ラッセルの鼓動 ~Let your heart beat with me~ -5ページ目

苦手なはなし。

今年のはじめ、職場の後輩にはじめての彼氏ができました。
付き合い始めてからというもの、彼女のあらゆるテンションの高さに、微笑ましいながらも、少し、閉口。
自分と好きな人以外、見えなくなるんですよね。
恋をすると、誰もが経験すると思います。

私は恋愛がかなり苦手です。
恋をしてる自分が好きになれないのです。
見た目(かなり男っぽい)や、言動でサバサバとしたイメージを持たれることが多いですが、恋をしてしまうと、
これがガラッとねちっこくなってしまいます。
相手がちゃんと自分の事を好きでいてくれてるか、
不安になるのです。不安で不安で、結局疲れてしまう。

で、たまたま見つけたこのサイト
結果はやはり最悪でした。
恋愛よりも、まず自分自身を磨かないとダメという結果。

まぁ、心理テストだけれど、とても納得でした。
自分に自信がないから不安になってしまう。
私が相手に求めるのは、温厚で、相手の気持ちを考えることが出来る人。
でもこれ、今の自分に出来ていない部分。
最近怒りっぽいし、仕事中ずっとイライラしてるし、
相手の立場を考えずに、自分の意見を押し付けたり…。
これじゃあ、ダメですね。
まず、自分のことを好きになる。好きな自分にならなくては!

♪もしもあなたが~

♪もしもあなたが~今夜僕に釘付けで~ 
百年の恋が~生まれるかもね~♪

と低い声色で歌ったら、
姪っこ(もうすぐ2才)に泣かれたことがあります。
低い声は怖かったみたいで。
同じ歌を高い声で、軽やかに歌うと平気みたいでした。

この曲は、
THE YELLOW MONKEY の『フリージアの少年』という曲で、
気が付くとよく口ずさんでます。
このバンドが活動休止したのが、もう何年前だろう?
解散したのが去年の7月。
6月に、ソロになった YOSHII LOVINSON の
ライブに行くことになりました。
同じ期間、同じようにファンだった友人に誘われなかったら、
行こうと思っていなかったかも。

2枚のソロアルバムが、
期待していたものと違うというのもあるけれど、
恐いんです。観るのが。
別れた彼に、再会するような緊張感があります。
やはり、異性のアーティストを好きになるということは
多少、疑似恋愛をともなってるんでしょうね。

活動休止から解散という流れが、
冷却期間をおいて、そして別れるというのと同じ気がして、
やっぱり恋愛と似てるなーって。
いったん距離をおいて、ほとぼり冷めたころにサヨナラって
あんまりなんじゃない?と思っていたけど、
かえってその方が、傷は浅いのかもしれません。
いきなりはキツイです。

あぁ、でも、別れの気配なんて気付きたくない…。

『奇跡も語る者がいなければ』





ジョン・マグレガー(著),真野 泰(翻訳)

タイトル: 奇跡も語る者がいなければ

読むのにものすごーく時間がかかりました。
あまりにも淡々として、あまりにも細やかで。
何度、途中で眠りに堕ちたことか。
登場人物が多いのと、しかも名前が付いていないのが
読みにくい理由のひとつ。
ストーリーもなかなか前へ進んでくれない。
でも、パッと絵が浮かぶ瞬間とか、
想いが伝わってくる瞬間があって、
とても暖かいものを感じます。

ある通りに住む人々の、夏の終わりの1日と、
そこに住んでた女の子の3年後が詳しく綴られています。
タイトルから、感動を呼ぶ奇跡を想像していたのだけれど、
そういうのではなく、人々の普通の生活の中に、
ささやかな奇跡はたくさんあるんだなと
感じさせてくれる物語でした。
名も無き人の生と死、そして語られない奇跡は
たくさんあるのです。
最後はとても切なくなりました。

音楽劇?

先ほどイープラスのメールマガジンをチェックしていて
目に止まった公演。『センセイの鞄』
これは、川上弘美の『センセイの鞄』
次に読もうと思っている作品です。
なので、内容は全く知らないのですが、
お芝居なら、わかるのです。
何故、音楽劇?

ミュージカルと音楽劇の違いって何でしょう?
今まで観たお芝居で、
おそらく、『アニー』はミュージカル。
『ロッキーホラーショウ』『ヘドウィグアンドアングリーインチ』は
音楽劇のような気がします。
あれ、後者2つはロックミュージカル、でした。
やっぱりわかりません。
音楽劇。???

気になる気になる。




著者:浦沢直樹
タイトル: PLUTO 1

最近、書店で見かけて気になっている漫画。
連休中は電車の中吊り広告でも目にして、
気になる。気になる。
とくに手塚治虫が好きなわけでもなく、
(多分、ブラックジャックしか読んだことがない)
浦沢直樹ファンというのでもないけれど、
(MONSTERしか読んだことがない)
今、すごく読んでみたいと思っています。

私は、コミックはあまり買いません。
嫌いじゃないけど、あまり読みません。
何が嫌かというと、なかなか終らないから。
次の発売日まで待つのが苦手なのです。
待ってるあいだに、どうでもよくなったり…。
完結したものを、ドバーッと読んで、
どーっぷりハマりたいのです。

でも、これは買ってしまうかも。

『CASSHERN』

昨日の『いいとも!増刊号』でゲストのローリーが
夢を操作できる装置を持っていると話してて、
どんな夢を見たいかというと、悪夢を見たいらしい。
そして、悪夢から目覚めて、
「夢でよかった~っ!」
という爽快感を味わいたいらしいです。

今日の目覚めは、悪かったです。
悪夢を見たからです。
しかも、自分が襲われるんではなく、私が襲う側。
逆らえば私も襲われてしまうのですが、
だからといって、大切な人たちを襲おうとする自分が
許せません。
夢から覚めて「良かった~」と思ったものの、
夢の中の自分の行動が、やはり、嫌です。
悪夢は襲われる、追われる側に限ります。

こんな夢を見たのも、きっとこれのせい。



CASSHERN

WOWOWで見たのですが、凄かったです。
その前に『ドラゴンヘッド』もやってて、
2本連続で見たので、印象が強烈だったのかも。

キャシャーンは子供のころ見ていたのとは全然違いました。
サイボーグではなく、新造細胞で出来た人間。
誕生のシーンはちょっとグロテスクに感じました。
あと、CGを駆使した映像と、壮大なBGM。
ワビサビが無いというんでしょうか、
盛り上げ続け過ぎる。
途中、ちょっと休ませてってなりますね。
眼が疲れます。
もっとトーンを落とした部分も欲しかった。
新造人間が人間を憎む道程を丁寧に描くところがあれば、
クライマックスがもっとグッと来たんじゃないかと思います。

かなり賛否両論の激しい映画のようですが、
私はけっこう好きです。
夢に影響するくらいですから。

んでんでしむしむ りむつたか。

我が家の台所の片隅で、
冬越しした、かたつむり。
かたつむりって、冬眠するのですね。
母が、孫(妹の娘)にいろんな自然に触れさせたいと、
持ち帰ったもの。
なんかのパックにキャベツの葉を入れてるだけ。
すぐに放してると思っていたら…。

かたつむり



そういえば、小学生のころ、
よくかたつむりを学校に持って行きました。
何故、学校に持って行ったのかは覚えてませんが。
授業中、かたつむりが窓や、壁にまで這い登り、
授業を中断させたことを覚えています。

タイトルの『んでんで~』。
当時、遊び仲間の間で良く歌った逆さ歌。
歌の一節を逆さにするのって、流行ってたんでしょうか?
今でも、かたつむりを見ると、
この逆さ歌を口ずさんでしまいます。

舞台。

友人に貸すまえに、ちょっとチェックのつもりで
ビデオを再生したのだけど、
結局最後まで観てしまいました。
TEAM-NACS『WAR』
何度観ても泣いてしまいます。
このお芝居がシアターテレビで放送されたときは、
知ってる役者は全くいませんでした。
何人もの役者が何役も演じるので、
初見のときはかなり混乱しましが、
それでもグイグイと引き込まれ、気が付くと泣いていました。

このお芝居を劇場で観てたらな~。
観たい芝居はたくさんあるけど、なかなか行けないので
スカパーのシアターテレビジョンに加入したわけだけども、
結局、かえって劇場で生で観たくなってしまいます。

この春、TEAM-NACSが初の全国公演ということで
是非行きたいと思ったのですが、チケット取れませんでした。
やはりかなりの人気のようですね。


『パレード』




著者: 川上弘美

タイトル: パレード

『おめでとう』を図書館に返しに行って、
その足で借りて来ました。
これこれ。こういうのが大好きなのです。
異空間のものが紛れ込んでくる感じ。
それも、ファンタジーとかじゃあなくて、
日常にあたりまえのように紛れ込んでくるのが
大好きなのです。

「センセイ」と「ツキコ」の関係がどういうものか、
もしかして、不倫?
どうも、この本は『センセイの鞄』
サイドストーリーのようですね。
隣に並んでいた、その本も一緒に借りるべきでした。

『おめでとう』





著者:川上弘美

タイトル: おめでとう

川上弘美の作品は初めて読みました。
言葉が、単語が独特ですね。
登場人物の視点も風変わりで、
なんだか可笑しく、小気味良いお話です。

いろんな恋愛が描かれていますが、
最後の二つのお話はがらっと作風が違ってて
???でした。
(いや、その1つ前あたりから、おや?だったかも)
表題作の『おめでとう』が、もう???でした。
が、私は理解しにくくても、ちょっと変なお話が好きです。
川上作品にも、なんとなくそんな香りがします。

時間をおいて、他の作品も読んだりして
また読みなおしてみようと思います。