泳ぐ写真家龍之介 -110ページ目

ガソリン代

が4月1日から安くなりそうだ。
ガソリン税が暫定的に廃止されるからだ。

福田総理は、日本はヨーロッパに比べガソリン代が
そんなに高くないし、安い場合もあると言う。

しかし、

ヨーロッパでは基本的に高速料金は無料だ。
有料道路がほとんどない。
仕事で行ったオーストリアでは、
高速が有料化されるかもしれないという騒動が起きていた。
記憶が正しければ、有料化された場合、
年間高速道路通行パス、1万円相当分を購入することになるということだった。
一年間1万円で、どこでも何キロでも無制限に走れるわけだ。
利用頻度の多い人にとっては、無料同然だ。

日本の高速料金は、いかなる理由があるにせよ
高すぎる。暴力的であると言っても差し支えないと思う。
たった500km移動するのに通行料だけで10000円以上盗られるのは
日本だけだ。

その暴力的に高い高速料金や
ガソリン税は、その多くが無駄な道路建設や
官僚の無駄遣いや、高額な退職金になっている。

とにかく、ガソリン税は廃止することだと思う。

それから、道路補修等に必要な財源は、
国民監視のもとガラス張りにして、
改めて設けるべきだろう。

福田政権は官僚の傀儡政権であることは明白だ。
とにかく小沢さんには解散に持ち込んで欲しい。




「カメラマン仲間」

私には、同業者(カメラマン)の友人が多い。
知り合いのコピーライターさんは、それは珍しいと言う。
お互いライバル同士、競争相手だから
友人としてつき合いにくいのでは?と言う訳だ。

しかし、私は今まで、
同業者と競争していると意識を持った事は全くない。
生きて行くのに、大変な世界なので、
どちらかというと戦友的な意識の方が強い。

この年になると、
同じ年齢帯のカメラマンだと
お互い20~30年、この道で食って来たことになる。
お互いよくやるよな!という感情を持っている。

若いカメラマンの友人もいるが、
これからいろいろと大変だろうな。がんばれよ!
という気持になる。
もっと自分のことを心配した方が良いのかも知れないが?

そういう意識を持っていたせいか、
とても良い人間関係に恵まれてきたと思っている。
嫉妬したり、羨んだりするよりは、
助け合ったり、祝福してあげたりした方が
こちらも相手も幸せであることには間違いない。
と思う。

「日立、エルピーダ全株売却へ」

日本で「物作り」と言うと、
それは形が見える「物」を指します。
しかし、
形が見えないと多くの日本人が言う
ソフトウェアも「物」であるし、
日本のように、土地も狭く資源も乏しい国は、
ソフトウェア立国を目指すべきだと、昔から考えていました。
日立がメモリの生産に本格的に参加すると聞いて、
なぜ、韓国や中国と同じ土俵で勝負するのだろうと
不思議に思っていました。
案の定、撤退です。

鉄も、こんな狭い国で環境を破壊しながら、
高いコストを払いながら、生産していても、
恐らく、近い将来は海外の大手に吸収される運命でしょう。

アニメ、コンピュータソフト、映画、
今まで製造業で得てきた特許。
国が狭く、人口が少なくても
日本人に適した産業は、たくさんあります。
その方が日本人に適しているし、
日本人が幸せになると思っているのですが、
その辺が分かっていて
転換できないのか
病巣は深いようです。