8月になりましたが、ようやく例年より長かった梅雨も全国的に明けはじめ、太陽の日差しとともに、暑さが厳しくなってきました。
まずは、
先日〔7月31日(金)〕、日本書芸術振興団主催 「第1回 一文字書展」の結果が発表されました。今回が「第1回展」ですので、初めての出品になります。
このような状況下ですので、半紙に大きく一文字を書くことで、気持ちが晴れ晴れしました。開催していただき、ありがとうございます。
以前、ブログを見てくださっている皆さまに、一文字書を選んでいただいたこともありました(コチラ)。
その節は、ありがとうございました。今回展への出品の参考になりました。
そして、本書展の詳細は、コチラ です。
また、褒賞は以下の通りです。今回展の出品総数は約220点です。
◎大賞…1名(上位約0.5%)
※賞状、副賞(図書カード1万円分)、インターネット展覧会展示
◎準大賞…1名(上位約0.5%)
※賞状、副賞(図書カード5千円分)、インターネット展覧会展示
◎金賞…10名(上位約4%)
※賞状、副賞(図書カード1千円分)、インターネット展覧会展示
◎入選…56名(上位約25%)
※賞状、インターネット展覧会展示
・落選…約150点(約75%)
このブログを書いていましたら、ちょっと振り返ってみようかと思い、7年前から出品していた一文字書関係の書道展名と出品作品を掲載してみました。
一昨年まで出品していたという書道展がありましたが、「第10回展」で終わってしまい、とても残念でした。
・「朗」…一文字準大賞(第2位)半紙
この書道展にも「一字書」部門があります。
・準特別賞「賞候補特選賞」(無)半紙
年2回行われるこの書道展は、いろいろな作品を1点300円で出品できます。
・準特別賞「筆都大賞」(無)半切1/2
この書道展には、「少字数書」部門があります。この部門は、1~2文字の部門です。
・特別賞「佐賀新聞文化センター賞」(聲)半切1/2
このコンテストは、その年1年の目標とする一文字と、その理由をはがきに書くというユニークなコンテストです。今回展から、「日本」→「世界」に変わりました。
・健…特別賞「大分ケーブルテレコム賞」
・蔵、尊、聲…推薦書作家賞(無鑑査)
この書道展は、毎年、違う課題がきめられていますが、「誠」の一文字だけは、毎年同じ課題になります。
・近藤勇賞(第2位)半紙
○安芸全国書展
手島右卿先生の出身地である高知県安芸市の「安芸市立書道美術館」の主催です。日本の最大級の書道展で入賞されている方が多く出品しているハイレベルな書道展です。
高校3年生までお世話になった私の師匠が、右卿先生とご縁があるようです。
・入選(聲)全紙
今こうして見ますと、とっても懐かしい作品もあります。
そして、
前置きが長くなりましたが、今回展に出品させていただいた2作品です。
「墨」と「冠」です。ともに生まれて初めて「青墨」を使い、いつもの羊毛筆で書きました。この墨は、滲みがきれいで、水での薄め加減によっては、筆を走らせた跡(外形)がくっきり残り、立体感が出て、とても面白いです!
それでは、今回展の結果です。
今回展では、「墨」が金賞(上位約1~5%)、「冠」が入選(上位約5~30%)を受賞させていただきました。
落選が多い中、2作品とも入賞させていただき、とても嬉しく思いますが、少々恐縮もしています。
また、初めて青墨を使った作品が入賞できたので、大変励みにもなります。今後、また少しずつ、漢字作品、仮名作品に応用していきたいと思います。
それでは、今回展も大変お世話になりました日本書芸術振興団の皆さまに、心から感謝申し上げます。このような状況下での審査等、ご苦労が多かったと思います。本当にありがとうございました。
また、次回展へも勉強のため、出品させていただきたいと思います。
次に、「第58回 南日本七夕書道展」の結果です。今回展で、8回目の出品になります。
「第55回展」の詳細は、コチラです。
今回展まで、すべて楷書で出品させていただいています。
本書で書道展の詳細は、コチラ です。
今回展の出品作品です。
今回展の課題は、画数の多く、バランスの取りにくい文字があり、余白を生かして、半紙に収めるのが大変でした。しかし、良い勉強になりました。
前回展までは、各回すべてで「入選」を受賞させていただきました。「入選」以上は、「鹿児島県歴史・美術センター黎明館」に展示されます。
今回展でも、「入選」(上位約5~10%)を受賞させていただきました。なかなかこの賞より上位賞にはなりませんが、ここでの課題(お手本)を他の書道へ生かしています。
今後も勉強のため、続けて出品させていただきたたいと思います。お世話になりました南日本書道会の皆さまに感謝申し上げます。
いつもの出品作品郵送封筒です。宛先名が長いので、文字を収めるのが、ちょっと大変でした。
<追伸②>
先日の4連休中に、1枚ずつ書いた顔真卿「祭姪文稿」 と 空海「灌頂記」です。ここのところ、半紙・半切ともに、臨書の練習はご無沙汰していましたが、久々に大きい全紙に臨書しました。
両方とも、まだまだ…いろいろぎこちない部分ばかりです。当たり前ですが、半紙に書くのとは訳が違います。
部屋が手狭ですので、全紙用の下敷きと、半切用下敷きが2枚しかありませんので、1日2枚だけですね。
全紙用の下敷きは、高校生の時に購入したものを使っているので、表裏ともに墨が染み込んでいて、バリバリ状態になっています。何度も買い替えようと思いつつ、数十年経過した今現在も使い続けています。
けっこう愛着がありますね(*^^)v
もう少し使おうかなぁ~~。
今回は、とても長くなりましたが、最後までご覧いただき、ありがとうございました。