ラッセルの鼓動 ~Let your heart beat with me~ -7ページ目

ロシア再び

昨日の夢のおかげで、また頭の中に『村上春樹』がこびりついています。 そんな状態で読んでいるのが『ペンギンの憂鬱』
『ソーネチカ』と一緒に図書館で借りた本。
これもロシアのお話。
『ソーネチカ』が少し読み辛かったのは
(あくまで私にとってですよ)
きっと、訳者との相性が悪かったんだと結論付け、
この『ペンギンの憂鬱』をよく見ると、うぅ、同じ訳者…。
一抹の不安を感じつつ、読み始めてみると、大丈夫。
こちらはスラスラと読めます。
なかなか面白いです。
売れない短編作家と憂鬱症のペンギンだなんて、
それだけで愉快です。

感想はまた後日。

いまだ、村上春樹

村上春樹の影響って凄いです。
私がカフカ少年になっていて、大島さんとテーブルをはさんで
なにやら深い会話を淡々としている。という夢をみました。
場所はやっぱり、図書館だったのでしょうか。

私は夢の中で、大島さんに質問されると、
「たぶん」とか「そう思う」とか、静かに答えてました。
どこかで自分はカフカ少年ではないことに気付いていて
カフカ少年ならこう答えるかな?と『演じている』という感じでした。

それにしても、もう抜けたかなと思っていたのに、
まだまだです。
『海辺のカフカ』 を読み始めてからの数日の、
なんてしんどかったこと。
まるで音楽が頭から離れないのと同じように、
村上春樹の文が頭の中をグルグル、グルグルと。
しまいには、自分自身の言葉までもが、春樹調になってましたよ。

他の作家の小説を読んでも、こんなに影響されることはないんだけれども 村上春樹を読むと、いつもこうなります。
独特の余韻です。

寒い。

4月というのこの寒さは何?
午後から職場に暖房が入りました。
おかげで、ここ何日か調子良かった喉(というか鼻の奥)がまたヒリヒリしてます。
暖房が入ったとたんに忙しい作業が増えて、
気が付けば、汗が流れている。
なんとかならないのでしょうかねぇ、この環境。
適温というのがありません。

この寒さと雨で、桜の季節が終ってしまいそうで、
さみしい気持ちです。

さくら2

桜は好きな花ですが、
自分の誕生花だと知ってさらに好きになりました。
桜の花言葉。『あなたに微笑む・精神美』
いつも心に笑顔を!

本に追われる

いつ読むつもりなのでしょう?

待機中

このほかにも、図書館で借りてまだ未読なのが2冊と、
友人に借りているのがまだ数冊あります。
私の本を読むペースはだいたい週に1冊くらい。
ほんとは、もっと読みたいんですけど。
おととい映画を観て、思ったのですが
洋画って、もちろん字幕を読みながら観賞しますが、
観ているうちに、ふと『字を読んでる』ってことを
忘れてる瞬間があります。

速読の方法に、音読をやめるっていうのがあるそうなのですが、 これがそうなのかな?と思いました。
字を見て、音にせず、直接意味を脳に送り込むんですね。
結果、読むペースが上がるというもの。
良くページをパラパラめくって「ハイ、読めましたっ」
というのとは、ちょっと違います。
意識してはなかなか出来ませんが・・・
速読、出来たらいいなぁと思うけれど、
時間をかけてじっくり味わうのも、やっぱりいいです。
そして、読みたい本に追われる毎日。

得意分野

今日は妹親子の買い物に付き合って、アッシーちゃん。
車の運転は得意ではないし、幼い子供を乗せるのは
緊張するものです。
帰宅後、もう1つ頼まれたことが、
ビデオデッキのチャンネル設定。
これ、女性は苦手な人が多いと思いますが、
結構、自分で出来てしまいます。
妹の旦那がお手上げだったテレビのチャンネル設定も
私がしたはず。
でも、このビデオデッキは古く、
おそらく15年くらい前のもの。
悪戦苦闘の末、30分以上かかってなんとか設定完了。

こういった電気関係の配線や設定は得意というか、好きです。
CSチューナーもほとんど自力で取り付けたし。

数年前、独り暮らしをしていたとき
そんな男まさりな作業をテキパキこなす私をみて、
友人が言った一言。
「彼氏、いなかったんだね」
・・・。
違いますよっ。
彼氏がいたとしても、自分でやるのが好きなんです。

少年の歌声

映画を観て来ました。『コーラス』
予告編だけですでに涙があふれて
これは絶対に観ようと決めていたいました。
ストーリーよりも、少年の声で泣かせる映画ですね。
全編にわたって流れる少年合唱団の歌声に、
終始胸がいっぱいでした。

以下、内容にふれてます。

寄宿舎で生活する問題をかかえた少年達が、新しくやって来た先生に歌うことの喜びを教わり、次第に心を開いていくという内容だと思うのですが、ただ1人救われない少年がいました。モンダン少年。パンフレットを見てみると、この不良少年役を演じたのは、実際に青少年更生施設に入っている少年で、撮影中問題を起こさないか心配されたそうですが、それどころか、彼は他の子供たちを常に優しく気遣っていたらしいです。彼の優しさは映画の役中ではまったく出て来ません。いつかこのモンダン少年も笑顔で歌うときが来ると信じていたのですが・・・



オリジナル サウンドトラック
タイトル: コーラス

これも同時に購入。

サン・マルク少年少女合唱団
タイトル: サン・マルク少年少女合唱団のリサイタル

パリ『木の十字架』少年合唱団は有名ですが、
この合唱団は『コーラス』で知りました。
少年達の澄んだ歌声。それだけで心が洗われます。

ロシア文学

あ~、なんだかんだ言ってても、
コメントもらったり、TBがついたりするとやっぱり嬉しいもんですねぇ。
せっかく始めたんだから、続けてみようという気持ちになりました。
ありがとうございます。


さて、なぜ読もうと思ったのか忘れてしまったのですが、
(多分、表紙の絵にひかれた)
『ソーネチカ』



リュドミラ ウリツカヤ(著),沼野 恭子(翻訳)
タイトル: ソーネチカ


ロシアの物語ってどうしてこう読みにくいんでしょう?
名前が、長い。そんなにいつもいつもフルネームじゃなくっていいですよ~。

ロシアの社会情勢とか、歴史的背景はまったくわからないので、
なかなか感情移入はできませんでしたが、ソーネチカ(主人公)の生き方は凄い。
でも、あんな生き方はしたくないです。そもそもそんな精神力なんてありません。
幸せって、人それぞれなんですね。

愛している人と、その人が愛してしまった別の人。
その二人ごと、愛おしくなんて、思えますか?

ギブアップ宣言です!

どうやら、mac × Internet Explorer は見放されてしまったようで…。
どういうことよ~?
しかもいまだにOS9の私は救いなしですか?
最初っからサポートしないならともかく、突然サヨナラってどうですか~?
もうやめてやるっ!!

しかし、

くやしいんで、さっきネスヶをダウンロードしてみました。
簡単なのですね。設定とかしないでも接続できました。
さっそくこちらのトップページを開きますと、
お~~~~、こうなってたのか~~~~。
管理画面もいろんなボタンが表示されてます。
ちょいと使い勝手がいまひとつですが。

でもやはり、気持ちは晴れませんっ!よっ!

傘、持ってますか?



著者:宮部みゆき
タイトル: 地下街の雨

宮部みゆきを読むのは初めて。のはず。
これは短編ですが、なんと言っても表題作、『地下街の雨』がいい。
私のような独身女性が読むと、さらに恐いものを感じる。
地下にいると雨が降ってきても気付かないってことを、
あることに例えているんだけど、
「君は傘を持ってなかったの?」という言葉のなんて冷たいこと。
でもこの冷たい感じ、結構好き。
もちろん、実体験はしたくないけど。
騙されますよ、これ。

宮部みゆきといえば、『模倣犯』なのですが、
文庫化は、まだ?まだですよねぇ。
映画は観たものの、「映像には描かれていない(描ききれなかった)、深い部分」あるような気がしてて。
いつだ~?それとも文庫にならないとか?

IRON MASK



アーティスト:IRON MASK
タイトル: Hordes Of The Brave


気になるのでやっぱり買いました。IRON MASK。
イングヴェイ似の彼の名はダッシャン・ペトロッシ。
わかっていたけど全くの別人。
いや~、でもほんとに似てる。
知らない方は是非CDを手にとってその裏を見て欲しい。
音はと言えば、期待以上にメロディアスでハードで熱い!
そして重い。
何年ぶりでしょうか?こんなに正確な早弾きを聴いたのは。
大満足。
早速、メタルな友に教えなくては。
ジャケもいいっすね!