義之との別れ‐2‐
プレゼントをもらった。
ちゃんと一生懸命働いて稼いだお金で
タバコ1カートンと小さなショートケーキ。
ショートケーキの上には蝋燭
「ちゃんと買ったんだよ!」
そう言って子供のように目を輝かせ
はしゃいでい た。
「当たり前だ バーカ!!」
喜ばなきゃいけないのに
義之の方が喜んでいた。
絶対自分から離れる事は
ないだろうという確信……
なのに満たされない心
自分が
理解できなかった。
そして少しずつ
距離を置いていく事になる……
義之との別れ‐1‐
嫌いになったわけじゃない
誰にでもそうだった。
遠いと近付き
近付きすぎると離れていく……
自分には生きていく上で
決定的に足りないモノがあった。
でもその時はまだ
解らなかったんだ……