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宝石白宝石白 桐野夏生


期待が大きすぎた・・・。



桐野作品の引き込まれるようなスピード感はなく


風呂敷をひろげたものの、たたみきれずといった


かんじです。



同じ神話を題材にしたものでも山岸凉子の作品は、


もっとリアルクローズで細部にまで神経がいきわたってて


満足感があるんだけど、それに比べるとなんだか中途半端。



テーマがあってないのかな~・・・。


世界の作家に引けを取らない作品なのか


日本代表作として少々心配になりました。



大きなお世話か。



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宝石白宝石白宝石白 桐野夏生


書店で文庫版の装丁を見た時から


気になってました。


直木賞受賞作ながら、ほぼジャケ買いです。




自分の不貞がきっかけで周囲に不幸の連鎖が


始まっていくストーリーの主人公や登場人物に


共感を抱きにくく、読後感も重い。



ミステリーとして楽しもうとしても、作者は本当につれない!


事件の真相が語られず、不完全燃焼でした。


桐野夏生はドSだ。




でも、人間の内面や生死の丁寧な描写は


さずがに読み応えがあり、受賞には納得です。


水蜜桃をこどもの頬のように感じるエピソードから


表紙のカットが生まれたとすれば


アリが桃を食ってる・・。やはり・・・。




玄人ウケ作品だと思いました。

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 宝石白宝石白宝石白 浅田次郎


ベストセラー「蒼穹の昴」の続編で、ずっと気になりながら


機会を逃していたのですが、やっと読めました。



清国末期の皇帝光緒帝と側室珍妃とのロマンスと、


列強国の清を食い物にする策略が混ざり合ったミステリーで


「蒼穹の昴」の何年か後の時代設定や、リンクした登場人物に


これはこれで満足です。



ただ、読み進めるほどに真実がわからなくなっちゃてきて、


自分の読解力不足が無念・・・。



「ラストエンペラー」が大好きで何度も見ているのですが


その少し前の時代の紫禁城はこんなに荒れ果てていたの描写に


新しさを感じました。


時代背景を考えれば当然かもしれません。



もう一回「蒼穹の昴」を読み返して、再度チャレンジしてみます。



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宝石白 蝶々


仕事で蝶々さん著書を読まないといけない件があり購入~。


いや~ファンじゃなきゃな~んにも面白くない一冊ですな。



自分演出がうまくいきすぎて


結果まよえる女子がいっぱい寄ってきて(崇められて)


日本女子を救ってあげる(!)って


爆走、いや暴走しちゃったんだろう ってのが感想です。


ここまで自分を「あたしすごいでしょ~」ってアピールできるって・・


読んでて恥ずかしい~~~~~



タレント本としてビューティやファッションのブログ本なら


モデルたちのがよっぽど役に立つというところでしょう。


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宝石白宝石白宝石白 謝花直美


実はわたし、沖縄戦について勉強することを


ライフワークにしています。


学校の先生でもなく、宗教ももたず、団体にも属さない


イチ会社員女子なんですが・・。



日本で唯一の軍民一緒となった地上決戦の場で


一体なにが起こったのかを知りたくて


勉強を続けています。



今年の夏は、念願かなって友人4人で


激戦区となった本島南部のガマと、渡嘉敷島の「集団自決」地に


足を運び、黙祷を捧げて来ました。


人生観を変えるショックを数々体験し、アタマの整理がつかず


しばらく勉強を休んでましたが、

半年たってやっとポチポツ読み始めたところです。



この作品は沖縄タイムスの記者さんが


「集団自決」から生き残った方たちに取材をして


編集したもので


その方たちの証言は、強く、するどく、胸にささります。


こんなに残酷な経験を背負って、その土地で生き続ける


ことはどんなにつらい日々だったのか・・・。


よくぞ話してくださったと思います。




ただ、ドキュメンタリーとしては物足りなさを感じました。


こんな凄惨な事実の怒りの矛先をすべて


「旧日本軍の蛮行」と「教科書問題」にもって行くのは


どうなんでしょうか。


「沖縄ノート」と同じ岩波新書発行だから?考えすぎ?



曽根綾子さんの一連の作品は、旧日本軍の方の証言もあり


個人的感情は一切ヌキにしたプロのジャーナリストの視点が


冴えた作品だったので、どうしても比べてしまいました。




この凄惨な戦いを生き残った方たちが


沖縄を復興させ、命をつないでくれたからこそ


現在の「楽園」沖縄があるのだと、深く深く感謝します。



「命どぅ宝」を、伝えるのは繋がれた時代を生きる


私たちの役目なんだと、これからも勉強を続けていきます。