クローバー(ノンフィクション小説) -8ページ目

心友-23-


それから朝方迄連れ回された後
リエ達の所へ戻った。

リエからはかなりの着信があったが
無視した。


「ルナ!心配したんだよ!!」

「あぁ ごめん……」


「ルナちゃん帰ろ!!」

「リエ……あたし幸也を選んだから。
    もう連絡しないでくれる?」


「ルナ?何言ってんの??」

「友達やめるって言ってんだよ!
    だからもう連絡すんな!!」


リエの顔を見ずに
そう言った。


そしてリエは
泣きながらこう言った。

「マジであんた最悪!!もういい。
    絶交だよ!!!」

「あぁ。送って行こうか?」


「結構です!自分で帰るし!!」

「あっそ……」




振り返らずリエは立ち去った。
初めてリエと喧嘩した。

心友-22-



車に乗り込む……
運転は幸也。

「何でリエさんが来るんだよ!」

「リエは悪くない」


「何で俺ばっかり悪者なんだよ!お前がダメ
    だから付き合ってやってんのに!!」


もう……
何を言っても無駄だ


「リエとは縁を切る。だからもう関係ない」


これでいいんだろ?
幸也幸也は急に黙った。

わたしがどれだけリエが大切な人なのかを
幸也は知っている。


「お前が悪いんだ!!」


あぁ 私が悪いよ
最低な人間だ
最悪な女だよ。

心友-21-



もう
誰も幸也を止められない。


「ルナちゃん!行っちゃダメ!」


リエが泣きながら言った。


「リエ……」
何度リエを泣かせた事だろう。
このまま一緒にいたら
リエを傷つける……
そう思った。


おじさんにリエの事を頼み
頭を下げた。


そして興奮する幸也と共に外へ……


「ルナちゃん!ルナちゃん!!」


必死で名前を呼ぶリエの声だけが
響いていた。