色気のある企画書
来週は、軽いプレゼン2本。
はじめて仕事するプランナーさんと打ち合わせしました。
そもそも、
よほどのことがなければうちにくる仕事で、
モノ自体もすぐ手を付けなきゃいけないスピード感のものなので、
出てきた企画書も実施レベルの説明に終始していて。
それ自体の内容は良いなあ…と思ったけども
なんや、前段の、
「これを実施すると、こーんないいコトがあります!」
というメッセージというか、プロポーズというか、
そういうのが欠けていて。
なくても仕事にはなるんやけど。
なんか色気ないんだよね。
時間のなさも分かるんだけど、
一緒に頑張りましょう、ていうゴールの共有もできないし
ほんのちょこっとお客さんのモチベーションを右肩上がりに修正するだけで、
今後の仕事のしやすさが違ってくる。
ので、折衷案で、
さらっと1枚冒頭に色気を追加してもらうことにしました。
釣った魚に餌やらない的なことが、
男女の間ではアリとしても、
私がクライアント側やったら、
いつだって浮気したい。
もっといい企画が他からくるかもしれない。
そういうときにちょびちょび
いつも新鮮なプロポーズを、と思うのは
間違ってないと思う。
でもこのプランナーさん。
昨年営業から動いてきた人で、
そのせいなのか新鮮。すごく一生懸命感がある。
営業がは客さんのことをよく知っていて、
色んなツボを心得ていて、
会社の中でお客に一番近いと奢っているので、
それを上回る熱心さで準備してくれるのは
ほれぼれする。
反対の立場から言ったら、
営業をうまーくコントロールするのは
営業さんが大事にしてる
人対人の気配りとか誠実さとか熱心さとかのあたりで
営業を上回ることなのかもなと思った。
しかも、どストレートで自分の意見を言ってくれるし。
とても仕事がしやすい。
感謝。
はじめて仕事するプランナーさんと打ち合わせしました。
そもそも、
よほどのことがなければうちにくる仕事で、
モノ自体もすぐ手を付けなきゃいけないスピード感のものなので、
出てきた企画書も実施レベルの説明に終始していて。
それ自体の内容は良いなあ…と思ったけども
なんや、前段の、
「これを実施すると、こーんないいコトがあります!」
というメッセージというか、プロポーズというか、
そういうのが欠けていて。
なくても仕事にはなるんやけど。
なんか色気ないんだよね。
時間のなさも分かるんだけど、
一緒に頑張りましょう、ていうゴールの共有もできないし
ほんのちょこっとお客さんのモチベーションを右肩上がりに修正するだけで、
今後の仕事のしやすさが違ってくる。
ので、折衷案で、
さらっと1枚冒頭に色気を追加してもらうことにしました。
釣った魚に餌やらない的なことが、
男女の間ではアリとしても、
私がクライアント側やったら、
いつだって浮気したい。
もっといい企画が他からくるかもしれない。
そういうときにちょびちょび
いつも新鮮なプロポーズを、と思うのは
間違ってないと思う。
でもこのプランナーさん。
昨年営業から動いてきた人で、
そのせいなのか新鮮。すごく一生懸命感がある。
営業がは客さんのことをよく知っていて、
色んなツボを心得ていて、
会社の中でお客に一番近いと奢っているので、
それを上回る熱心さで準備してくれるのは
ほれぼれする。
反対の立場から言ったら、
営業をうまーくコントロールするのは
営業さんが大事にしてる
人対人の気配りとか誠実さとか熱心さとかのあたりで
営業を上回ることなのかもなと思った。
しかも、どストレートで自分の意見を言ってくれるし。
とても仕事がしやすい。
感謝。
クロージングの達成感
昨日今日。
あっちとこっちで最終請求額を確定してきました。
局の下半期を左右する大事なものなうえ、
生々しい交渉事なので週頭から気が重かったのだけども。
どちらも週またがず決着。
よかった。快く。
自分の想定範囲内で着地できたときの
達成感が意外とやみつきなのは
営業に染まり過ぎですかね。
あっちとこっちで最終請求額を確定してきました。
局の下半期を左右する大事なものなうえ、
生々しい交渉事なので週頭から気が重かったのだけども。
どちらも週またがず決着。
よかった。快く。
自分の想定範囲内で着地できたときの
達成感が意外とやみつきなのは
営業に染まり過ぎですかね。
MORRIS LOUIS
今月いっぱい、川村記念美術館で
モーリス・ルイスというアメリカ画家の展覧会が開催されています。

モーリス・ルイス
秘密の色相
奥さんにまで隠して何していたの。
49歳の若さで亡くなったモーリスの作家生活は
秘密に包まれています。
GIMEL
モーリス・ルイスの代表作品群「ヴェール」
にじんで重なりあう色彩がとてもきれいです。
しかも作品はどれも4メートルを越える大作ばかり。
当時、こんなふうにカンバスに染み込むくらいに
薄く溶いた絵の具を使うことはまずなかったと言います。
実際、ワシントン郊外で絵の先生をしていたモーリスは
この作品群を端緒として、独自のスタイルを深めはじめました。
GREEN BY GOLD
いったいどうやって描いているのでしょう?
絵の具もいい具合ににじんでいて、かといって醜く濁ってはないのです。
モーリスは絵を描いているところを人に見せることはしなかったそうなのですが、(鶴の恩返しみたい…)
少なくとも彼は、絵の具の扱いを完璧に把握していたんだと思います。


この2つは特徴的でないぶん、
あまり出て来ないので貴重かも。
そしてヴェールに続く作品群
「アンファールド」
風にたなびく旗をイメージさせます。



この3つの大作が
川村の企画展時エリアにぱーーんと並んでいて
真ん中のベンチで座ってみてると気分いい。
それから不思議なのは、
モーリスは自宅のダイニングを改装したアトリエで
毎日絵を描いていたそうなのですが、
実はこのアトリエの広さは4.3×3.7mと実に狭く、
(私の寝室より狭い!)
いったいこんなに狭い中でどうやってあんなに大きな絵を描いていたのだろう…
しかも、アトリエから出てきたモーリスはいつも、
くたくたにくたびれていたものの、絵の具の汚れなどどこにも見当たらなかったそうです。

寡黙で都会を嫌い、内向的だったモーリス。
しかしそれにも増して、絵を描くことに情熱的に取り組んでいたのでした。
見る人とたたかえ。
見えていることに支配されるな。
絵の教室でいつも生徒に言っていたこの言葉は
実は最も自分にぶつけていた言葉で、
当時ロスコやポロックなど時代の寵児がニューヨークで活躍する時代、
モーリスもまた、自分との闘いを静かに繰り広げていたんだと思いました。
モーリス・ルイスというアメリカ画家の展覧会が開催されています。

モーリス・ルイス
秘密の色相
奥さんにまで隠して何していたの。
49歳の若さで亡くなったモーリスの作家生活は
秘密に包まれています。
GIMELモーリス・ルイスの代表作品群「ヴェール」
にじんで重なりあう色彩がとてもきれいです。
しかも作品はどれも4メートルを越える大作ばかり。
当時、こんなふうにカンバスに染み込むくらいに
薄く溶いた絵の具を使うことはまずなかったと言います。
実際、ワシントン郊外で絵の先生をしていたモーリスは
この作品群を端緒として、独自のスタイルを深めはじめました。
GREEN BY GOLDいったいどうやって描いているのでしょう?
絵の具もいい具合ににじんでいて、かといって醜く濁ってはないのです。
モーリスは絵を描いているところを人に見せることはしなかったそうなのですが、(鶴の恩返しみたい…)
少なくとも彼は、絵の具の扱いを完璧に把握していたんだと思います。


この2つは特徴的でないぶん、
あまり出て来ないので貴重かも。
そしてヴェールに続く作品群
「アンファールド」
風にたなびく旗をイメージさせます。



この3つの大作が
川村の企画展時エリアにぱーーんと並んでいて
真ん中のベンチで座ってみてると気分いい。
それから不思議なのは、
モーリスは自宅のダイニングを改装したアトリエで
毎日絵を描いていたそうなのですが、
実はこのアトリエの広さは4.3×3.7mと実に狭く、
(私の寝室より狭い!)
いったいこんなに狭い中でどうやってあんなに大きな絵を描いていたのだろう…
しかも、アトリエから出てきたモーリスはいつも、
くたくたにくたびれていたものの、絵の具の汚れなどどこにも見当たらなかったそうです。

寡黙で都会を嫌い、内向的だったモーリス。
しかしそれにも増して、絵を描くことに情熱的に取り組んでいたのでした。
見る人とたたかえ。
見えていることに支配されるな。
絵の教室でいつも生徒に言っていたこの言葉は
実は最も自分にぶつけていた言葉で、
当時ロスコやポロックなど時代の寵児がニューヨークで活躍する時代、
モーリスもまた、自分との闘いを静かに繰り広げていたんだと思いました。
千葉デイ


今行かないと終わっちゃう展示があり、
急遽川村美術館に行きました。
なんやむっちゃ寒い。
凍えそうです。
この日は10度くらいをうろうろしてたみたいです。
そら寒いわ。

川村のこの景色は
色んなおりに眺めてます。
うれしくってにやにやしてたときもあるし、
かなしくってぼろぼろ泣いてたときもある。
飽きないところです。
今回は常設はあまりしっくり来なくて、
日本画の「老秋」という鹿の絵がちょっと気に入りました。
いつものごとくロスコルームでぼんやりしようと思ってたら
なんと大規模なロスコ展が日英で開催されるらしく、
川村のロスコは全てロンドンのテートモダンに出払っているとのこと。
テートで川村のロスコを見る、ってやってみたいけど、
来年2月までらしいので無理やな。
でもその後来年の春から川村美術館でロスコ展をやるので、
そのときはお返しに世界中のロスコが拝めるわけです。
楽しみだー

現在の展示は、モーリス・ルイスという50~60年代のアメリカの画家で、
前から川村美術館にはこの人の代表作みたいなのがあって
好きだったのでした。

佐倉までやってくると、帰りがめんどくさくって
千葉に抜けるのが専ら。


もう紅葉がはじまっています。
それにしても千葉ってなにもないとこだ。
しかし高校時代を思い出して懐かしい。
