フィレンツェ観光ガイド 加藤まり子 in 東京 -38ページ目

フィレンツェ観光ガイド 加藤まり子 in 東京

フィレンツェ観光ガイドの資格を2016年に取得しました。
現在は都内で美術の鑑賞の仕方を教えています。
詳しくはホームページから。
http://mariko-no-heya.com/


Buon giorno みなさん♪

東京で開催されているボッティチェリ展にはイタリア・ルネサンスの至宝ともいえるべき作品が目白押しです。

「東方三博士の来訪」
「書物の聖母」
「書斎の聖アウグスティヌス」
・・・

その中でも今回は「誹謗」を紹介したいと思います。


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


今回の東京の展覧会。開催1ヶ月を切った時点で急遽出展が決まったのがこの
「誹謗」
です。





良い画像がなくて恐縮なのですが、
・右端にロバの耳を持った王と2人の女性
・頭巾をかぶった怪しい男
・美女3人
・引きずられる裸の男
・老婆
・裸の女性
という構図になっています。


ひとつひとつ説明していきます。



右端にロバの耳を持った王と2人の女性


「王様の耳はロバの耳・・・」
というおとぎ話があったかと思います。
ロバの耳を持つということは人間の耳を持たないことを表します。
すなわち「人間=知性」を持ちません。

そんな王様に耳打ちするのは「無知」と「猜疑心」です。
知性のない王が「無知」と「猜疑心」の言葉を聞いたらどうなるでしょう・・・



頭巾をかぶった怪しい男+美女3人+裸の男

頭巾をかぶった男は「嫉妬」
そして彼が連れてきた美女が「誹謗」です。
「誹謗」の髪をとき飾り立てている女性達が「策謀」と「欺瞞」です。

悪徳辞典のような用語が並びます。

そして髪を引きずられている裸の男は「無実」
そう、嫉妬が策略と欺瞞で誹謗中傷を重ねて「無実」を陥れている図なのです。



老婆と裸の女性

裸の女性というのは伝統的に「真実」を表すとされます。
何も隠しているものがないからです。
有名なものとしてはクリムトの「ヌーダ・ヴェリタス(裸の真実)」があります。

Gustav_Klimt_044


ボッティチェリの絵でもこの裸の女性は「真実」
そして老婆が「後悔」とされています。


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


すべてのストーリーをつなげ合わせると

嫉妬心から無実な男を誹謗中傷しそれを無知な為政者が信じた。
だが真実があきらかになり無実の男を陥れたことに後悔した。

という感じになるかと思います。


この絵を見ると毎回重~い気持ちになるのです。
ではなぜこのような絵をボッティチェリは描いたのでしょうか?




それはボッティチェリのみぞ知る・・・
ではなくて、1400年代終わりのフィレンツェの政治的背景があるのです。


ちょっと長くなりそうなので、続きは次回に・・・
今回は絵の概要を説明しました。
次回は絵が描かれた時代的背景を説明します。








にほんブログ村

Buona sera みなさん♪

今日は美味しいロゼワインを試せるイベントのお知らせです。






*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆



ここフィレンツェの位置するトスカーナ地方はイタリアでもワインの名産地として有名です。





フィレンツェから一歩郊外にでるとあちこちにワイン畑が広がります。







そして大小のワイナリーもたくさん♪




なのでヨーロッパ各地からワイン好きが集まります。




語学学校のクラスメート、エミリーもそんな一人。
ロンドンでソムリエを務め、その上ワイン雑誌にまで寄稿しているワイン・エキスパートです。



そんな彼女がワインのイベントを開催します。




トスカーナのロゼワインの試飲会です。



トスカーナといえば世界的にも有名なキャンティに代表されるように赤ワインが有名です。
今回彼女が紹介するのはトスカーナの南にあるアミアタ山で作ったロゼワイン。


そういえばイタリアに来てからロゼワインって飲んだことないかも。

これはフランスで撮った写真。



今週末にフィレンツェにいらっしゃる方でロゼワインがお好きな方、
ワインメーカーの話を聞いてみたい方(実際の生産管理者が来られます)
マリコの顔が見て見たい方、
はぜひイベントにお越しください♪


詳細はこちらから
Drink Pink (英語サイト)

2/12 (金) 19:00~
Uva Nera
Borgo Ognissanti 25R







にほんブログ村
男性のひげ好き? ブログネタ:男性のひげ好き? 参加中
→答えは最後に♪


昨日に続きイタリアのオトコたちシリーズです。
ルネサンスを彩るオトコたちもステキですが、やっぱりリアルなメンズたちをみたいところ。
ということで今までブログに登場してくれたイケメントップ3を発表します♪



*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


フィレンツェの楽しみは
・芸術、美術鑑賞
・グルメ
・お買い物
が定番ですが、やっぱりこれも外せません。


イケメン鑑賞♡





街を歩いていると目の保養になりますが、次いつ会えるかわからないもの。
運命の出会いはさておき、フィレンツェに来たら
絶対会えるイケメン
をマリコ目線で紹介します。



*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


まずはナンバー3から。




フィレンツェの街の真ん中にあるパニーニ屋さんイ・ドゥーエ・フラテリーニのお兄さん。

パニーニが美味しいのはもちろん、頼まなくっても
「写真一緒に撮ろう♡」
のサービスはとっても嬉しい♪

ここはワインを飲みながらパニーニをつまむのにぴったりです。


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


続いてナンバー2。



こちらもパニーニ屋さん。
シニョーリア広場すぐそばのアル・アンティコ・ヴィナイオのお兄さんです。
このお店はトリップアドバイザーで常にトップ。
いつ見てもすごい行列ですが、並ぶ価値ありの美味しくてたっぷりのパニーニが食べられます。


ベビーフェイスにマッチョな腕がステキでした♡



*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆



そしてナンバー1は・・・



大好きなカフェ・リバースのお兄さん♡
しょっちゅう行っているので顔を見ると「チャオ!」と言って手を振ってくれます♪
ここはマダムとご主人が経営しているカフェなんですが、お二人ともとっても洗練されていてキレイ。

このお兄さんはどうもお二人の息子さんのようでお仕事の合間に
「マンマ!」
といっているのが聞こえてきます。
美男美女から生まれただけあって息子もイケメン♡

コーヒーもさることながら、イケメンに見とれて過ごせるフィレンツェの癒しスポットです(〃∇〃)


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


ということでみなさんお気づきでしょうか?


イタリアでは
ヒゲ率高し!






ですが、個人的には
ヒゲがない方が好き♡


「ヒゲがない方が好きだってさ」
「じゃぁ剃ってくるぜ!」








にほんブログ村
好きな時代 ブログネタ:好きな時代 参加中



歴史が好きな女性を「歴女」って呼ぶんだそうですね。
ってもうその言葉自体も古いんでしょうか?


美術が好きだったら「美女」とか個人的にはとってもいいんですが、まだそんな言葉は生まれてなさそうですね。
自己申告制じゃだめでしょうか・・・(///∇//)



ということで、美女歴女マリコがハマっているのは1400年代のフィレンツェ。
その中でも大好きなメンズたちを紹介します♪



*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆



フィレンツェに来た理由は何度か紹介しましたが、何と言ってもそもそもはこのオトコにホレてしまったのがキッカケです。

image


ボッティチェリ
です♡



初期ルネサンスの代表作「ヴィーナスの誕生」

image



そして「春」

image


どちらも彼の作品です。


少しメランコリックで儚げな美しさはもちろん、彼の作品は
新プラトン主義
というルネサンスの基礎となった哲学に基づいて描かれています。


東京で開催されている「ボッティチェリ展」
彼の大作「東方三博士の来訪」にボッティチェリの自画像があります。

image

右端の黄色い服の人がボッティチェリ♪
この絵のボッティチェリを見るたびに胸キュンです♡


ボッティチェリについてはいくらでも語れるので、また機会を設けて掘り下げます。




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




1400年代のフィレンツェはルネサンスが花開いた時。


その中でも大きな役割を果たしたのが、建築家のブルネレスキです。




この人もキャラクターが濃いんですが、彼の最大の功労はなんといってもこちら。


ドゥオモ
を作ったことです。


約600年前にできたこちらのドゥオモ。
その当時初めての技術で建築されます。
現在でも世界で3位の大きさを誇ります。


それ以外にもサン・ロレンツォ教会


サント・スピリト教会、サンタクローチェ教会のパッツィ家礼拝堂、捨て子養育院など、ルネサンス建築の代表作は全て彼の手によります。
ブルネレスキなくしてルネサンスの発展なし、と言っても過言ではありません。




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




そしてキャラの濃さではこの人も負けていません。

彫刻家ドナテッロ(彼のポートレートがないので、代表作ダビデを借りました)





このダビデ像、ローマ時代以来1000年の時を超えて初めて作成された
ヌード彫刻
なんです。


この人の作品の特徴はなんといってもリアリズムの追求。


このマグダラのマリアも今にも動き出しそう。
そして息遣いが聞こえてくるようです。



ブルネレスキとドナテッロは先輩後輩のような関係だったようです。
この2人のキャラを表す逸話がたくさんあります。
そのうちキャラの濃さ対決の特集を組んでみたいと思います。



*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆



最後に芸術家ではありませんが、ルネサンス芸術を支えた人たちを紹介します。



ルネサンスを語る上で絶対外せないのがメディチ家。



そのドンとも言えるのが老コジモです。




彼の富と政治力と審美眼があったからこそフィレンツェでルネサンスが花開きました。
ブルネレスキもドナテッロも彼の庇護があったからこそ思う存分活躍できたのです。




そしてその精神をしっかり受け継いだのが孫のロレンツォ豪華王です。


この人も結構胸キュンです♡



知性と政治力でフィレンツェの安定を維持し、安定したからこそ芸術を発展させることができました。
そして彼の審美眼もおじいちゃんに負けていません。
ミケランジェロを見出したのもそうですが、彼自身も詩を読むなど芸術センスに優れていました。




そして政治家ではありませんが、ルネサンスの基礎になる新プラトン主義はこの人の功労です。
マルシリオ・フィチーノ

(Wikipediaからお借りしました)



中世の暗黒時代と言われる約1000年の間にキリスト教以外の哲学は全て忘れ去られてしまいました。
フィチーノは古代ギリシャのプラトンの「饗宴」をラテン語に訳し、ギリシャ哲学をヨーロッパで復興させました。
もちろんその陰にはしっかりメディチ家が絡んでいたことはいうまでもありません。



「饗宴」は愛について語っています。

愛の神「キューピッド」



*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆



ということで、ルネサンスの花を咲かせた男たちを紹介しました。
ひとりひとりがキャラクターの持ち主。
そして私がホレてるオトコたちなので逸話もたくさんあります。
またひとりずつ時間をかけて紹介したいと思います♪










にほんブログ村

Buon giorno みなさん♪

今日はヨガレッスンのおしらせです。




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


2/17(水) 18:00~
フィレンツェのサンマルコ寺院近くでレッスンします。




持ち物:動きやすい服装、ヨガマット(ない場合はご相談ください)
参加費:10ユーロ

詳細はFacebookのページをご参照ください。







動きの大きなアシュタンガヨガのレッスンです。



ヨガを試してみたい方
体を動かしたい方
リフレッシュしたい方
にオススメです。





週の真ん中、水曜日の夜をぜひヨガでリフレッシュしてください♪



ご参加お待ちしています☆






にほんブログ村