コンビナート | 渡部遼介オフィシャルブログ「Ryosuke’ Note」powered by アメブロ

コンビナート

深夜バスで香川県の高松市へ。新宿の西口から放たれたバスはわりと高速で、追い越し車線のトラックをあおっては追い抜いていく。

四国へはそのむかし舞台公演で訪(おとず)れたことがあって、瀬戸大橋を渡っているときに島全体がまるで工場に見えた。といっても、かれこれ20年近く前になる。
コンビナートに立ち上(のぼ)る煙突が、眼下に広がる大海原(おおうなばら)とは対照的にやけにメカメカしかったのを覚えていた。

旅は自粛(じしゅく)してきた。好きなことをしているのに、バイクと同じ、なんだか贅沢なようで。ほんとうは一番見聞(けんぶん)を広めなければならないはずの職種なのに。

ともあれ、飛行機で海を越えるより、わくわくする。