「母の愛
  競争しても
    意味がない」byオンリーワン

たくさんおっぱいが出る人も、
あまり出ない人も、頑張る姿に、勇気をもらう。
そこには、比べるものなど何もないはずだが・・。

みつご事件簿ー入院編ー

 

 

帝王切開後11

昼の処置室。

 

搾乳部隊のママ達が

長テーブルに座り、

ひたすらビーカーにおっぱいを出している。

 

 

NICU(小児集中治療室)の赤ちゃんに

母乳を届けようと頑張っている。

 

 

私もようやく

100ccくらいしぼり出せるようになった。

まだまだ3人分には足りない。

 

 

 

隣のママが笑顔で

「島谷さん、だいぶ出るようになったね。」

 

 

ありがとうございます。ゲラゲラ

 

 

「私、あまり出ないから、

しぼりすぎて、

手首が腱鞘炎になっちゃった。」

 

 

 

え?腱鞘炎?

頑張っているな、ママ。

 

 

 

ママ達は、直母ちょくぼ

(赤ちゃんに直接おっぱいを飲ませること)を

夢見ている。

 

 

そこに、

大きめの赤ちゃんをだっこしてくいるママ登場。

 

 

ボスママだ。にやり

 

 

ママ達の

横に座って、ごくごく赤ちゃんに直母している。

 

 

いいな。早く、

自分のおっぱいから、飲んでほしいな。

 

 

幸せそうだな。

 

 

ママ達も、

ちょっとうらやましそうに様子を見ている。

 

 

10分後

 

 

ボスママ

 

「みてー、

200ccも飲んで、この表情。」

と、

たらふく飲んで、

ぐっすり寝ている姿の赤ちゃんをみせる。

 

 

 

「さ、戻りましょうね」

 

と、去っていく。

 

 

その後の静けさ。

 

「・・・・・・・。」

 

 

 

うわあ。

ここでもマウンティングあるのかー。

察したぞ。

ぼけー

 

 

 

緊張しながら、

処置室にビーカーを持って行った初日。

快く迎え入れてくれたママ達。

 

 

 

たった一人の

直母をちょっぴり自慢してしまう彼女の存在は、

母たちを比べることになってしまう。

 

 

 

おっぱいが

あまり出ないママ

たくさん出るママ

直母し始めたまま

直母も余裕でたくさん飲ませられるママ

 

 

うーん。

私は3人分出すことができない。

例外のママなのか?

 

 

 

処置室で頑張るママ達と

素直に応援しあいたい。

 

 

3つ子を育ててありがたかったこと。

彼らの成長が、他の誰よりも遅かったこと。

 

 

成績は、低め安定で、3人ともそろうと、

それが普通なのだと、勘違いできること。

 

 

いつも誰かと比べることに

意味がないことを教えてくれたこと。

 

ま、いいか。それもありだよね。

と、ずぼら育児の母ちゃんができあったこと。

 

 

子育てって、親育てだ。

 

つづく

 

 

 

★前回の事件簿はこちら→「真夜中のナースコールお辞儀の姿勢で胸を張る」

 

 

初開催7月7日(日)新宿近辺にて

「リアル3つ子母ちゃん

しまやるみと個別にしゃべる会」

開催

 

7月7日(日)10:00から1組45分 5枠。

個別でのんびりしゃべりましょう。

場所新宿西口駅から3駅 大江戸線牛込柳町駅近く。

お1人様 500円

 

詳細・申し込みは6月17日(月)にお知らせします。

 

企画コーディネーター:

東京女子医大出身在宅医療専門医 河合由紀さん

 

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