
絶望の果てに-4-
何で
何で幸也が寮にいる……
体が恐怖で動かない。
「開けろ!開けろよ!!」
幸也は叫び続けている。
「舐めた真似しやがって!!」
そう言うと
幸也は何かでドアを叩き出した。
ドアは鍵をかけてるから大丈夫。
そう思った自分が
馬鹿だった……
バキッバキッドカッ!!
そして
キィィィとドアが音をたて開く
そこには……
バールを手にした幸也が立っていた。
絶望の果てに-3-
その日は日勤が終わって
寮に戻っていた。
そして
いつの間にか眠ってしまって……
幸也からの電話にも気付かない程に
爆睡していた。
どれ位眠っただろう……
部屋のドアを誰か叩いている。
誰?……
「おい!いるんだろ?開けろ!」
幸也だ……
絶望の果てに-2-
気付けば10月……
相変わらず
幸也からのストーカー行為は続いていた。
もはや
幸也を理解する事はできない。
今日は
今日こそは……
そればかり考えていたような気がする。
そんな時に
また事件は起こった。