クローバー(ノンフィクション小説) -128ページ目

月と太陽‐4‐


正反対な月と太陽。

交わる事はないと
思っていたのに……


リエは特別な事をするわけではない。

でもいつも必ず
手を差し延べてくれた



気付いていたのに……


不器用なわたしは
随分遠回りしてしまった。

月と太陽‐3‐


そんな自分を
ずっと見守ってくれていたリエ……

いつも明るくて、
みんなの中心に居て……

そんなリエを例えるとするなら
真夏の太陽。

いつも無表情で感情を表に出さず
1人ぼっちな……
そんな自分は真冬の月。


わたしは夜が好きだ。

それも真夜中……

暗ければ暗い程
気持ちが楽になる

その中で淡く光る月。



存在価値のない人間を
隠してくれる
そんな夜が好き。

存在価値のない人間を
映し出す
そんな太陽が大嫌い。

月と太陽‐2‐


周りが心配する……


「大丈夫?」

大丈夫じゃねーよ

わたしは答える

「大丈夫」


みんなが
切なそうな目で見る……

だから言う

「気にすんな」

「大丈夫」

「大丈夫だ」


「気にすんな」


「ほっといてくれ」




そうやって孤独を選ぶ。