3月になり、ぽかぽか陽気ですね。


先月初旬〔2月4日(木)〕、「第9回 金澤翔子美術館賞 書き初め展」の結果通知が届きました。前回展に引き続き、2回目の出品になります。

 
 
本書き初め展の詳細は、コチラ をご覧ください。
 
褒賞等は、コチラ です。
 
 
前回展に引き続き、全紙作品を出品しました。顔真卿「裴将軍詩」の臨書作品です。
 
 
金澤翔子さんは、堂々とした力強い素晴らしい作品を書かれますので、2回展連続で、そのような作品を出品しました。
 
 
この作品は、2017年の「第6回 佐久全国臨書展」の出品に向けて書いた作品のストックしてあるうちの1枚です。
 
 
今回は違う書道展違う書道展に出品したのですが、同じ時期に書いた作品を、回をずらして、後に出品した時の方が、かなり高い賞を受賞させていただいただいたことが、けっこうあります。
 
特に驚いたのが、「大東文化大学全国書道展での審査結果です。
 
以下、初めて書いた木簡」の半紙臨書作品です。どちらも「第56回展」への出品に向けてに書いた作品です。
 
 
 
 
 
 
とてもお恥ずかしいのですが、書道を再開する8年前まで、隷書は全く習ったことがなく、この時、生まれて初めて我流で隷書の臨書作品を書きました。
 
 
○第56回展 「金賞」(上位約19~43%)(この回は、他の作品が特別賞受賞)
 
◎第57回展 … 特別賞「大東文化大学書道研究所所長賞」(上位約0.4~0.5%
 
 
もちろん、どちらの回も複数点出品していますが、同じ時期に書いた同じ作品を、しかも2回展連続で出品して、こうも評価が違うのに、とても驚きました!
 
しかし、今改めて見ますと、57回展作品の方が良いのかなぁとも思い、ただ、56回展作品は、落款が上手くなく、本文とマッチしていない感じがします。

また、大東文化大学書道展では、このような書風での特別賞入賞作品は、ほとんど見られませんので、それにも驚きました。
 
 
まあ、自分の作品の選び方が、まずかったなぁと思い、この特別賞受賞から、余裕のある時は、私を含めた家族参加形の自宅審査を取り入れ、出品しています(^^)
 
この方法の方が、審査員の先生方の評価が良いみたいで、さらに、これが家族の潤滑油にもなりますので、けっこう一石二鳥かなぁと思って楽しんでいます !(^^)!
 
 
複数点出品できる書道展には、新しい題材の出品作品とともに、上記のように、以前書いたストック作品を混ぜて出品することもあります。そのために、常時ストック作品を貯めてあります。
 
 
昨年末前からバタバタしていて、筆を持つことが、ほとんどできませんでした。

ですので、1月の書道展(書き初め展など)で、複数出品可能なものへの出品作品には、2~3年ほど前に書いたものをけっこう入れて出品しました。
 
それゆえ、これからブログに掲載予定の書道展の受賞作品も、また、このような現象が起こりましたので、後日、掲載したいと思います。
 
 
ここまで、長々と失礼いたしました m(__)m
 
 
 
本題に戻ります。
 
 
前回展へも、第8回 佐久全国臨書展 の出品に向けて書いた 空海「灌頂記」の全紙作品のうちの1枚を出品しました。全紙の大きな紙に、「胎蔵」の2文字を書きました。
 
 
全紙作品は、毎年、お盆休みに数枚書くだけですので、やはり、ストックして、書道展に出品しています。
 
初出品の前回第8回展では、特別賞「いわき市長賞」(第4位)を受賞させていただきました。
 
 
 
 
それでは、今回展の結果です。
 
 
 
 
 
今回展は、特別賞「トーカンオリエンス賞」(上位約0.5%・第7位)を受賞させていただきました。
 
今回展では、出品総数(人数)1,475点(人)のうち、特別賞10入賞48点計58点 (上位約4%でしたので、とても狭き門です。このような中での受賞ですので、大変嬉しく大きな励みになります。
 
2年連続での特別賞の受賞ですので、正直驚いています!
 
一般の部は、前回・今回展ともに、特別賞(同名賞)2名金賞3名5名のみで、全く同じ受賞結果でした。)
 
 
この中の学生の受賞者の皆さんは、日本武道館書道展、大学主催の書道展、ふれあい書道展、等々で、「文部科学大臣賞」級の最上位特別賞を受賞されています。
 
そのようなハイレベルの本展での受賞ですので、とても励みになります。学生の皆さんの作品は、本当に唸るほどレベルが高く、素晴らしい作品ばかりです!
 
 
今回展は、残念ながら、表彰式が中止になりましたので、審査結果と一緒に、賞状、副賞などが直接送られてきました。金澤翔子さんの書道展の講評などが入ったDVDも同封されていて、びっくり感激しました!

その代わりに、展覧会が延長され、受賞作品58点が長期間展示されますので、お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

○場所:金澤翔子美術館 

    〒972-0163 

     福島県いわき市遠野町根岸字横道71番地
     TEL:0246-89-2766
 
○期日:令和3年2月11日(木)~3月30日(金)午前10時~午後4時、水曜休館日(ただし、水曜日が祝日の場所は、その翌日が休館日)


次に、いただいた賞状や賞品などです。
 
 
 
 
この日めくりカレンダーは、毎日、翔子さんの作品とお母さまの泰子さんの思いが文章で書かれていて、毎日、朝起きたら、すぐに作品を見て、読ませていただいています。
 
そうすると、一日がとても前向きに清々しく過ごせ、なにくそ!がんばるぞ!!という気持ちにさせていただけます(著作権の関係上、中身が掲載できなく残念です)。

 
 
 
至れり尽くせりで、とても嬉しく思います。このような状況下ですので、特にDVDを見て、気持ちがとても癒やされました(^^)

 
また、翔子さんの you tubeTwitter です。特に、「you tube」は、チャンネル登録数10,000人を目指しているそうですので、ぜひご覧になって、登録にご協力ください。「you tube」の今日時点でのチャンネル登録者数は、2,540人 です。
  
 
そして、今回展の私の受賞展示作品です。展覧会にお伺いできませんので、画像をメール送信していただきました。
 
 
 
それでは、この度も大変お世話になりました 金澤泰子・翔子両先生、そして、金澤翔子美術館の職員の皆さま、関係者の皆さまに、心から感謝申し上げます。これからの翔子先生の益々のご活躍を心からお祈りしております。素敵なお母さまと末永くお幸せに…。
 
また、次回展へも出品させていただきたいと思います。
 
 
最後になりましたが、両先生のご講評を掲載します。
 
 
今回は、久しぶりにいろいろ書かせていただきました。ここのところ、バタバタでしたが、やっと落ち着いて記事が書け、気持ちがホッとしました(^^)
 
また、後日、書道展の結果を掲載しますので、ご覧いただければ嬉しく思います。
 
 
<追伸①>
また出品作品郵送封筒です。今回も角0版の大きな封筒に書きました。いつものように下書きをせず、速攻で書きました。住所が長く、書いていて収まり切るかなぁと思いましたが、何とか収まりました。
 
まあまあでしょうか?
 
 
 
<追伸②>
ようやく腕を持つ時間が少しできましたので、半切1/2の紙青墨で、「瀧」の一字を書きました。3枚書いたうちの1枚です。
 
撮影時の光の関係で、墨色がかなり青っぽくなってしまいましたが、実際は、もっと灰色がかった墨色です。
 
それほど大きな瀧ではありませんが、滝壺に勢いよく流れている感じを思って書きました。今の自分の心境を表現したつもりです。
 
青墨で書くのは、今回で3回目で、いろいろ分からないことが多く、まだまだ初心者ですので、これから勉強したいと思います。独学ですので、またコメントなどで、講評していただければありがたいです。
 
昨年の書道展で、青墨で初めて作品を出品しました。

1回目は、「第42回 千字文大会」、2回目は、「第1回 一文字書展」です。
 
 
久しぶりに筆を持って、溜まっていたものが無くなり、気分がとてもスッキリしましたので、ありがたかったです!

 
それでは、今回は、とてもとても…長い記事でしたが、最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m 途中、間違いなどがありましたら、すみません m(__)m