世界の真田広之の英語力がすごい! | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

 

 

 

 

最近はマンハッタンよりブルックリン
特に人気があるのはブッシュウィック
生まれて初めて行ってきました。
娘と友人がツアーガイドになり
最高に楽しい1日を過ごしました!
またレポート続きます。
 
 
 

 

 

真田広之さんが海外に拠点を移すきっかけになったのは、2004年に公開されたトムクルーズ主演の「ラストサムライ」に出演された後のようです。

 

 

 

 

 

この映画では英語を話すシーンは

ありませんでした。

 

 

 

この映画がご縁で、トム・クルーズの家にご招待を受ける仲になったということです。

きっと、いろいろとインスパイアされたのでしょうね。

 

ただ、舞台裏では、真田さんのアクションシーンが素晴らしすぎて、自分がかすむんじゃないかと危惧したトムが、真田さんのアクションシーンを大幅にカットしたとか。(トム、ちいせぃヤローだプンプン

 

とはいえ、真田さんが初めて海外で演じたのは、これが初めてではありませんでした。

 

1999年に日本人一人だけで、英国のロイヤルシェークスピアカンパニーのリア王の道化師役で出演されました。

その時真田さんは、英語力ほぼゼロ、しかも39歳でした。

まさに四十の手習いで英語を始められ、この役に体当たりされたのです。

真顔プンプン

こうしてロンドンで初めて舞台に立ち、拍手喝采の大成功をおさめられました。

しかし、その裏でどれほど苦労されたかは、その時の公演をご覧になったキカ Kikaさんが詳しく書いてくださっています。

 

 

!キカ Kikaさんありがとうございます!

 

ロイヤルシェークスピアカンパニーのシェークスピア劇に出ると言うのは今から25年前の世界ではなかなかあり得ないこと!
イメージ的には歌舞伎の舞台に日舞を踊ったことのないアメリカ人俳優が突然出てくる様な感覚でしょうか?
ある意味で大ブーイングが起こってもしょうがない様な無謀なチャレンジです!

兎に角、真田さんは素晴らしかった!

一人日本人で浮いてる感じもなかったので、相当英語も特訓されたんだと思います!

何よりも印象に残ってるのが、当時のイギリスで一番尊敬されていたシェークスピア俳優で、主演のナイジェルホーソンさんが、新聞のインタビューで(真田さんの努力、熱意、実力)をべた褒めしてお話しされていたこと。

実際に舞台でも大柄なナイジェルさんが真田さんをがっちり抱きしめる様なお姿でカーテンコールの度に出てこられたお姿が目に焼きついております。


あれだけシェークスピアカンパニーの皆さんの一部になれちゃったというのは凄いことです。

 

 

 

努力の甲斐あってきっと素晴らしい公演だったのでしょうね。

 

 

真田さん、現在63歳。

四十の手習いで始めた英語はどんな感じでしょうか。

 

素晴らしいの一言です!

 

最近リリースされたドラマ「将軍」の舞台裏で主演&プロデューサーとしてインタビューに答えてらっしゃるのを聞き、本当にびっくりしました。

 

 

 

 

ゆっくりと丁寧に

一つひとつの単語の発音に

発声レベルから気をつけて

クリアに話されるのです。

 

それがものすごく好感が持てる。

 

 

彼の英語には、

アメリカンアクセントも

英国アクセントもないかんじ。

 

とってもクリーンなインターナショナルな英語です。

 

だから、日本語のアクセントはあっても

とても理解しやすく、

ものすごく聞き取りやすい。

 

言語とはコミュニケーションの手段なので

言っていることが伝わり

意見交換ができればいいのです。

 

その点で真田さんの英語は満点です。

 

 

また、真田さんの英語は、彼が日本語を話される時の話し方に似ている!

ゆっくり明確に話されます。

 

文法の間違いもない!

内容がしっかりしている!

 

そう第二外国語として英語を学ぶ人の模範的な英語です。

 

 

わたしたちが目指す英語は、

日本人訛りのない英語ではなく

 

早口で一見流暢っぽい英語でもなく

 

語彙力がしっかりした

だれもが聞き取れる

正しいイントネーションの英語

 

これだと思います。

 

 

 

では、真田さんレベルの英語力を身につけるためわたしたちにも今日からできることを挙げてみました。

 

 

文法、発音を含めて毎日時間を決めて集中して学ぶ時間を作る。

その際、逐一直してくれるネイティブの先生がいることが望ましい。

 

先生は日本語は一切話さないきれいな英語を話すネイティブを選ぶ。

(アメリカ英語を目指すならアメリカ人、イギリス英語を目指すならイギリス人、しかも知的上流階級の英語を目指すならその環境で生きてきたネイティブ)

 

家でテレビや映画を見るときは、必ず英語の字幕付きで見る。

 

かなり上達したらネイティブたちが日常によく使用する俗語も勉強する。

お勧めはurban dictionaryです。

(俗語や慣用句のクラウドソーシングオンライン辞書サイト)

わたしはいまだに、違う世代の人たちの英会話についていけない時があります。

そんなときはまずこの辞書をチェック!

 

 

 

 
 

インタビュー(人前で話す)前には聞かれる質問を確認し答えをあらかじめ英語で用意しておく。

 

話す内容は必ず紙に書き出し、文法のおかしな点は直し、さらにわかりやすい文章に練り上げ、最後は読み上げの練習をする。

 

 

思うに、真田さんは少し大袈裟にいえば、死ぬ気で英語の特訓をした時期があるはずです。

イギリスでシェークスピアの舞台に立たれた時がまさにそれだったでしょう。

ものすごいプレッシャーとストレスの中、がんばられたはずです。

 

役を引き受けてしまった以上、成功させるしかありません。

お尻に火がついてさぞやキツイ日々だったことでしょう。

 

その間は英語漬けで生活し、初めて英語の夢を見る経験もされたことでしょう。

 

孤独なその訓練を黙々と続けたからこそあの英語力を身につけられたと確信しています。

 

それは、幼少のみぎりから厳しいことで有名な千葉真一さん主催のアクション教室のレッスンに長年耐え抜いてこられた真田さんだからできたことかもしれませんね。

 

 

 

 

 

わたしもニューヨーク在住35年。

 

普段、いろいろなお国柄のアクセントが

入り乱れるニューヨークで

聞き取りやすい英語か

そうでないか、つまり

理解してもらえる英語かどうかだけが

勝負だと学びました。

 

 

またただ伝わるだけでなく

さらに進んで尊敬される英語は、

例え外国人のアクセントはあっても

語彙がしっかりしていて

しかも「会話に中身がある」

英語を話せるかどうかで決まります。

 

 

 

わたしもまだまだです。

 

一緒に頑張りましょう。

 

 

!過去にアクセスの多かった英語関連の記事です。

 

 

 

 

 

!英語について買いてきた記事のまとめ

 

 
 

【 Rish NY3月15日正午より 】

すごいシャツ2タイプが入荷しました。

クレープデシン&ブロードコットン

クチュール級ディナーシャツです。

XSが在庫に一枚ございます!

シルキーなクレープデシンのディナーシャツ。

前身頃のサイドにタック入り。

タックインせずにジャケットの上に出して

着こなしても素敵です。

 

 

 

Mが在庫に一枚ございます

肌に裏側の縫い目が当たらないメンズ仕立ての折伏せ縫い

 

はりと艶のある上質ブロードコットンの

アシンメトリーな切り替えロングシャツ

 
 
 
 


 

 

 

インスタグラム Rish NY Instagram

たくさんの方にフォローいただいて励みになっています。

NYのライフスタイルを母&娘でプライベートにご紹介しています。    
フォローやいいねをくださるみなさんのところにお邪魔するのが本当に楽しみです^^  

        

        

 

 

だれも書かない★ニューヨーク1%未満★