馬齢限定戦線では「ホープフルS」がG1競走となり、明け3歳馬のヒエラルキーの頂点の1つである中山芝2000mの「皐月賞」に向けて総ての若駒らは馬主のグリードに作用して足並みを揃える。
しかし、それを終えて、距離の融通が効く駒や、末脚に鋭さが見える駒などが、続く「日本ダービー」へと歩を進めるし、最初から府中の芝2400mに向けて小回りの「皐月賞」をスルーする3歳馬も当然いる。
そして、前にも書いたが、古馬世界に入ってからは、芝24戦の頂点には「ジャパンカップ」があるが、芝20戦の頂点は、当該「中山金杯」が唯一になってしまうのである。
それでも、3歳時に、その頂点を極めた皐月賞馬らは、古馬になれば、その他のコースに新味を探す旅に出る事になる。そんな中には、皐月賞出走にも叶わず、「菊花賞」TRである「セントライト記念」でも競走中止の憂き目。明け4歳で「AJCC」を制してから中山コースの重賞ばかりコレクション。コンプリートの中には、「有馬記念」まで含まれていたマツリダゴッホ(国枝栄)という存在もいる(中山芝の重賞6勝)。
「中山金杯」を皮きりに、その年の「春天」「有馬記念」を制したサクラローレルの話をしだすと長くなるので、この辺で、今年の話をする。

出走馬と騎手が決まり、出走頭数はフルゲート17頭に対して、16頭となった。そのメンツ選定競走であった「ディセンバーS]1着馬はG1馬マドマイヤリードが担当する。しかし、このOPは、2017年に施行距離を芝18に戻した。結局、芝20で施行したのは2年だけで、その2頭の勝馬の1頭が、2017年「中山金杯」で機能したツクバアズマオーであったが、これが唯一。
出走馬にはG1になった「ホープフルS」1着馬タイムフライヤーと3着馬ステイフーリッシュが出走する。前者は「菊花賞」から、後者は「チャレンジC」の*1着同枠の3着からの臨戦になる。
THは前年56キロ2着馬ウインブライトで、「中山記念」でも1着起用された為に、斤量は58キロとなった。血統論者には、「このコースはステイゴールド産駒かキンカメ産駒だ」と思い込んでいるフシがあるし、結果も伴っているが、下級では、シンボリクリスエスもいるのである。
「チャレンジカップ」の2着馬から参戦のマウントゴールドも、ステイゴールド産駒。よく見るとクリスエス産駒は、エアアンセムしかいないし8歳馬。
「実走なんとか理論」を持ち出すまでもなく、このコースは、ゲート番の影響が強いので、これ以上語らないことにする。単純出目は、2枠だが、前稿に書いたように信用ならない。

































