バタバタしているうちに、もう9月になりました。今年もあと4ヶ月ですね。
先日〔8月26日(水)〕、日本書字文化協会主催「第5回 全国臨書展」の結果が発表されました。今回展で、4回目の出品になります。
今回展は、このような状況下ですので、東京・青梅「澤乃井ガーデンギャラリー」で開催されている展覧会が中止になりました。とても残念です。
前々回、「大賞」を受賞させていただいた時に一度伺いましたが、奥多摩の自然豊かな環境を満喫させていただきました。東京にも、こんなに自然豊かな場所があるんだなぁ~と思いました。
また、十数種類の日本酒の利き酒ができる場所で、富山からいらした方と意気投合し、楽しいひと時も過ごさせていただいきました。少し飲み過ぎたかなぁと思います。
以下、展覧会場などです。晴天で新緑の鮮やかな時期でした。
本臨書展は、毎回入賞者数が非常に少なく、大変狭き門です。
また、本臨書展の審査員の中には、「日本武道館書道展」や「ふれあい書道展」、「佐久全国臨書展」で審査をされている先生方もいらっしゃいます。
そして、今回展の出品総数は925点です。
本臨書展には、臨書の部(1)「高校教科書掲載の部」と、臨書の部(2)「常設課題の部」と他の部があります。
詳細は、コチラ です。
そして、褒賞は以下になります。回を重ねるごとに、特別賞の数が増えつつあります。
<特別賞>(各1名)〔上位約0.5%〕
◎大賞
◎中央審査委員会賞
◎日本書字文化協会会長賞
◎青梅市日本中国友好協会会長賞(一般)
◎日中文化交流促進会理事長賞
<優秀賞>(12名:うち一般3名)〔上位約1.3%〕
※賞状、大型楯、澤乃井ガーデンギャラリー展示(今回展中止)
・選外(918名)〔約99.2%〕
本臨書展には、「第2回」から出品させていただいていて、3回展連続で、特別賞をいただいています。
以下、受賞名と受賞作品です。
◎第2回展 … 日本書字文化協会会長賞(第2位) 臨 張継「楓橋夜泊」
◎第3回展 … 大賞(第1位) 臨 空海「灌頂記」
◎第4回展 … 日本書字文化協会会長賞(第3位) 臨 空海「灌頂記」
次に、今回展に出品させていただいた作品2点です。
左は「灌頂記」、右は「曹全碑」です。
「灌頂記」は、今年の年明けの「日本武道館 書初め大展覧会」の作品作成時(昨年12月)に書いたものです。武道館展では、同じ題材の作品を出品し、特別賞「審査委員長奨励賞」(以下)をいただきました。
ただ、もう一方の曹全碑は、ほとんど練習しないままの出品でしたので、とてもお恥ずかしい作品になりました。
それでは、今回展の結果は コチラ です。
今回展では「優秀賞」(上位約0.6~1.8%)をいただきました。特別賞ではありませんでしたが、大変狭き門での受賞ですので、大きな励みになります。
今回展は、主催者の方がかなりご苦労された中での開催だったと思いますので、大変ありがたく、そのような意味でも受賞の重みを感じます。ありがとうございました。
それでは、今回展でもお世話になりました審査員の先生方をはじめ、日本書字文化協会の皆さまに、心から感謝申し上げます。また、次回展へも、勉強のため出品させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
<追伸>
今回展の出品作品郵送封筒です。まあまあでしょうか?