注意!志望理由書で使ってはいけないNGワード集 | お母さまが高校受験を「見守る」ための勉強法ブログ

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※2年前の記事がよく読まれているので

2022/9/5加筆修正しました

 

 

生徒の校内推薦の志望理由書

2度目の添削。ですが…

 

NGワードがあちらこちらで使われている!!!

 

 

今から提出する人は

NGワードが含まれていないか、もう一度見直してくださいね。

 

 

 

志望理由書や自己PRで使ってはいけないNGワード集

 

①とても、一生懸命

 

「試合に負け、とても悔しい思いをしました」

「次こそは試合に出られるよう、練習を一生懸命がんばりました」

 

 

ありがちな書き方なんですが、

ほかの受験生だって、「とても」「一生懸命」がんばっています。

 

ほかの受験生と差をつけるには

具体的になにをしてきたのかを主張する必要があります。

 

 

一期一会の面接官の先生には

あなたの活躍の背景までは読み取れません。

 

 

「とても」「一生懸命」の中に

 

・どんな悔しい、悲しいことがあって

・どんな工夫をして

・その結果、どうなったのか

 

を具体的に書いてください。

 

 

例)

「自分の弱点である持久力の弱さを克服するため、~~~を行ったところ、

〇ヶ月後の試合では~~~することができました」

 

 

②いろいろ、さまざま、たくさん

 

「キャプテンとして、さまざまな経験をしてきました」

たくさんの人と関わりを持つことができました」

 

 

これもありがち!!

 

中学校時代の3年間で

さまざまな経験をしていることも、全員共通のことです。

 

 

・どんな経験(具体的エピソード)があって

・そこからなにを考え

・高校生活でどんな経験を、どう活かしていきたいのか

 

これらを具体的に書きましょう。

 

例)

「先輩後輩の壁が大きく、後輩が委縮してしまい実力を発揮できずにいるように感じたので、

後輩も含めて部員全員が一言ずつ話す時間を毎日つくりました。

その結果、~~~」

 

 

③自分の学校や部活、周りの環境でしか通じない専門用語

 

自分の学校行事の名前や

部活(スポーツ)に関する専門用語にも注意です。

 

 

たとえば、自分はバスケ部所属でも、

面接官の先生がバスケ部顧問とは限りません。

 

詳細に説明を書く必要はないのですが

なるべく簡潔な言葉で表しましょう。

 

 

たとえば、運動部で

部活動の「運営」をする部長と

練習のリーダーが異なる場合もあります。

 

吹奏楽部だと

「運営」をする部長と

音楽で指揮をする学生指揮者やパートリーダーも異なりますね。

 

自分がどの立場だったのかをはっきりさせましょう。

 

 

 

感想文になってしまっていないか?

 

今回の生徒の添削で、

 

「悔しい思いを経験したからこそ

3年間部活動に励むことができたと思います」

 

「人の上に立つ責任がこんなにも重いものなんだ

ということを知れた良い経験になりました」

 

という2文があり、ばっさり切りました(笑)

 

 

理由は簡単。

これでは感想文だからです。

 

 

志望理由書は感想文ではありません。

 

 

卒業文集に載せる文章ならこれでいいですが、

 

「あなたは志望校になにを伝えたいですか?」

といわれたときに

 

「曖昧すぎてなにも伝わってこない」

と、印象が薄くなってしまいます。

 

 

・悔しい思いをして、なにを工夫したのか?

その結果、どんな形で終えることができたのか?または高校生活を送りたいのか?

・リーダーとして在るために、なにを勉強してきたのか?

・リーダーの経験を今後どう活かしていきたいのか?

 

この辺りの文章に書き換えましょう!

 

 

 

【発展編】自己PRも、志望理由につなげていこう

 

自己PRで「中学校3年間でがんばったこと・学んだこと」を書かせる高校は

多いです。

 

志望理由とは別の欄で聞かれることもありますが、

自己PRを思い出だけで埋めてしまうのはもったいない。

 

 

まずはNGワードから脱却してほしいですが、

それができて余裕があれば志望理由につなげましょう。

 

 

つなげるのはまとめの部分で、

「私の経験を、貴校に入学できたら、~~の場面で活かしていきたいです。」

などの一文を入れればOK。

 

(ちゃんと志望校の方針に合っていることが必要ですが)

 

 

短い自己PRの文字の中に

これでもか!と自分の想いを、明確に伝えることが必要です。

 

 

 

だから、志望理由書をつくるには時間がかかる

 

書いてみて初めてわかることですが、

「作文・感想文」にならずに、志望理由書をつくることは

中学生にとって至難の業です。

 

 

勉強のスキマ時間でちゃちゃっと終わらせよー!

なんて甘いものではないので注意。

 

 

この記事を読んだら「へえー」で終わらせずに

自分の文章を見直してくださいね!

 

 

 

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