内大臣鎌足の大臣、藤氏の姓賜りたまひての年の十月十六日に亡せさせたまひぬ。御年五十六。
大臣の位にて二十五年。この姓の出でくるを聞きて、紀氏の人の言ひける、
「藤かかりぬる木は枯れぬるものなり。いまぞ紀氏はうせなむずる」
とぞのたまひけるに、まことにこそしかはべれ。
「き(木)」は「き(紀)」を思わせる。
藤かかりぬるきは枯れぬるものなり。
いまぞ紀氏はうせなむずる。
藤が掛かった『木→紀』は枯れてしまうものだ。そのうちきっと紀氏は滅んでしまうだろう。
1450年頃、ヴェネツィアにIl codega(コデガ)という職業が誕生しました。この職業は、日本で云うところの水先案内人ならぬ、道先案内人です。
ヴェネツィアでの夜間の襲撃や強盗の増加に対し、総督によって提案されたそう。
最も暗い街にいる人々に光(ライト)の使用を義務付ける法律が承認されました。
承認により、ヴェネツィア人は夜間に道を照らす蝋燭、ランプ、そして小さなランタンを持って街を歩く習慣が身に付きました。
そして、貴族などは、自らランプを持つことはなく(貴族ですもの😂)、安全の為にもランプ、ランタンを持って家まで同行してくれる「🏮光の案内人🏮」を雇う様になりました。
突然のお義父さんからの電話。
主人の弟が倒れたことを知りました。
連絡待ちをしてましたが、
連絡が来ないのが気になり、勝手とは思ったが、夜には切符を手配し、翌朝宮崎に行くことを決めました。
が、残念なことに、私が宮崎についた時には、
もう病院のベッドには既にいない状況でした。
安置所で眠る義弟の顔は、
穏やかで綺麗で、
寝ているようでした。
そして、お棺のなかに愛煙してたキャメルを
お父さんに入れてもらい旅立ちました。
が、義弟が天国にいって迷うことはないでしょう。
だって、天国には主人(兄)がいます。
主人は、
必ず弟の為に🏮コデガ🏮になるでしょう。
怖がりの主人ですが、
とまどう弟を安心させて、
暗い道もリード&ガードするはずです。
この世が至高の場所ならば、
死ぬことは嫌でしょう。 怖いでしょう。
でも今、この世は至高の場所でしょうか??。
肉体の苦しみから開放され、
心の痛みからも開放され、
新しい世界に行けるなら、
なんと素晴らしいことか!と。
弟の顔を見て、
「ありがとう」「行ってらっしゃい」
そう伝えました。
宮崎空港のブーゲンビリア。
主人を育んだ宮崎、大好きです。
キース・ジャレットの1984年の東京公演、
【Over the rainbow】だ。
ビアノの響きがすべてメッセージ、
涙が止まらない...。
音楽も絵画も演劇も、
芸術とはそう言う存在なんだ。
いつの時代も、
いや、こんな時代だからこそ、
芸術は人々の心を癒し、光を与える。
【Over the rainbow】
Somewhere over the rainbow, way up high
And the dream that you dream of
once in a lullaby
somewhere over the rainbow
blue birds fly
And the dreams that you dream of
dreams really do come true
Someday I’ll wish upon a star
wake up where the clouds are far behind
me Where trouble melts like lemon drops
High above the chimney top
That’s where you’ll find me...
虹の向こう側
遥かな高いどこかに
いつか聴いた子守唄の夢の世界
虹の向こうのどこかに
青い鳥が飛んでいる場所がある
本当に願う夢が叶うそんな場所
いつか星にお願いをしてみる
雲がはるか向こうに見える場所で目が覚める
そこは争いがレモンドロップのように
消えるという場所
煙突のてっぺんよりも
もっともっと高いところ
あなたがわたしをみつけてくれるところ...
「やっと良さが分かったかい?」
夫の声が聞こえる😌。
ちなみに...
キースは2018年2月と5月に脳卒中を起こし、左半身が麻痺。「当初は深刻さを理解していないかった」というキースは、症状が現れたのちに病院に運ばれ、徐々に回復し退院するも、自宅で症状が再発。
回復を祈ります。
中島公園の藤棚が満開でした。
藤はそもそも自立することができない。
ですから、野生の藤は近隣の樹木に絡みついて花を咲かせるそうです。
かなり、怖い...。
「藤かかりぬる木は枯れぬるものなり。
いまぞ紀氏はうせなむずる」
大鏡「道長(藤原氏物語)
内大臣鎌足の大臣、藤氏の姓賜りたまひての年の十月十六日に亡せさせたまひぬ。御年五十六。
大臣の位にて二十五年。この姓の出でくるを聞きて、紀氏の人の言ひける、
「藤かかりぬる木は枯れぬるものなり。いまぞ紀氏はうせなむずる」
とぞのたまひけるに、まことにこそしかはべれ。
「き(木)」は「き(紀)」を思わせる。
藤かかりぬるきは枯れぬるものなり。
いまぞ紀氏はうせなむずる。
藤が掛かった『木→紀』は枯れてしまうものだ。そのうちきっと紀氏は滅んでしまうだろう。
もっと怖い😱😱。
主人の三回忌の為、宮崎にJAL移動で帰省した。
機内では、総じて退屈な時間が発生する。
また、ドリンクカートがカタカタと近づく音を聞くと、喉が乾いていなくても..
「アップルジュース」を頼んでしまう😂
てな、感じ。貧乏性だ。
そんな時、
機内誌は待ってました❗とばかりに
私の視線を機関紙に向かせる。そして、
まんまと私はJALの機内誌【SKYWARD】におもむろに手を伸ばす。
パラパラのめくってると、
浅田次郎の【つばさよつばさ】
第246回〜下戸の来歴〜が目にとまる。
「導きかいな?」と、読み始めると〜
著者のお酒が飲めない(飲まない?)がゆえの
さみしく辛いエピソードが溢れていた。
私もお酒が飲めない。
「わかる、わかる〜」と心で頷きながらあっと言う間に読んでしまった。(三回読み返した☺️)
全部記載は出来ないが、一部を記載します。
お酒にまつわる旅でのおはなし。
だが、親のせいにするわけにもゆかぬし、
説明するのも面倒なので、あるときうまい理由を考えた。
「酒を飲んだら読み書きができないでしょう」
よくもぬけぬけと。
しかし小説家がそう言えば、人々は「お!」と唸って下さる。この際、余分を言ってはならぬ。
ただし、まったくの虚言というわけではない。
酒は時間がかかる。
飲んでいる時間に酔っている時間が加わるからである。つまり読み書きの時間に関して言うなら、下戸の私はかなり有利である。
そしてひたすら物食いながら、果てもないワイン談議に耳を傾ける。
おい。そんなにうまいのか。
(後略)
お酒は飲めないが、酒の肴は大好きな私。
まさに私も【下戸の肴荒らし】です。
夢を見ていた。
大好きなオペラ歌手の名前が思い出せず
モヤモヤイライラもがいてる夢。
ラウラでもない...
ローラでもない...
ほら!夜の女王のアリアが素晴らしい
迫力あるソプラノ!あの歌手!!。
ハッと目が覚めたら、
スッと出て来た。
【RIPPLE】はあります。
主人は北海道に来てから、ラムが好きになり、
お肉の中で一番好きなのは〜
『ラム!🐑』
と、宣言してました☺️。
ビール園で食べるジンギスカンは
皆が笑顔で楽しい!
🪅バースデージンギスカン
となりました。
主人の笑顔☺️も見えました...
そんな、気がします😌💗。
無事に宮崎にて、三回忌を済ませました。
お気遣いありがとうございました。
今日3月20日は⛪結婚記念日⛪。
夫の新しい誕生日[命日]も
もちろん、大切ですが〜
まだまだ、苦しい思いが伴います。
が、
結婚記念日は、尊いです、愛おしいです。