アンパンマン、新しい材だよ!
というワケでオオトラカミキリ幼虫の移動について

まず、交換する材について
意味があるかどうかはわからないけど、伐りたての材はヤニが出てしょうがないから数日放置している。
なんとなくだけど、多少違うんじゃないかとキョロキョロ




■用意したもの
・新しい材
・マイナスドライバー
・輪ゴム
・木屑(食痕から採取しても良い)
・樹皮
・ゴムピンセット(クワガタの幼虫掴むヤツ)


材から取り出した幼虫を新しい材へ移動させる手順へ。


①マイナスドライバーで幼虫を穿孔させる為の穴をあける
樹皮下の白い部分が見えるくらい削る


②穴をあけた部分に木屑を擦り付ける
多少ヤニっぽいのが出る時があるからそれの対策を兼ねて(もちろん対策になっているかどうかは知らない)。
あと、幼虫が移動しやすいかな?と思ったから。

③落下防止の為に、剥がした樹皮をあけた穴に重ねて輪ゴムで留める。
樹皮がたくさん余ってるなら完全に囲ってやるのもアリ。

④穴の部分に軽く木屑をまぶす

⑤ゴムピンセットで掴み、穴の近くに幼虫を設置

木屑がたくさんあるなら、幼虫のうえに木屑をかけておく。理由は、なんとなく。

⑥放置
たまにちゃんと潜っていってるかを確認する。
断面を移動して落下するようなのもいるし、材によってはヤニが多く出る場合があるみたいで、後者は幼虫が材に入るのを超絶拒否しまくるからそれを判断出来る。
今回、↑のような状況になった幼虫は仕方ないから少し太めの材に同居させてもらうことにしたあせる


⑦幼虫が予定通りに穴に入らない場合
空けた穴に幼虫を入れて、その上から少し木屑をかけたあと、樹皮でフタをする。

最初から⑦をやった方が無難かもキョロキョロ


それでも落下するアホの子が発生する可能性があるから数日はケースの中に直置き。

⑧数日もすれば幼虫が穿孔して木屑がモリモリになってくるから、オアシスを下に敷いてやる

↓見辛いと思うけど、下にオアシスを敷いた



移動先の材でも元気に成長してくれると良いけど、
全然わからないからな。移動時にこちらの気付かない所で傷が付いてたりで★になる可能性もあるし・・・。

次回は来年の2月くらいに材交換になるのかな。
材の状態見つつだけど。


過去のオオトラカミキリ関連の記事は以下から
採集についてはこちら


材交換についてはこちら