日本書字文化協会主催『第9回 臨書展』の結果と『書友展』の紹介です! | りゅうちゃん2(ryuchan2)『独学書道』のブログ ~Japanese Calligraphy~

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2013年から数十年ぶりに書道を再開し、主に書道展出品を通して、モチベーションを上げながら、独学で書道の勉強をしています。本ブログは、自身の成長の記録や振り返り、また多くの皆さまの参考になればと思い、発信しています。
どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

ここのところ忙しくしていて、ブログの更新も作品づくりも、ご無沙汰気味でしたが、久しぶりに書道展の結果を掲載します。


先日〔5月10日(金)〕、日本書字文化協会主催「第9回 臨書展 」の審査結果の連絡がきました。第2回展から出品していて、今回展で8回目の出品になります。

 

 

中国江蘇省蘇州市姑蘇区にある「寒山寺」は、張継が詠んだ「楓橋夜泊」の石碑があることで知られていて、本臨書展は、主にこの漢詩を臨書する書道展です(「常設課題の部」)。


 

 

この他に、「自由課題の部」として、高校の書道教科書を基準とした臨書作品での出品も可能です。さらに、小中学生にも出品しやすい「楷書書写の部」もあります。

 

本臨書展の詳細は、「第9回 書文協臨書展」で検索してください。

 

 

本臨書展の審査員の先生は、「日本武道館書道展(高円宮杯書初め展)」ふれあい書道展などの審査員もされていて、私はこちらでも毎回、大変お世話になっています。

 

 

そして、以下、褒賞です。今回展の出品総数は1,261点 です。

 

<特別賞>(計6名)

 ※受賞者数は、前回「第8回展」のものです。

◎大賞(1名)

◎中華人民共和国駐日本国大使館文化部賞(1名)

◎中央審査委員会賞(1名)

◎日本書字文化協会会長賞(1名)

◎青梅市日中友好協会会長賞(1名)

◎日中文化交流促進会理事長賞(1名)

 

<教育特別奨励賞>(2名)

 

<優秀賞>(13名)

 

※以上、上位賞21名(約1.7%

※展覧会での作品展示対象


<本賞> 

⦿特選

○金賞

○銀賞

○銅賞

 

前回展から『外務省』が後援になりました。「外務省」の後援を得たのは、書道が日本の代表的な伝統文化であることを、中国をはじめ、世界にアピールするためとのことです。

 

また、ちょうど今年1月には、日本の「書道」『ユネスコ無形文化遺産』登録への提案が正式に決定されたことも大きいと思います。

 

 

 

本展は回を重ねるごとに、出品者数が増えてきていて、さらに多くの皆さまに出品していただきたいとのことです。

 

私も、書道の基礎基本である臨書の勉強を含めて、毎回出品させていただいています。ぜひ皆さまも出品してみてはいかがでしょうか?

 

「日本書字文化協会」のスタッフの方々が、大変親身に対応してくださいます。本協会は、書道文化への取り組みが素晴らしく、常に進化し続けている団体です。

 



そして、私は「第3回展」で、「大賞」を受賞させていただきました。

 

空海「灌頂記」

 

 

 

 

この回では展覧会に伺い、書文協の先生方と楽しくお話をさせていただき、とても有意義で楽しいお時間を過ごさせていただきました。

 

さらに、老舗の酒造会社の展覧会場での展覧会でしたので、いろいろな美味しいお酒の試飲もして、とても楽しい時間を過ごすことができました。

 

富山からいらっしゃった方と意気投合して、まあまあ酔ってしまいました(^^)

 

展覧会場の「澤乃井ガーデンギャラリー」は、奥多摩(東京都青梅市)の緑豊かな場所にあります。とても心癒やされる場所です。

 

 

 

また、展覧会場近くには、「日本寒山寺」があります。

 

 

 

次に、今回展に出品した半切作品2点です。

 

今回展は、「自由課題の部」に、以下の2点を出品しました。

 

臨・張橘逸勢「伊都内親王願文」(左) 

臨・欧陽詢「九成宮醴泉銘」(右)

 

 

前者は5枚書いた中の1点を、後者は1枚だけ書いて出品しました。もう少し書きたかったのですが、時間的な余裕がなかったので、この2点を出品しました。

 

 

 

 

 

 

 

それでは、今回展の結果です。

 

 

 

 

 

 

 

 


 今回展では、『優秀賞』(上位約0.6~1.7%を受賞しました。「優秀賞」の受賞は、今回展で3回目になります。


受賞作品は「伊都内親王願文」(左)です。大変狭き門での受賞ですので、とても大きな励みになります。

 

 

そして、今回の展覧会の詳細は、以下になります。




○会場:澤乃井ガーデンギャラリー

 〒198-0172 東京都青梅市沢井2丁目770

 TEL 0428-78-8210

 

○期日:令和6年5月31日(金)~6月2日(日)



 

自然豊かな場所での開催で、他にもいろいろ楽しめますので、観光を兼ねて訪れてみてはいかがでしょうか?

 

 

それでは、この度も大変お世話になりました審査員の先生方をはじめ、日本書字文化協会 の皆さま、関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。また、次回展へも出品できるよう頑張りたいと思います。

 



<追伸>

書友展』のご案内です。


今月末5月31日(金)の申込書締切〔作品締切は6月7日(金)〕です。私も、前回展に出品しましたが、とても楽しく出品できる書道展です(ご案内の最後に、詳細を掲載してあります)。


以下、本展のコンセプトです。

『「手書き離れが進む今の時代だからこそ、たくさんの人たちに書道の魅力を知ってほしい」との思いから、 ”書友社が新たに企画した誰でも気軽に参加できる書道展覧会” です。』


「課題部門」「自由部門」の他、お酒のラベル になるユニークな『特別部門』 も用意されています。用紙は「半紙版」です。


詳細は以下をご覧ください。ぜひ、出品してみてください。とても楽しいと思います(^^)