「日立、エルピーダ全株売却へ」 | 泳ぐ写真家龍之介

「日立、エルピーダ全株売却へ」

日本で「物作り」と言うと、
それは形が見える「物」を指します。
しかし、
形が見えないと多くの日本人が言う
ソフトウェアも「物」であるし、
日本のように、土地も狭く資源も乏しい国は、
ソフトウェア立国を目指すべきだと、昔から考えていました。
日立がメモリの生産に本格的に参加すると聞いて、
なぜ、韓国や中国と同じ土俵で勝負するのだろうと
不思議に思っていました。
案の定、撤退です。

鉄も、こんな狭い国で環境を破壊しながら、
高いコストを払いながら、生産していても、
恐らく、近い将来は海外の大手に吸収される運命でしょう。

アニメ、コンピュータソフト、映画、
今まで製造業で得てきた特許。
国が狭く、人口が少なくても
日本人に適した産業は、たくさんあります。
その方が日本人に適しているし、
日本人が幸せになると思っているのですが、
その辺が分かっていて
転換できないのか
病巣は深いようです。