フィレンツェ観光ガイド 加藤まり子 in 東京 -42ページ目

フィレンツェ観光ガイド 加藤まり子 in 東京

フィレンツェ観光ガイドの資格を2016年に取得しました。
現在は都内で美術の鑑賞の仕方を教えています。
詳しくはホームページから。
http://mariko-no-heya.com/


みなさん、Buon giorno!
日本でも寒い日々が続くと聞いています。
フィレンツェではカラッと晴れたお天気。でも放射冷却でちょっと寒いんですよね。

Masakoさんからの情報で、東京でボッティチェリ展が開催されてるんですね。
先週にたまたまボッティチェリのお墓に行ったので、ご紹介します。




オンニサンティ教会の前に立つイケメン・パパ。ベビーカーの男の子も20年後にはこんな感じになるんでしょうか。


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


フィレンツェを流れるアルノ川を見渡せる絶好のロケーションにあるオンニサンティ教会。




すぐそばには高級ホテル、ウェスティンがあります。
この6Fのカフェからの眺めは最高です。


この教会はヴェスプッチ家と関わりの深い教会です。
ヴェスプッチといえば、アメリゴ・ヴェスプッチ。
「アメリカ」の言葉の語源となった冒険家です。



上の絵の聖母マリアのすぐ左側にいるのがアメリゴ・ヴェスプッチと言われています。





この教会、有名な作品がたくさんあります。



ボッティチェリの聖アウグスティヌス

今回の東京でのボッティチェリ展に出展されています。



そしてそれと対になる

ギルランダイオの聖ヒエロニムス





この2人、同時期の売れっ子画家なんですが、ちょっと違いがあるのがわかるでしょうか?


ギルランダイオが「静」なのに対し、ボッティチェリは「動」です。
ポーズも表情もより動きがあるのがボッティチェリです。
ちょうど、ルネサンスが花開き始めた頃なので、このように顕著に特徴が現れています。





豪華な教会の中を進んでいくと





ボッティチェリのお墓があります。

今は修復中・・・





ほんとはこんな感じです。






ボッティチェリの墓碑は工事中でもしっかりあります。





そしてボッティチェリにメッセージを残したい方はこちらの箱に。




ボッティチェリはこのオンニサンティ地区に生まれたと言われています。
メディチ家はもちろんヴェスプッチ家からも庇護されたようです。



「春」や「ヴィーナスの誕生」など異教風の絵を最初に描いたボッティチェリですが、メディチ家失脚の後に画風が変わります。
一説にはメディチ家後に力を持ったサヴォナローラという修道士の影響を受けたと言われています。
でも本当にそうなのかなぁ・・・なんとなく謎めいている気がして仕方ありません。
このあたりは個人的に力が入るところなので、また機会があれば取り上げたいと思います。



最後はこの教会のもう一つの至宝、ジョットーの磔刑図です。




フィレンツェでは工事や修復が多いのですが、この作品も修復のおかげで美しい姿を見ることができます。




展示がメインの美術館と異なって、まだまだ人々の信仰心を感じられる教会。




画家と依頼主と教会と一般信者と、いろいろな思いを感じつつオンニサンティを後にしました。







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Buona sera みなさん♪

年明けに宣言した2016年の目標、なんとまたひとつ叶ったのでお伝えします♪







*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


先週から語学学校に新しいクラスメートがきました。




サバンナからはるばるやってきたキリンくんとゾウさんとともに・・・




ん、この人知ってる



一緒にヨガ合宿にシチリアに行ったお友達、エミリーでした。


半年ぶりの再会です。


再会を祝して週末飲みに行くことにしました。



向井理さんも来店したというフィレンツェの老舗クアットロ・レオーニの隣にあるオシャレな居酒屋さんです。


店員さんはヨガのレッスンにもきてくれている気さくなお姉さん。




カルメンというこのお店、スパニッシュ・バルをイメージしているので、気軽にワインとイタリアン・タパスを楽しめます。




チーズとナスとクルミのカナッペはフレッシュミントが添えられています。


エミリーオススメのアボカドとアンチョビのカナッペ。
結構なボリュームがありました。






「今日はライブがあるのよ」と店員さん。



ぞくぞくとミュージシャンたちが集まってきます。



ヨガの他の仲間たちも合流。
ヨガスタジオのアンドレア先生は華麗なダンスを披露してくれました。






「私、日本ではジャズを歌ってたの」
「じゃぁ、一緒にセッションをしよう!」

My first #jazz session in #florence ! #jamsession #firenze #italy #italia #song #jazzstandard #allofme #saxophone #bar #wine #improv #livemusic

A video posted by マリコの贅沢イタリア生活 in フィレンツェ♪ (@rubybdama) on



といって、みんなが知っているというオール・オブ・ミーを歌わせてもらいました。


2016年の目標のひとつが、
フィレンツェでジャズセッションに参加する
だったんですが、
夢が叶いました♪


もうひとつの
ヨガのレッスンを開催
先日実現しました。





とっても恵まれていてありがたいことです。
これだけ早く叶ったのは、さらにこれを拡大していくことが求められてるからかなーなんて思っています。



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



今回再会したエミリーは、イギリスでソムリエールをしていたので、ワインにとっても詳しいんです。
フィレンツェが位置するトスカーナ州はワインの名産地。
彼女は季節になると自らワインの産地に向かいます。

そして、ヨガの合宿の後、彼女もヨガのインストラクターの資格を取ったそうです。





「一緒にトスカーナの田舎でワインと美味しいイタリアンとヨガの合宿が出来たらいいね♪」



のどかなトスカーナの風景



これが今年の次の目標かな(*^▽^*)
トスカーナでヨガを楽しみたい方、ワインに浸りたい方、乞うご期待!








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Buon giorno みなさん♪

今日は家の近くでとってもかわいらしい風景を見つけました♡
お肉がたっぷりのサンドイッチをほおばるおじさんとそれを見つめるワンちゃん。



「ねぇ、パパ。ボクもお肉たべたい!」
「お前にはまだ早い!」
そういえば、以前にこんなCMありましたよね。


ワンちゃんは残念ながらお肉にありつけなかったのですが、これに触発されて、大好きなサンドイッチを食べることにしました♪






ランプレドット。
イタリア版もつ煮込みがたっぷり入ったサンドイッチです。


フィレンツェではよくこのサンドイッチの看板を見かけます。
内陸のフィレンツェでは昔は貴重なタンパク源だったんだと思います。


ちなみにフィレンツェの名物料理トリッパ・アッラ・フィオレンティーナもやっぱりもつ煮込み。
こちらはトマトソースと一緒に煮込んでいます。
トリッパが第3胃袋、ランプレドットが第4胃袋だそうです。
牛さんも余すところなくたべられて大変ですね。


ワンちゃんがおねだりをしていたところのすぐそばに、いつも地元の人が入っていくお店があります。


シニョーリア広場のすぐそばにあるんですが、観光客より地元らしき人の方が多い。
食いしん坊アンテナが動きます。



たくさんの人が待っていて、そのひとりひとりに丁寧な対応をする店員さん。


このおにいさんは
・注文を聞いて
・肉を切って
・サンドイッチを作って
・会計をして
と大活躍です。
スピード重視の日本と比べるとヨーロッパは全般的に効率が悪いのんびりペース。
特に会話を重視するイタリアではお店の人とお客さんが好み通りの商品にたどり着くまで会話が続きます。


「そっちじゃなくて、あっちのお肉ね」みたいな会話。




やっと私の番が回ってきました。
「ランプレドットのサンドイッチお願いします♡」



こんな風に鍋でじっくりと煮込まれるランプレドット。


その鍋からモツを出して細かく切って、塩コショウ、ピリ辛ソースなんかをかけて出来上がり♪



ランプレドットのサンドイッチ、このお店では3.5ユーロでした。



中の席が混み合っていたので、天気もいいしドゥオモを見ながら食べることにしました。




外の風に吹かれながらひと口ほおばると・・・

美味しい!

ランプレドットは大好きですが、これはその中でも絶品!
さすが地元っ子はよく知ってますね♪


ワンちゃんには申し訳ないのですが、人間サマの私はおなかいっぱい美味しくいただきました♪


モツ好きの方は、ぜひランプレドットのサンドイッチでフィレンツェっ子気分を味わってみてください♪



*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


I Maledetti Toscani
Via dei Cerchi 19r






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Buon giorno みなさん♪
連休開けの1週間はいかがでしたでしょうか?
ちょうど松の内も明けておぜんざいを食べた、なんて方もいらっしゃるかと思います。

さてさて、先週ですがフィレンツェだからこそ見ることのできる絵画を見てきたので、紹介します♪








フィレンツェには「最後の晩餐」をメインにした無料の美術館が4つあります。
前回は2回に分けてルネサンスの代表作、カスターニョの「最後の晩餐」を紹介しました。

「最後の晩餐」はキリストが捉えられて磔刑になる前に弟子たちと食べた食事のシーンを描いたものです。
カトリックの修道院では、食堂にこのシーンが壁画として描かれていたそうです。
壁画なので運搬が難しく、今でも修復などを施して同じ場所で鑑賞します。

前回のサンタポローニャも元修道院、そして今回訪問したフリーニョも元修道院です。





フィレンツェの中央駅サンタ・マリア・ノヴェッラからほど近い場所。
大きいけれど、知らなかったら通り過ぎてしまいそうです。


中に入ると係りの方に名前を書くように指示されます。
そして寄付として1ユーロを渡して中に入りました。

大きな空間。
そしてその一番奥に「最後の晩餐」が描かれています。



この美術館に収められているのはペルジーノ工房およびその弟子たちの作品です。

日本ではそれほど知名度は高くありませんが、ペルジーノはルネサンス期の人気の画家でした。



彼の工房で作られた作品がたくさん残っています。


フリーニョ修道院美術館にあるペルジーノ工房作の「聖母子と聖ヨハネ」


この作品、なんとなく見たことがある気がしませんか?


ではこちらはどうでしょう?

パリ、ルーヴル美術館の至宝、ラファエロ作の「美しき女庭師」です。


そう、ラファエロはペルジーノ工房の弟子だったんです。

フリーニョ修道院美術館にあるラファエロの胸像。割とイケメン。



こちらの「最後の晩餐」は近年の研究結果によってペルジーノとその工房の作品ということがわかりました。
しかし長い間、ラファエロの作品と信じられていました。



ラファエロは盛期ルネサンス以降の西洋美術の中で「お手本」の位置を占めるようになります。
たくさんの画家がアカデミー(絵画の最高学府)で彼の画風を学びました。


ここの「最後の晩餐」も19世紀までたくさんの画家が模写していました。



その後19世紀の後半になるとフランスで写実主義や印象派といったアカデミーから離れる動きが活発になります。
同時期のイギリスではその名も「ラファエル前派」といって、ラファエル(ラファエロの英語読み)以前の画風を研究する動きが出てきます。





少し話が近代まで進んでしまいました。
16~19世紀の西洋美術のいわば基礎とも言えるのがラファエロ。
そしてその巨匠を育てたペルジーノが西洋美術において大きな位置を占めることがわかるかと思います。


次回はペルジーノの「最後の晩餐」の細部に迫ってみたいと思います。



よく見ると詳細に描かれている細部。
次回たっぷりご紹介しますね♪







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Buongiorno みなさん♪
フィレンツェでは春の陽気のような数日が続きましたが、一転。今朝から冷え込んでいます(>_<)

今年の抱負で「フィレンツェでヨガレッスンを開催すること」を掲げていたのですが、早くも達成しました!
ということで2016年初のレッスンをお届けします♪





伺ったのはフィレンツェでアーユルヴェーダマッサージをしているCANAちゃんのお宅です。





彼女とはフィレンツェで開催されたブログセミナーでお会いしたんですが、なんとその後、語学学校も同じということが判明!
晴れて年明けからは一緒のクラスでイタリア語を学んでます♪
彼女のマッサージはマッサージにとどまらず、ひとりひとりのエネルギーを見ながら必要な部分に手当を施してもらえるので、効果てきめんです☆


そして今回参加していただいたのは、フィレンツェでアパート滞在を紹介されているBuona giornataさん
そしてフィレンツェの名門アカデミア美術院のChihiroさんです。
彼女はフィレンツェの道路に名作を描くアーティストさんでもあります。選ばれた人だけができるすごいアートなんです♪


みなさん「すっきりしたー」と言ってレッスン終了♡
そして記念写真をパチリ☆みんないい笑顔です(*^▽^*)



きっと私が一番楽しんでたと思います♪
ご参加いただいてありがとうございました♡



2月になったらこの景色を見ながらのヨガもしたいなぁと検討中。



乞うご期待!







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