びると思います。
事実、同じチームにもそのような方がいます。
また、スプリントの才能がなくても、コツコツと練習を重ね、
長距離のタイムを伸ばす方もいます。
マスターズチームに参加して、はじめて、
20~40で水泳を始めた方々と練習をしたのですが、
努力や才能によって、記録を伸ばしている様子を見ると、
人間の能力とは不思議なものだと思います。
きっとそういう面白さがあるから、
わざわざキツイ練習に耐えながらがんばれるのだと思います。