養育費調停不成立▷▶︎▷審判へ | 未婚シンママさきの@咲き野

養育費調停不成立▷▶︎▷審判へ

今日は養育費(養育費と便宜上書きますが、実際には扶養料です)増額申し立て分の調停日でした。



前回来られなかったお相手も、今日は来たようです。前回はこちら⤵︎ ⤵︎


過去の関連記事はこちら⤵︎ ⤵︎


4回目の今日、いつもとは違い、最初から裁判官が同席していました

不調になるのを見越して、最後の説得ですね。

ここからは記憶で裁判官が仰ったことを書きます。


サムネイル

算定表はご存知ですか?


知っています。

 
サムネイル


サムネイル

算定表は、高校までの学費を考慮して計算されています。
進学してからのことは話し合われていなかったんですよね?


当時ついていた弁護士さんが、まだ子供が小さいので、その時また申し立てれば良いと仰ったので。

 
サムネイル


サムネイル

その算定表は、公立高校までの学費が考慮されて計算されています。
基本的には20歳までとなっています。
終期は、両親の学歴や家庭の経済状況が考慮されます。


算定表には未成熟子である期間とか書かれています。その期間がはっきりしていない場合は20歳までと書かれています。
うちの場合は大学へ入学しておりますので、未成熟子である期間は卒業までとはっきりしています。
どこにも高校卒業までとか親の学歴とか書かれておりませんでしたが。

 
サムネイル

裁判官、ちょっと戸惑っていました。


サムネイル

お互いの同意なしに未成熟子である期間を卒業まで片方の意思で勝手に延ばすことはできないんです。
終期は20歳までとなる可能性が高いです。

判例ばかりの裁判官。

この人は大卒なのか?

高等教育を受けるのはそんなに社会的に認められないことなのか?

高等教育を受けて高い税金を収めさせる方が、国としては良いのではないか?

疑問ばかりです。


サムネイル

そちらの意志としては、卒業まで〇万円、という事ですか?
20歳まで〇万〇千円なら相手は考慮すると言っています。

〇万〇円は、私の希望額マイナス数千円です。

とにかく私の希望通りにはしたくないんだな。

卒業までという希望は変わりません。
あとは裁判所の判断にお任せします。

あと、審判になれば申し立て月まで遡って支払ってもらえるですよね?

 
サムネイル


サムネイル

支払ってもらえるかどうかはわかりませんが、そういう審判内容になります。
そのことは相手もわかっているようです。

支払われなければ、給与を差押えるだけですから、そこは問題ありません(いや大問題ですが)。不動産があることも知っています。


また、審判になれば相手から出された書証を閲覧することができますよね。

 
サムネイル


サムネイル

許可が降りれば可能です。


わかりました、それは申請させて頂こうと思います。

 
サムネイル

おそらく、お相手が1番嫌がっているのが書証の閲覧だと思います。現在の状況を知られたくないのだと想像します。

しかし、私(と子ども)には、裁判所が決める金額の根拠を知る権利があると思っています。

調停では公開されていないので、そこも納得いきませんでした。

しかし、審判になれば閲覧を求めることができるので、ここは絶対はずしません。


サムネイル

それでは、調停は不成立で、審判へ移行となります。
日程は8月ですが、よろしいですか?

日程おそっ

大丈夫です。
よろしくお願いいたします。
審判はその日に結審しますか?

 
サムネイル


サムネイル

その日というのはありません。
数回に及ぶこともあります。

調停で話された内容はリセットされますが、書面で出していただいたものは引き継がれます。
追加があれば期日までに提出してください。


とそんな感じで終わりました。

追加書類、出そうじゃないか。

私が話す時間よりずっと、待ち時間が長かったということは、お相手もかなり粘ったのでしょう


裁判官の印象としては、最低限のことを箇条書きのように伝える、って感じです。

会話内の青字の通り、たまに歯にものがはさまったようなような言い方をします


これが弁護士さんなら、支払ってもらえない場合は財産の差し押さえ等で対応することができますよ、などひと言アドバイスいただけるものです。


つくづく、裁判所の仕事って難しく、世の中の掃き溜めに対処している場所なんだなぁと思いました。

働いていらっしゃる方は、尊い職業だと思いました