クローバー(ノンフィクション小説) -6ページ目

絶望の果てに-4-

これまでのはなし 




何で


何で幸也が寮にいる……



体が恐怖で動かない。



「開けろ!開けろよ!!」

幸也は叫び続けている。


「舐めた真似しやがって!!」



そう言うと

幸也は何かでドアを叩き出した。


ドアは鍵をかけてるから大丈夫。

そう思った自分が

馬鹿だった……



バキッバキッドカッ!!



そして

キィィィとドアが音をたて開く



そこには……

バールを手にした幸也が立っていた。





絶望の果てに-3-

これまでのはなし 


その日は日勤が終わって

寮に戻っていた。


そして

いつの間にか眠ってしまって……




幸也からの電話にも気付かない程に

爆睡していた。




どれ位眠っただろう……




部屋のドアを誰か叩いている。



誰?……




「おい!いるんだろ?開けろ!」




幸也だ……


絶望の果てに-2-



これまでのはなし 


気付けば10月……
相変わらず
幸也からのストーカー行為は続いていた。

もはや
幸也を理解する事はできない。


今日は

今日こそは……



そればかり考えていたような気がする。
そんな時に
また事件は起こった。