Ryoh's Blog
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お知らせ

かなり前から移行していたのですが、アメブロからブロガーにブログ拠点を移しました。

最近はかなりの頻度で更新しています。

とゆうわけでよろしくお願いします。

新しいブログ

川の流れは冷たくて

すこぶる体調が悪い。

明日は早いから
早めに帰宅して、早めにベッドに入ったけどなかなか寝付けない。
諦めて屋上に行って、iPhoneの音量を下げて、Sigur Rosを流しながら、
タバコをふかしてた

ただぼんやりしてた
頭の中のあちらこちらから、想いの破片が集めっていくように、一カ所へと向かっていった
見えなかったカタチが影を引き連れて、段々とそのカタチを帯びていくのが感じられた
それは幼い時の追憶であったり、高校生の頃の稚拙なアイディアの断片であったり、つい昨日見た風景だったりする訳だけど
バラバラのガラスを熱で溶かして、時間をかけて冷却し、時間をおけばカタチを表すように
そこにあった気がする

高校生の頃、アメリカ行く前だったから、おそらく2年生の頃に
走ってコンビニ行って、原稿用紙に衝動で書き殴った一枚の話を続けていこうと思う
これがひとつの作品になったのなら
どこかで発表したいと思う

A Window to Culture

朝の8時にベッドに入り、2時間しか寝ずに授業に行ってきたのでクタクタです。
これも早く書いて、ロング昼寝を一刻も早く敢行したいです。
なるべく記憶がフレッシュなうちにと思ったので。

BGMに最近よく聴いているColdplayの"Shiver"を。

今日は授業と授業の合間に"Theories of International Relations"という授業の先生と個人面談をしました。

というのも前回のエッセイの評価が思いのほか、悪かったので。
メールでアポを取り、今日先生のオフィスに行ってきました。

具体的に悪かった点、日本とアメリカのペーパーの書き方の違い。
丁寧に細かく悪かった点を指摘してもらい、改善策のヒントをたくさんいただいた。

エッセイに関する話はほんの15分くらいで、そのあと40~50分くらいはあらゆることについて談笑した。

まず先生の経歴がとても興味深い。
生まれは旧ユーゴスラヴィア。
ホームはサライエヴォ。
アメリカにはrefugee(難民)として、移ってきたという。
ほんの3年前までパスポートを持っていなかった。
今はアメリカ国民で、セルビアの国籍も取得する見込みだそう。

イタリア、トルコなどでも長く教鞭をとっていたそうで、英語にも独自の訛りが聞こえる。

大学時代はFilm(映画)を専攻していたらしい。
今は政治理論。

日本語学習者の話に及んだ時

先生「今だと、アメリカで日本語の勉強を始める人の大部分がアニメやマンガをきっかけにして興味を持ったんだろうね。」

自分「ちょっと悲しいですが、その通りだと思いますね。」

先生「悲しむことないよ。それはCultureへのWindow(小窓)に過ぎないんだから。それを介して、文化、歴史、など興味の幅は広まっていくから。」

大学院の相談にものってくれた。
自分の大まかな関心を話すと、
だったら

Stanford、NYU、Chicagoが良いよと勧めてくださった。
Chicagoに関しては自分が前から目をつけていた大学の一つだったし、著名な政治学者が多く在籍している。
例えば今読んでいる教科書の著者であるJohn Mearsheimerなど。

近いうちに2~3年日本で政治学を教えていた教授と話す機会を個人的に設けてくださるらしい。
人の輪が広がっていくときほど嬉しいものもない。

他にもたくさんお話をしたんだけど、さすがに睡魔がまずいので割愛させていただきます。
ひとつ言えることはアメリカの先生は皆、親身でフレンドリーな先生が圧倒的に多い。

そして今日、Democracyの授業でMid-termペーパーが課された、タイムリミットは金曜の午後3時まで。
それもボチボチやらなくては。

ではでは
おやすみなさい

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クリエイティビティとマリファナ

BGMはMuseのStockholm Syndrome

マリファナを吸う、するとハイになる。
気分が高揚する、テンションが高くなる。
自分の中の門が開扉し、ナニカが開放され始める。
その程度によっては自分をコントロールするのさえ困難になる場合さえある。
とはいえ、適度に吸えば、本当に娯楽程度に楽しむことができる。

巷でよくいう、ニコチンも含んでないし、タバコよりも依存性は低いというのはあながち間違いでないと思う。

こっちでも正直、友達の大半が吸った経験がある。
常用してなくとも、トライしたことある人の割合は本当に7~8割近いんじゃないかなと思ってしまうほど。

この前、友達が何気なく言っていた一言がとても印象的だった。
「高校の時から、エッセイ書くときはマリファナ吸ってたなあ。」

クリエイティビティが断然にアップするらしい。
上述したように、ナニカが開放される。
脳を縛っていた鎖が一時的に解かれ、普段の自分じゃない自分が顔を出す。

線をなぞっただけの決まり文句や常套句ではなく、オリジナリティが噴水のように吹き出すらしい。
先生にも毎回、「独創的なエッセイね。」と褒められ、高評価をもらっていたらしい。

この間、オランダに行ってきた先輩も同調していた。
周知の通り、オランダはマリファナが合法なので、お金さえ払えば、気軽に購入できます。
先輩は確か、カフェで売られているヤツを吸ったと言っていたかな。
とにかくとてもフレッシュなやつだったそうで、ガッツリきまってしまったらしい。
言葉で描写することの出来ない歪な景色が先輩の世界を彩り、千鳥足でホテルまで何とか帰ったらしい。

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普段は目にすることの出来ない、自分の内側がえぐりだされ、反対側の自分が表象する。

こんな記事もあります。
「グラミー賞3冠のレディー・ガガが曲作りのために大麻を吸うと告白」

アメリカも州によってその規制の具合が本当に様々ですからね。

ヨーロッパでもオランダに片足、踏み入れた瞬間に、一国で害悪と見なされているのものが普通のものに変わる。
犯罪が犯罪でなくなる、誰かの単なる趣向、娯楽に変わる。
タバコとマリファナの差。
法律って一体何なんだろうか。

日本で生まれれば、基本的に「大麻」はいけないもの、犯罪という悪いイメージが基本的には植えつけられると思う。

それがもしタバコだったら?

大昔、どこかの国ではコーヒーが非合法で、飲んだ場合には厳粛に罰せられるという話を聞いたことがある。

麻薬の問題ほど、法律の脆弱さ恣意性をあぶりだす興味深いイシューもなかなかないと思う。
線引きが難しい。

いずれにしてもアムステルダム、行ってみたいなー。


そういえば、昨日の夜中、トイレ行ったら、二人吸ってたな笑
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Twitterの威力

遂にムバラクが辞任した。
世界は激動の時を迎えている。

この波のうねりの根源は何だろうか。
グローバリゼーションと一口に括ってしまうことは簡単だ。

何度も耳にするソーシャルメディアという言葉。
その役割は認識されている以上に巨大だ。

既存のメディア(テレビ、新聞)のボロが絶え間なく指摘されつづけ、Twitterをはじめとした、何もフィルターを通さない純粋な形でのメディアに注目は集まり、人々の情報収集の在り方がシフトしつつある。

今日は改めて、Twitterについて考えてみたい。
まだ自分自身、その全貌はつかみ切れていないし、その役割自体、膨張を続けている。

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今朝の中山教授(@tnak0214)のツイートが端的にツイッターを表わしていると思った。

「ツィッターは剣より強し」とはマックス・ブートの言。

これは先にみた、エジプトの件を揶揄しての言葉だろうが、まことに的を得ている。

ツイッターはまさしく時代を切り取る道具。
情報のシャワー。
最先端の情報は継起し、切れまなく、世界各地から発信され続ける。

そこには壁は一枚もない。

どこにいながらに世界を鳥瞰できる。

個人的に一番、ツイッターの恩恵を感じる瞬間は知の巨人たちとの出会いである。

今までは本の中の世界であった。
一方的にこちらが受け取る側。
そこにインテラクティブな流れはなかった。

ところが一度、Twitterを介せば、直接声をかけることができる。
予想以上に多くの返答が返ってくる。

今までリプライかえってきた主な有名人を挙げてみる。

・ホリエモン (元ライブドア社長) (@takapon_jp)
英語の重要性について議論。

・茂木健一郎 (脳科学者) (@kenichiromogi)

・藤田晋 (サイバーエージェント社長) (@susumu_fujita)

・堀義人 (グロービスグループ代表) (@YoshitoHori)

・宮根誠司 (ミヤネ屋司会) (@miyaneseijidesu)

・中田宏 (元横浜市長) (@NAKADAHiroshi)

・田村耕太郎 (前参議院議員) (@kotarotamura)
田村さんとは何度もツイートの交換をしています。

・ゴッチ (Asian Kung-fu Generationボーカル) (@gotch_akg)

・戸高賢史 (Art-Schoolのギタリスト) (@toddyphantom)

・田村淳 (ロンドンブーツ1号2号) (@atsushilonboo)

・東尾理子 (プロゴルファー) (@rikogolf)

などなど。

自分自身、あまり有名人に絡まないですが、絡むと結構な確立でリプライくるものです。
いつか孫さんからリプライもらいたいです。

こんなこと今までじゃありえなかったですよね。
まさしくTwitterの威力。

世界が広がった。

「Twitter」というアパートにみんなでルームシェアしてるみたい。
近況聞きあったり、旅の報告をしてみたり、食べているものや、天気、体調。

何気ないツイートはお互いの共通項をあぶりだして、更に興味を深めていくこともある。

重要なツイートは瞬く間に拡散される。

mixiのボイスなど既存の呟きメディアとの差異は無視されてなんぼという点。
重要性を欠くツイートはすぐさまTMの波に飲み込まれていく。

特筆すべきは他のメディアとの連動性。
Youtube、Ustream、各種ブログ。

これからどんな役割を帯びていくのだろうか。
片時も目を離せない。

こちら一応自分のアカウントです。@_ryh


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ここのところよく聴いている音楽10

久々に音楽の話でも。
ここのところよく聴いている音楽を10つほど。

1. Please Don't Go/Mike Posner



オリジナルも良いんですが、クラブでMIXされてるやつもかなりいいです。
ノリやすいです。

2. You and Me and One Spotlight/Yellowcard

Yellowcardの特徴であるパンクさはないかわりにメッセージ性の強い曲です。

3. The Good and The Bad/Evan Craft



毎日かなりヘビーローテで聴いています。
Jason Mrazに近い感じ。
耳に心地よい音楽。
知名度はまだ低いようですが、myspaceで音源聴けます。

4. シェリー/尾崎豊

名曲でしかない。
魂が伝わってくる。

5. Lone Train Running/the HIATUS

ハイエイタス自体はコンスタントに聴いているのですが、特に最近この曲を聴き込んでいます。
自分を鼓舞したいときに。
静かな夜道で、スケボーで帰るときによく聴きます。

6. Forever Young/Jay-Z feat. Mr.Hudson

歌詞が切ない、共感できる。
Mr.Hudsonのサビの声もセクシー。

7. Only Shallow/My Bloody Valentine

高校生の時から聴き続けてる。
眠れないときによく聴いています。
ウトウトしてるときに電車の中で聴くと、暗い世界に連れて行かれます。

8. Kiss Me/Sixpence None The Richer

かわいい歌、耳に残るメロディー。
みんな知っていると思いますが。
New Found Gloryのカバーもアレンジかなり良い感じに仕上がっています。
両方聴きます。

9. 一人じゃとても歩けない世界の上で/Charcoal Filter



解散するちょっと前にリリースされた楽曲。
声がかわいいんだけど、メッセージはグッとくるものがある。
チャコフィルの"Bland-New Myself"は誰もが一度は耳にしたことがあると思います。
久しぶりに聞いて懐かしすぎて、ベスト買おうかと思っているくらいです。

The Best history of CHARCOAL FILTER/CHARCOAL FILTER

¥3,000
Amazon.co.jp

10. Breathe/Taylor Swift feat. Colbie Caillat



もともとColbie Caillatが大好きで、この二人がコラボすると初めて聴いたときはにわかに信じられなかったです。
楽曲も二人の長所が良い具合に行かされた形で完成しています。
欲を言えば、もう少しColbieに歌ってほしかった。


1から10までの順位に特に優劣はありません。
気になった曲を是非聴いてみてください。


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長友インテル- 良循環は続く

日本代表がアジアカップ優勝を勝ち取りました。
この動画が大会を振り返るのに最適です。
感動が甦ります。



興奮冷めやらぬ中、サッカー関連の嬉しいニュースが相次いでいます。

中でも長友のインテルへの電撃移籍。
あれだけの活躍、議論の余地なしですね。
前からミラン、ユーベなどビッグクラブが興味を示していたのは知っていましたが。
最終的にインテルですか。
インテルと言えば、昨シーズン国内リーグ、国内カップ、チャンピオンズリーグの3冠を達成。
そしてトヨタカップも順当に優勝。
名実ともに世界1のクラブ。
日本人として誇りに思います。

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今までは中田のローマやアーセナルの稲本が最高だったのではないでしょうか。
アーセナルと言えば、18歳の宮市亮が最近入団しました。

勝負はこっからだと思います。
レギュラー争いは熾烈を極めますね。
ギヴとのポジション争いになるのかな。
スナイデルとチームメイト、にわかに信じられないですね。良い意味で。

一応これが長友のプレイ。


スピード、クロス、ディフェンス力、色々と長所はあるのですが、一番は無尽蔵のスピードですよね。
決勝のオーストラリア戦ではそれが顕著でした。
延長後半にも関わらず、試合開始直後と変わらない動きを見せていました。
オーストラリアの選手は誰もついていけてなかったですね。

明治大学→FC東京→チェゼーナ→インテル。
着実にキャリアを上げていきましたね。
さらなる飛躍を期待したいです。

家永マジョルカ、カレンがVVV、槙野がケルン、岡崎のシュッツガルト、安田のフィテッセ、細貝がレバークーゼン(アウクスブルグ)などなど。
こうして見ると、香川の影響もあると思いますがドイツが目立ちます。
バイエンルンが引き続き宇佐美に食指を伸ばし、調査を続けているそうです。
これは是非実現してほしい。
彼はブンデス相性よさそう。

こうやってアジアカップなどの国際大会で結果を出すと、日本に世界の注目が集まる。
海外の名門チームからオファーがかかる。
移籍し、高次元のレベルで成長を遂げる。
これを代表に持ち帰り、代表の総合力を底上げする。
国際大会でさらなる成績を残す。
するとまた個々の選手に注目が集まる・・・。

という良循環、良いループが続いている。
これが続いていけば、岡田監督が目指していたW杯ベスト4も夢物語でなくなると思う。
それにザッケローニ監督は好印象。
日本サッカーを真に理解している。
変に改造するのではなく、日本の長所を伸ばすスタンス。
それが今回、結果にあらわれた。

海外にいて辛いのは、生で試合を観れないこと。
方法がないわけではないのですが。
ただ、少なくとも映像で確認できるのは大きいです。
気持ちが早いですがコンフェデが楽しみです。


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Democracy in America

エッセイではないけど、とりあえずそのカテゴリに詰めておきます。
いやダラダラやっていたらこれだけで1日が終わってしまった。
まあでも今日はかなり文章を精読しました。

軽い課題ですね、「週末のうちにやっておいてね」的なやつ。

クイズは今クラス(Problems of Democracyという授業)で読んでいる本、"Democracy in America"から。

Democracy in America (Penguin Classics)/Alexis de Tocqueville

¥1,050
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この本、すんごく分厚くてなんと935ページもあります。
邦訳も出てますね。

アメリカのデモクラシー (第1巻上) (岩波文庫)/トクヴィル

¥945
Amazon.co.jp

日本語でも読んでみたいです。
1835年に出版されたのに、未だに輝きを放っています。
緻密にアメリカにおける民主主義を分析している。
肯定、否定に片寄らずにあくまで客観的に鳥瞰している点がグッドですね。
あとはトクヴィル自身の目でみた上で考察してるとあって、リアリティがあります。
以下が課題。
====================================================================

(1) What does Tocqueville mean by his distinction between egoism and individualism, and how does freedom of association relate to this?

Both individualism and egoism seek beliefs within themselves. Whereas egoism leads man to prefer himself above everything, individualism is softer and somewhat more flexible. Individualism tends to spring up from democracy, accompanying with equality of social conditions.
Free association functions in two different ways. Firstly, it unites individuals together for a stable and civilized society. In addition, it takes the place of those powerful and competent individuals who have been swept away by the equality of social conditions and eventually prevents from barbarism.

(2) What effects does equality have on morals, marriage, and religion?

Equality has crucial effects on morals, marriage and religion. Equality of social conditions, without any doubt, helps morality, which will eventually enhance the significance of religion and marriage within its society. It creates respects among people. By sharing them, it wouldn’t be a rupture between different religions nor be disdain among different sexes. It enables men and women to accomplish their respective tasks as effectively as possible.

(3) What kind of despotism does Tocqueville think Americans should fear, and why does he think they should fear it?

American should fear a completely new form of despotism which ancients had never experienced. At first glance, it does not seem to be despotism; rather people perceive it as a guardian. It does not tyrannize but it inhibits, represses, drains, snuffs out its citizens, their ideas, opinions, needs and such.
Tocqueville thinks they should fear it because it reduces daily the value and frequency of the exercise of free choice; it restricts the activity of free will within a narrower range and gradually removes autonomy itself from each citizen.

=====================================================
(2)の答えが酷いですw

とまあ、こんな感じでたまに課題を載せてみるのもいいかなと。
あとあと自分でも見返せるし。


クリクリお願いします。
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あ、そういえば
↑とうぶん、このランキングサイト一本にしてみることにしました。
よろしくお願いします。

母なる言葉

母語、自分にとっては「日本語」に関する論考。

まずそれは「父語」でも'father tongue'でもなく、「母語」であり'mother tongue'である。
見当がつく理由としては、母語習得のプロセスは母親のお腹にいる時から始まっているからである。
むしろ精子と卵子が受精したその瞬間にプログラムの組成が開始されると言っても過言ではないのかもしれない。

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「母語」は脳を覆い尽くし、深く中枢まで浸透している。
その広範に隅々まで広がった網をほどくことはもうできない。
交通事故で頭打ったら、また話は別ですが。

嬰児の時から、「言語」という概念が頭にない段階から半強制的に、生きていくために24時間「母語」に触れ続ける。
気付いた時には、何不自由なく母語を話し、コミュニケーションをとっている。
チョムスキーが「生成文法」で主張するように、人間は普遍的に言語を習得する能力を生まれたときから秘めているのだ。

今の自分の状況をよーく反芻してみる。
何不自由なく、ほとんど自然に英語を話すことができる。
人はそれを「ペラペラ」と呼ぶかもしれない。
でも死ぬまで日本語を話すように英語を話せるようになるとは思わない。

仮に残りの人生、60年と仮定して、余生全てをアメリカで過ごしても、アメリカ人と同等に英語を喋れるようになるとは微塵も思わない。

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「母語」を選ぶ選択肢を与えられる人はこの世に一人として存在しない。
否応なく、自分の奥深くまでに根付いている。
後から取り換えることもできない。

自分は日本語が好きだし、愛おしいと思う。
たまに英語でとても難しい本を読んでる時なんか、「日本語ならできないことないな」って錯覚してしまう。

そうゆう当たり前の発見を、「言語」に関わらず、留学に来てから多く考えている。


いつもクリックありがとうございます。
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コイツ・・・、すげえええ。

彼は一番前の列のど真ん中に座っている。
勤勉で真摯に講義に向かい合っている。よく発言をする。

多分、教室の中で1番ってくらいハンサムで端正な顔をしている。ラテン系の顔。

そして俺は何気なく2列目に座る。
この何気ない一瞬の判断(どこの席に座るか)に意識が表れている気がする。

彼は迷いなく1列目のど真ん中を陣取る。
誰よりも早く教室に来て、読み物をしている。

体から底知れないオーラが縷縷と漂っている。
まるで誰もせき止めることを許さないかのように。

教科書のことを聞いたきっかけに、随分と話すようになって只者ではない彼の全貌がゆっくりと明らかになっていった。

声や話し方のトーンは極めて温和でゆったりしている。
とても話しやすいタイプ。

話せば話すほど、自分との共通点があぶり出されていく。
驚嘆に値するくらいに、価値観やヴィジョンが同じで、むしろ相反する部分の方が少ないくらい。
何気ない趣味すら一緒。

専攻の国際政治も一緒。
で副専攻くらいな感じでビジネスを勉強しているのも一緒。
歳も同い年の20歳。

一瞬にして「コイツは面白そうだ」と悟った。
「こうゆう人と一緒にいないとな」と。
人生において友達を選ぶのは本当に大切なプロセスだと思う。人脈のネットワーク構築として。
人生を左右しかねない。

多大なインスピレーションを与えられた。
UFに来てから、自分にとって初めて電撃が走る出会いだった。
こうゆう出会いをいつも求めていた気がした、心の奥底では。
それは日本にいた時も。
ただ日本の大学ではほとんど諦めてた。
「コイツやばい。」「コイツには敵わない」っていう人を見たことがなかった。
別に自分が高尚で上等な人間だなんてこれっぽっちも思っていないけれど。

ただ彼には驚かされた。

俺が何気なく「今日、この後"Entrepreneurship"のテストなんだよねー。」と言ったら
彼が「おー、俺もだよ!」

※Entrepreneurshipとは日本語で「起業家であること、起業家精神」などと訳される。

俺が「この授業なかなか面白いよねー。」と言ったら
彼は「うん、なかなかね。特に俺みたいに会社ある人にとっては」

!!!!!!

ん?


んん?


そんなんです。

彼は社長だったのです。


去年、1年間ビッシリ働いて、会社を始められるだけの最小限の資本を貯め、今年会社を立ち上げたとのこと。
まさしく"Entrepreneur"。
さらに新しく3つのプロジェクトも進行中だとのこと。

俺の目に狂いはなかった。

「コイツは本物だ」
絶対にビッグになる。そう思わせられるほどのなんというか勢い、オーラを感じる。

顔が違う、目つきが違う。
成功する目をしている。

授業終わって、「この後、どうするの?」と聞いたら
「もう一日以上寝てないから、図書館で少し昼寝してから勉強するよ」と何気なく呟いた。
1分1秒も無駄にしたくないという彼の行動、スタイルに人生の指標を垣間見た気がした。

別れ際に名刺をくれた。

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会社の事業内容としては
Lasers, Lighting, Sound and Effects rental for events and parties
つまりレーザーとか照明とか音響効果とかの特別な機材をイベントやパーティの際に貸し出すというビジネス。
めちゃくちゃ調子良いらしい。
場所も最適なんだと思う。フロリダだし、キャンパスタウンだし。需要に困ることはない。
さらに資本を貯めて、事業拡大、多角化経営していきたいとのこと。
期待しかできない。

近いうちに彼の会社を訪ねる。
酒でも飲みながらもっと深い話がしたい。


モラトリアムのど真ん中を突っ走っているような今の生活から脱却しなくちゃ。
俺もグズグズしていられないな。


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