本日、帰宅しましたら、郵便ポストに 「第30回 高円宮杯 日本武道館書写書道大展覧会」の結果通知が届いていました。

 今回で2回目の出品となります。欲張って、上限の5点を出品させていただきました。1年前の出品時と比べると、臨書の勉強を中心にしていましたので、まあまあの作品が書けた感じがしていました。

 今回の賞の内訳は、今年の1月に出品させていただきました日本武道館主催の 「第50回 全日本書初め大展覧会 」とほぼ同じですが、「特別賞の最上位賞」と「その他の入賞」が微妙に違いますので、その部分のみ書き出します。

 <特別賞>※入賞点数及び割合は、前回( 第29回展 )のもの

 ○高円宮賞(毛筆1点)
 ○内閣総理大臣賞(毛筆1点)
 ○日本武道館大賞(毛筆・硬筆各1点ずつ)
 ○衆議院議長賞(毛筆1点)
 ○参議院議長賞(毛筆1点)
 ○文部科学大臣賞(毛筆・硬筆各1点ずつ)
 ○日本武道館会長賞(毛筆8点、硬筆2点)
 

 ※ここまでが、授賞式出席対象、賞状(特大)、副賞(氏名入り超大型~大型楯)、本表装作品展示、受賞者名簿に顔写真・所属・氏名・作品写真(大)掲載(毛筆・硬筆合わせて、約0.1%) 
 

 ○日本武道館理事長賞(毛筆15点、硬筆11点)
 ○中国大使館賞(毛筆・硬筆各1点ずつ)
 ○東京都議会議長賞(毛筆・硬筆各1点ずつ)
 ○全国都道府県教育長協議会賞(毛筆4点、硬筆2点)
 ○全日本書写書道教育研究会賞(※以下すべて同じ)
 ○全国都道府県立武道館協議会賞
 ○日本PTA全国協議会賞
 ○(以下書き初め大展覧会と同様の報道関係各社11賞)
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 ○審査委員長奨励賞(毛筆31点、硬筆12点)
 ○日本武道館奨励賞(毛筆51点、硬筆25点)

 ※ここまでが、授賞式出席対象、賞状(大)、副賞(氏名入り大型~中型楯)、仮巻表装作品展示、
受賞者名簿に所属・氏名・作品写真掲載(毛筆・硬筆合わせて、約1.2%)(約1.8%) 
 
 <入賞>
 
 ○日本武道館賞(毛筆・硬筆合わせて、約8%) 

 
 ※ここまでが、賞状(中)、副賞(小型楯)、受賞者名簿に所属・氏名掲載

 
 ○大会奨励賞
(毛筆・硬筆合わせて、約21%)
 

 ※ここまでが、賞状(中)、副賞(ミニ楯)、受賞者名簿に氏名掲載
 
 ○特選(毛筆・硬筆合わせて、約22%)
 ○金賞(
毛筆・硬筆合わせて、約20%) 
 ○銀賞(
毛筆・硬筆合わせて、約15%)
 ○銅賞(
毛筆・硬筆合わせて、約13%)

 ※ここまでが、賞状(小)

 
  
さて、私が1年前の「第29回展」に出品させていただいた作品は、書道を再開して本当に間もなく、その時は、まだ出品作品の画像を記録していませんでしたのでありませんが、以下と同等な3点を出品させていただきました。お恥ずかしいですが、アップします(*_*)
 







 形にばかりこだわってしまい、線質や全体構成も単調で、自信のない書きぶりです(T_T)

 しかし、思いもよらず、一番上の創作「游雲驚龍」で 「大会奨励賞」 に入賞させていただき、とってもビックリしたのと同時に嬉しかった記憶が蘇ってきますね!

 下2つの王羲之「蘭亭序」は、特選と金賞でした。

 
 1年経った今年は、以下の5点を出品させていただきました。







   










 まだまだ難点は多々ありますが、30年以上前のことを思い出しつつ、約1年間かけて、自分なりに、生まれて初めて取り組んだ臨書を勉強してきた成果が少しずつ、いろいろなところに出てきたような気がします。

 大作は書かずに、ひたすら安価で同じ紙質の半紙と、気に入った1本の同じ筆を使って書き続けてきたんだなぁ・・・と、今、しみじみした気持ちになります。

 仕事の合間を縫って、少しの時間に集中力を高めて、細く長く焦らず、楽しく、疲れをためないよう、そして、家族にも迷惑をかけないようにやってきました。

 ただ、家族の協力は、けっこう大きかったので、とても感謝しています。ありがとう~m(_ _)m

 
 それでは、私の今回の結果です。






 日本武道館事務局の方に連絡をしたところ、この5点の中では、あまり練習をしなかった作品でしたが、上から3番目の弘法大師「灌頂記」「太僧衆數」が特別賞の 「審査委員長奨励賞」 に入賞させていただいたようです!


 この題材は、あまり他の書道展にも出品させていただいたことがなかったのですが、初めて特別賞に入賞させていただきましたので、そういう意味でも嬉しく思います(^_^)v


 メインの作品練習の合間に、ちょこちょこと数枚程度練習していた作品だったのですが、今回、まずまず書き上げることができましたので、出品させていただきました。ただ、上の2文字と下の2文字の大きさがあまりに違ってしまいましたので、どのような評価になるのかなぁと思っていました。


 昨年度、大変お世話になった同じく弘法大師の「胎藏灌頂」の続きとして、これからの書道展にメイン作品の一つとして、継続出品も考えてみようかなぁと思います(^_^)v




 今年2月に行われた日本武道館主催の 「第50回 全日本書初め大展覧会 」 に引き続き、同じ特別賞を受賞させていただき、大変光栄に思います。ありがとうございました!

 もちろん、今回の特別賞も大変嬉しいのですが、先ほど書きましたように、それ以上、1年間頑張ってきたんだなぁという満足感の方がとても大きいです。

 上位賞入賞は大変励みになり、次回の出品へのエネルギー源になるのは、もちろんなのですが、気障っぽくなると思いますが、やはり今は、入賞より自分の頑張りに満足しています。

 また、書道をやっていることで、いろいろな方々と出会え、様々な体験をさせていただいたことにもすごく感謝したいと思います。

 多くの方々がいらっしゃるからこそ、私がこのように良い思いをさせていただけているので、今度は、少しずつではありますが、多くの皆さんに、書道をはじめとして、少しでも恩返しができたらいいなぁと思っています。


 今回、私は仕事の都合上、8月31日(日)に東京で行われる展覧会と授賞式には、残念ながら出席できませんが、受賞者の皆さま、そして、大会関係者の方々にとって、思い出に残る素晴らしい会になりますよう心からお祈りさせていただきます。

 この度は、審査員の先生方をはじめ、大会関係者の方々には、大変お世話になりました。本当にありがとうございました。この受賞を大きな励みにして、益々精進してまいりたいと思います。今後とも、よろしくお願いいたしますm(_ _)m