※2年前の記事がよく読まれているので
2022/9/5加筆修正しました
生徒の校内推薦の志望理由書を
2度目の添削。ですが…
NGワードがあちらこちらで使われている!!!
今から提出する人は
NGワードが含まれていないか、もう一度見直してくださいね。
志望理由書や自己PRで使ってはいけないNGワード集
感想文になってしまっていないか?
今回の生徒の添削で、
「悔しい思いを経験したからこそ
3年間部活動に励むことができたと思います」
「人の上に立つ責任がこんなにも重いものなんだ
ということを知れた良い経験になりました」
という2文があり、ばっさり切りました(笑)
理由は簡単。
これでは感想文だからです。
志望理由書は感想文ではありません。
卒業文集に載せる文章ならこれでいいですが、
「あなたは志望校になにを伝えたいですか?」
といわれたときに
「曖昧すぎてなにも伝わってこない」
と、印象が薄くなってしまいます。
・悔しい思いをして、なにを工夫したのか?
・その結果、どんな形で終えることができたのか?または高校生活を送りたいのか?
・リーダーとして在るために、なにを勉強してきたのか?
・リーダーの経験を今後どう活かしていきたいのか?
この辺りの文章に書き換えましょう!
【発展編】自己PRも、志望理由につなげていこう
自己PRで「中学校3年間でがんばったこと・学んだこと」を書かせる高校は
多いです。
志望理由とは別の欄で聞かれることもありますが、
自己PRを思い出だけで埋めてしまうのはもったいない。
まずはNGワードから脱却してほしいですが、
それができて余裕があれば志望理由につなげましょう。
つなげるのはまとめの部分で、
「私の経験を、貴校に入学できたら、~~の場面で活かしていきたいです。」
などの一文を入れればOK。
(ちゃんと志望校の方針に合っていることが必要ですが)
短い自己PRの文字の中に
これでもか!と自分の想いを、明確に伝えることが必要です。
だから、志望理由書をつくるには時間がかかる
書いてみて初めてわかることですが、
「作文・感想文」にならずに、志望理由書をつくることは
中学生にとって至難の業です。
勉強のスキマ時間でちゃちゃっと終わらせよー!
なんて甘いものではないので注意。
この記事を読んだら「へえー」で終わらせずに
自分の文章を見直してくださいね!