クローバー(ノンフィクション小説) -5ページ目

絶望の果てに-7-

これまでのはなし 



真っ暗な部屋に1人……


恐怖に震えた。





どうやって暗証番号を……







このまま

寮に居続けるのは危険だ。



他の人にも迷惑をかける……




だがこれを知る人がいた。



寮で男の声が聞こえれば明らかにおかしいと思うだろう……








幸也が取った行動で


わたしは救われた。

絶望の果てに-6-

これまでのはなし 



部屋に入ってくる……


と思っていた。




なのに


幸也は帰ってしまった。





きっと幸也はオートロックを解除できるという事を証明したかったんだろう。



あとは



逃げられないという事。









でもこれがきっかけで

助かったんだ……





その時は

全く想像もできなかった。





幸也も


思いもしなかっただろう。










わたしが幸也の元を


……離れる事など。

絶望の果てに-5-

これまでのはなし 



「いるじゃねぇかよ」


「…………」



「お前なぁ 言っただろ?俺はオートロックを解除できるって」



オートロックは解除できる

そして


部屋は鍵をかけても


開けられる……




その事実が頭に植え込まれた。


そして身体に刻まれた。