ラッセルの鼓動 ~Let your heart beat with me~ -6ページ目

『ホリー・ガーデン』

友人の、「久しぶり。元気?また会いましょう。」
というメールに、もう1週間も返事をしていません。
日時や待ち合わせ場所、行く店を決めるのは、たいてい私。
それがちょっと今は億劫。
「会いたいね、いつにする?」
と返せば、いつでもいいよ、どこに行く?と返ってくるのは
簡単に想像できて、またまた億劫。
でも、やっぱり会うのです。



江國香織(著)
タイトル: ホリー・ガーデン

女同士。女友達。友情。
この本を読むまで、
本音を言い合えてこそ、親友なんだと思っていました。
それももちろんいい関係なんだろうけど。

本文からの引用です。
   ↓

『何でもぶつけあえばいいなどという単純なやり方で、
友情をあつかったことは一度もない。』


かなりの衝撃の一節でした。
自分の言いたいこと、指摘したいことを口にできない。
そのことに嫌悪すること、よくあります。
言わないとわからないこと。
言わなくてもわかること。
言ってはいけないこと。
いろんな形があるのですね。

楽しいだけではなく、一緒にいて妙に居心地が悪かったり、
イライラしてしまったり。
それもひっくるめて友達っていいなと
思わせてくれました。

そしてこの物語の構成が面白い。
過去に何があったのか、なかなか明かしてくれない。
それがかえって強いイマジネーションを与えてくれます。
いろんな人の感情が交錯するのも、いろんな角度から
心を揺さぶられるようで、少し痛く辛い。
友達というのは、触れられたくないところを
触れないままに、それでもギュッと掴めるのかもしれません。
でも、そこには絶対的な安心感が存在する。

なんにせよ、女の友情ってやっぱり複雑です。

さて、自分の役割を果たして友人にメールするとします。

高尾山。


23日に高尾山に行って来ました。
目的は登山というよりも、とろろ蕎麦。
あっちこっちにお店があって、どこで食べるか迷いながら、
まずはリフトで登ってみました。
高校の修学旅行で行ったスキー合宿以来のリフトです。
ここだけなのか、これが普通なのか、
動いているベルトコンベアーに立っていると、
後ろからリフトがやって来るという感じで
なかなかスリリングで楽しかったです。
リフトを降りて、しばらく歩いて、とろろ蕎麦を食べました。
食べたところ、あまりに満腹で、これ以上登るのは諦めました。
ほんとは、おやきも、団子も食べたかった。

高尾山から


天気も良くて、景色がすごーくきれいでした。

しそ巻き梅干し


おみやげ屋で見つけた、しそ巻き梅干し。
しその香りがしっかりしみこんでて、す~~~っぱいっ!

移動のお供。

今日は新幹線に乗ります。
お供はこ本。


江國香織(著)
タイトル: ホリー・ガーデン

友人から借りた本です。
イマイチだったと言われましたが…。
どうも、彼女は淡々とした話は苦手のようで、
この本はどうでしょうか。

春の陽気。

やる気がないからなのか、春の陽気のせいなのか
眠い。眠いです。
ダラダラとだるそうに作業してたら、
仕事増やされました。
おかげで目は覚めました。
身体にあったリズムというのもあるみたいで
テキパキと作業すると、案外楽ですね。


アーティスト:anonymass
タイトル: harusame
大好きなコント屋、rahmensを通して知ったanomimass
春に合います。
ユーフォニウムやチェロを中心としたやさしい音です。
お弁当でも作って、出かけたくなるような感じ。
いや、出かけなくっても、
部屋にいるままでも、外のさわやかな風を感じさせてくれます。

オフィシャルHPはこちら
HPもかわいい。
discographyで試聴もできるようです。


アーティスト:anonymass
タイトル: opus01
ジャケットを眺めてるだけでも
ウキウキします。

『ペンギンの憂鬱』



アンドレイ・クルコフ(著),沼野 恭子(翻訳)
タイトル: ペンギンの憂鬱

表紙の絵と、設定にひかれて読み始めましたが、
(憂鬱症のペンギンと売れない短編小説家のお話)
意外にも意外、かなりのサスペンスでした。
でも、ハラハラドキドキしないんです。
重大なことが起きようと、みんな淡々としています。
不条理な世界のような、その妙な感じが面白かったです。

憂鬱症のペンギン。
動物園で見かけたら、『バケツでごはん』を読んだときとは、
真逆の見方をしてしまいそうです。

ひとつ、お話にはまったく関係のない感想。
!マーク多過ぎ。
そんなにテンション上げなくてもってところに
やたらと『!』がついてます。
おそらく原作がそうなってるんでしょうけど。
私の中の『!』は気持ちの盛り上がりですが、
ロシアでは、アクセントとでも言いましょうか、
ちょっとした気分転換として使ってるのかもしれません。

脇腹痛の正体。

夜中、といっても午前4時ごろ、
腰の痛みで目を覚ましました。
ん…?久々にきた、遊走腎…。
このまま治まって下さい、と痛む左側を下にして横になって
また眠りました。

遊走腎。
痩せてる人に多いらしいです。
胃下垂とか、内臓下垂と同じようなもので
腎臓が下がってしまうという症状です。
病気というわけではないけれど、
時に左だったり右だったり、脇腹が痛みます。
立っていると下にさがって痛むというもの。
痩せてる人に多いというのは、
腎臓を支える脂肪が少ないからで、
5キロ太ったら改善されると言われました。
それは却下です。
私は痩せてはないんですけどねぇ。
多分、標準です。

今日一日はシップを貼って痛みをごまかしました。

痩せている方々、ご注意を~。

欲しいと思ったときが買い時。

次の給料日はGW明けというのに、
懐が軽すぎます…。
車検に、保険の継続。そしてすぐに自動車税が待ってます。
どう切り詰めても、赤字は免れそうにありません。

数日前、友人宅でテレビを見ていて、
紹介されていた占い。

「あなたの家の左隣に3軒分の空き地があります。
 そこに、スーパー、本屋、洋服店、を置くとしたら、
 どんな順番に並べますか?」


というもの。
私の解答は、
自分の家、本屋、スーパー、洋服店の順。
これ、金銭感覚を占うもの。(だったと思う)
自分の家の近くにくる店がポイントだそうで。
本屋を選んだ私は、
趣味のためなら金を惜しまない。だって。
当たってます。物凄く当たってます。
友人にも大笑いされました。

欲しいものを我慢するよりも、
それを手に入れて、またがんばって働けばいいんだ~
と、つい浪費してしまう日々です。

ちなみに、
スーパーを選んだ人→生活必需品重視。いわゆるケチ。
洋服店を選んだ人→バランス良し。
だったと思います。



『マゴニア』

今日は映画のはしごをしました。

1本目は、『コーラス』。2度目の観賞です。
今度は母と行って来ました。
当日券で入ろうとしたら、シニア割り引きとかで、
60歳以上は1000円。その同伴者も1000円。
かなり得した気分でした。
2度目ですが、やはり泣けました。
欲を言えば、歌でもうひとやま欲しい気がしますが、
このきれい事だけで終らない日常こそが
真実の「思い出」なのでしょう。

2本目は『マゴニア』
こちらは母とわかれて1人で観賞。
う~ん…、私はこの映画のメッセージを
うまく受け止められなかったみたいです。
3編のお話が辿り着いたところは
かなりショッキングな場所でした。
衝撃という意味では、楽しめたのですが、
ラストシーンに私は希望が持てなかった…。
あの、少年の微笑み。
彼は何を見て、微笑んでいたんでしょうか?
原作本があれば、読んでみたいと思います。

『花とアリス』

時間が経つと、印象ばかりが先走りして
実際のこととは違ったものが
記憶として焼き付いていることがあります。
『花とアリス』
この映画の冒頭は、雪だとばかり思ってました。
吐く息の白さが印象的で、
そこから雪を勝手にイメージしてたんですね。
とても映像がきれいな映画です。
空気感が透明で、さわやかでみずみずしい。
なんていうか、空間ではなく、空気感なんです。


タイトル: 花とアリス
DVDを買うつもりでまだ未購入。
この映画を観たのは去年だったかな?
もっとメルヘンで乙女チックな内容かと思っていたら
コミカルな演出があったりして、すごく良かったです。
今、WOWOWで放送しているのを録画中。

やわらかく。

今週から少ーし仕事内容が変わりました。
前にやっていた作業なんだけども、
久しぶりでなんだか新鮮。
でも、いつもと違う筋肉を使って、
いろんなところが筋肉痛〜。
一番辛いのが腰痛なのですが、
(実は膝も微妙に痛い。歳のせい?)
これはいかんと思い、朝の体操をまじめにやってみました。
うちの職場はケガ防止のために、
毎朝、職場体操の時間があります。
でも強制ではなく、体操している人もまばら。
ちょいと照れはありますが、きちんと体操すると
身体がほぐされ軽く感じます。
腰痛もいくらか緩和されました。

身体を柔らかくするのって、気持ちいい。
家では毎日ストレッチなんて続かないから、
朝のこの体操だけでも、しっかりとやろうと思いました。
ついでに、
硬くなりがちな心もやわらかくならないかなぁ…。