月と太陽‐6‐
ありがとうも何も
言えなかった。
あの時素直に『ありがとう』と言って
受け入れていたらもっと早く
楽になれたのかもしれない……
それなのにずっ と言えなかった
『ありがとう』
月と太陽‐5‐
また1人になった……
いつも通りに戻っただけだ。
ある日の昼食時間
実習がある時の昼食は実習グループ毎に食べる
実習のない間は自由。
その日は実習がなかった。
今迄美貴と食べていた私は
1人食堂へ……
食堂に行くと
既にグループ毎に場所取りがされていて
仲良しグループってやつだ
何でこうもみんな
群れたがるんだろう。
そんな事を思いながら
1人食器を手にする
その時
遠くからリエの声……
「ルナ~もう準備してるからおいで~」
……え?
リエのグループのテーブルには
私の食事が用意してあった。
それからは実習がない時はいつも
リエのグループのテーブルに私の食事が用意された。