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桐野夏生
書店で文庫版の装丁を見た時から
気になってました。
直木賞受賞作ながら、ほぼジャケ買いです。
自分の不貞がきっかけで周囲に不幸の連鎖が
始まっていくストーリーの主人公や登場人物に
共感を抱きにくく、読後感も重い。
ミステリーとして楽しもうとしても、作者は本当につれない!
事件の真相が語られず、不完全燃焼でした。
桐野夏生はドSだ。
でも、人間の内面や生死の丁寧な描写は
さずがに読み応えがあり、受賞には納得です。
水蜜桃をこどもの頬のように感じるエピソードから
表紙のカットが生まれたとすれば
アリが桃を食ってる・・。やはり・・・。
玄人ウケ作品だと思いました。

