渡部遼介オフィシャルブログ「Ryosuke’ Note」powered by アメブロ -258ページ目

みんなの想(おも)い

空気は水をはらんで緑のにおいがした。現地に来ればなっとくのこの雰囲気も、準備段階で用意が足りないのは、都会でしか生活していないぼくの経験不足だと思う。

それでも四国の人々が当然のように受けているこの恩恵をありがたく感じられるのが、東京でも公開されるこの作品で少しでも伝わればいいなぁ。


今回は13-4才の何人かの女の子が主人公。じっさいに成長していく上で多くの年輩と出会い、なんでも糧(かて)にして成長していくとは思うのだけれど、省(かえり)みてじぶんがその頃にはナニモノでもなかったなあ。。。と重ねたり。

今回は子役が多いぶん、とにかく周りが全員保護者。今の時分(じぶん)で彼らにはまだ知る必要がない、と信じた感性でみんなが動いている。

日ごろは見せない、それぞれの価値観が興味(きょうみ)深い。

うどんの練習

主人公の父親であるじぶんは、さぬきうどん屋の主人でもある。こねたうどんを延ばして切って。。。

洋食やファミレス、いろいろな飲み屋の厨房にも入ったが基本、油を使わないのでこびり付いた汚れはない。たいへん清潔な雰囲気。


昼飯はもちろんさぬきうどん。特大の釜に入れられたたっぶりのお湯が食欲をそそる。

撮影中に練(ね)った粉はものの数十分ですぐにひび割れ、代わりに持ってくる素材はいつも新鮮な手触(てざわ)り。手のひらで味が解(わか)るようだ。

コンビナート

深夜バスで香川県の高松市へ。新宿の西口から放たれたバスはわりと高速で、追い越し車線のトラックをあおっては追い抜いていく。

四国へはそのむかし舞台公演で訪(おとず)れたことがあって、瀬戸大橋を渡っているときに島全体がまるで工場に見えた。といっても、かれこれ20年近く前になる。
コンビナートに立ち上(のぼ)る煙突が、眼下に広がる大海原(おおうなばら)とは対照的にやけにメカメカしかったのを覚えていた。

旅は自粛(じしゅく)してきた。好きなことをしているのに、バイクと同じ、なんだか贅沢なようで。ほんとうは一番見聞(けんぶん)を広めなければならないはずの職種なのに。

ともあれ、飛行機で海を越えるより、わくわくする。