【中3受験生】「今からでも間に合いますか?」という質問について | お母さまが高校受験を「見守る」ための勉強法ブログ

お母さまが高校受験を「見守る」ための勉強法ブログ

◆【全国】オンライン家庭教師【愛知県東海市】対面家庭教師
◆対象:中学1~3年生、高校1年生
信じて見守るママ家庭教師

◎点数UP!最適な学習プラン&市販テキスト提案
◎1回60分「わかりやすい」対面/オンライン授業
◎24時間365日LINEでの質問対応

久しぶりの更新になってしまいました。

 

 

さて、この時期から

公式LINEアカウントによくいただく質問が

 

「模試でD判定なんですが、今からでも●●高校受かりますか?」

「内申●しかないんですが、受かりますか?」

という質問です。

 

 

それに対しては、

「合格するために、今なにをしますか?」

と聞くようにしています。

 

 

そして、たいていの場合

本人はなにをすべきかということを知っています。

 

 

 

・数学がニガテなので、英語ばかり勉強してしまう。

・理科の計算がニガテなので、生物ばかり勉強してしまう。

・古文漢文なんてわけわからないので、数学や理科ばかり勉強してしまう。

 

 

この場合、

 

「数学がニガテ」

「理科の計算がニガテ」

「古文漢文なんてわけわからない」

 

というところを認識しているので、

 

本当はそこを勉強しなきゃいけないことは

本人が一番よく知っています。

 

 

 

「でも、それをやって、間に合うかどうかがわからない」

「だから、最短の方法が知りたい」

という感じですね。

 

 

 

  各教科、最低何点とらなきゃいけないのか考えよう

 

「ニガテ教科も勉強する必要がある」

という現実を見てもらった上で

 

じゃあ具体的にどうする?というときに

 

 

ニガテ克服のための勉強法は

それぞれの場合でちがってきますが

 

まずは、5教科(3教科受験なら3教科)それぞれで

最低何点とらなきゃいけないのか考えましょう。

 

 

 

たとえば、愛知県公立高校入試は

1教科あたり22点満点、

5教科で110点満点です。

 

 

英語が得意で、数学が壊滅的にニガテという受験生の場合

 

英語を18点→22点満点を目指すのも必要ですが

【数学で最低13点はほしい】

など、各教科で最低限欲しい点数があります。

 

 

数学で13点目指すなら

大問1すべてと、大問3(1)角度で10~11点は死守。

残り2~3点をどの問題でとるか、という風に考えていきます。

 

 

このとき、ニガテな数学から逃げてしまっていては

英語で満点とれても

合格できるかどうかわからないのです。

 

 

各教科でとらなきゃいけない最低点数を割り出し、

ニガテ教科であっても

その点数をとるまでの勉強はする、というように考えていきます。

 

 

 

  過去問で、出題されない分野を知ろう

 

たとえば

「古文漢文なんてわけわからない」という受験生に対してですが、

 

都道府県によっては

漢文は出題されずに

「毎年、必ず古文」というところもあります。

 

 

その場合、漢文の訓点のつけ方や書き下し文を勉強するよりは

古文に集中したほうがよかったりします。

 

 

※ただし、併願私立で漢文出題される場合もあるので

受験校の問題をしっかり分析!

 

image

 

もう11月ですので

併願校含めて過去問を購入して

3年間分は目を通してみてください。

 

 

巻頭に出題傾向が載っている過去問集もありますので

分野ごとの出題を確認するのもいいですね!

 

 

  本当になにをしたらいいかわからない人へ

 

一方、場合によっては

「本当に、なにを勉強したらいいかわからない」

という人もいるかもしれません。

 

 

それは2パターンに分かれて

 

①今まで勉強して来なかったから、なにから手をつけたらいいかわからない

②やることを尽くしてしまったのに、成績が上がらない

 

です。

 

 

 

①の場合は

先ほどのほうに合格するための最低点数を割り出し

過去問を解いてみて、点数と照らし合わせてください。

 

 

数学なら、大問1が全問正解できることが

公立合格の最低条件です。

満たないなら、教科書まとめ問題でもいいので問題演習しましょう。

 

理科なら、生物・物理・化学・地学と分野が分かれているので

まずはどれかを究めてみる(生物が取り組みやすいと思われます)。

 

 

 

②の場合は

新しい問題集に手を出すのではなく

 

今までの模試・実力テスト・夏期講習テキストなどを

【今、自力で解けるかどうか】を目安にして解き直ししてください。

 

 

夏期講習でやった等積変形、最短距離の問題、証明、規則性の問題

今ならどれも解けますか?

 

 

②は「手段は尽くした」と思っていても、

1問1問に対する理解度が甘かったりします。

 

問題見ただけで

「これは●●を使うやつだ!」と浮かぶくらいまで

解き直しをしてみてください。

 

 

また、国語であっても

「2択まで絞ったのに、最後で間違えた」というケースも多々あるので

解き直して正しい答えになる道筋も考えましょう。

 

 

模範解答の解説を読みこんで

ちがう解き方やヒント(便利な公式)などを参考にするのもいいですね。

 

 

 

  まとめとして

 

「今からでも間に合いますか?」という最初の質問に戻ると

 

・志望校の合格最低点数を各教科割り出すこと

・「合格するために、今なにが必要か?」と自問自答してみること

 

この2つが出発点になります。

 

 

もし学校や塾の先生に相談するなら

 

これらの分析を自分でした上で

「こうやって勉強していこうと思いますが、アドバイスいただけますか?」

と聞くと的確です。

 

 

相談ごとも

ぼんやりしたところから、具体的になればなるほど

解決に向かっていきやすくなりますよ!

 

image

 

 

鉛筆人気記事一覧

 

 

鉛筆【保護者さま向け】公式LINEアカウント

 

※2024年度生徒募集はお問合せください※

 

生徒募集の問い合わせ/

保護者さまからのご質問ご相談に返信しております【無料】

友だち追加

(または @jkt1148r でご検索ください。@をお忘れなく)

https://lin.ee/cy5fVUE