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朝の散歩、ナブコフなど...Strasbourg

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川のある街が好きです。
ストラスブールは川の中州にある街なので
川の内側にいれば迷子になっても大丈夫。

それにしてもいい朝です。



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のんびり川沿いに乗船場まで歩きます。
特に予定のない日はのんびりしていいです。

この日は月曜でしたが川沿いを散歩する人は結構いて、
少し前をハスキー犬を連れた人が歩いていました。
途中から一緒に散歩しましょう、ということになって
この犬はナブコフというらしい。
この子オペラを歌うんだよ~ラララ~~わんわん音譜
とか言ってて爆笑。
(そういうオペラがあるのかな?)
とてもよく躾けられたワンちゃんでした。

飼い主さんはもと警察官で、今はトラムの運転手なんだそうです。
自分の職業を辞書で引いておいてよかった。
広告代理店は「publicite(略してpub‘ピュブ’)」と言います。
ちょっとイメージ違うよね。PR会社みたい。
ちなみにテレビを見てて気づいたけど、
番組からCMへ切り替わるときに
「publicite」と噛ませ画面を流す局もあって面白かった。


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ナブコフにつられてプチ観光案内。
そして結局カテドラルまで戻ってきてしまいました。
(でも実は、行きたい方向の真逆に向かって歩いてたみたいで
ナブコフがいなかったら途方もない迷子になってました。)

犬はさすがに教会に入れないのでここでバイバイ。


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この日は日本人たくさん来てました。
しかもみんな着物なの。
日本煎茶協会??みたいな名前の一行でした。
昨日は日曜で見られなかったからくり時計なども
見られました。

夜の市街...Strasbourg

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ストラスブールは、クリスマス市(マルシェ・ド・ノエル)でも有名です。
まだ11月末だったので飾り付けはまだまだこれから。
旧市街のみひとあし早め。


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くまてんこ盛り。


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こちらはちょっと暗いですが、
フォアグラ屋さんです。
金のガチョウが目印。

しろくまくま

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今回、一番くらいに好きな写真。
本当はディジョンという街にある公園なので
ちょっとフライングなんだけど、日曜日っぽいやろ。

くまさんイイ顔してるので是非アップで。

拾う神ミカエル...Ronchamp

さて、そろそろこの山奥からストラスブールまで
戻らなくてはなりません。

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帰り道は、ちょうど同じくらいのペースで見学してた
オーストラリア2人連れの車に乗っけてもらいました。
南半球って今夏でしょ。よく来るねー
とか言ってるうちは良かったんだけども、
坂おりてロンシャン駅までお願いって言ったのに
駅がいくら探しても見つからないー!

「ユキは駅どこか知んないの?」(この質問3回目…)

「ベルフォールからタクシーで来たからわかんないんだよね(汗)」
(といって煎餅でお茶を濁す私…)

せまいロンシャンの街をぐるぐるまわるうちに
だんだん車内は不穏な空気になり、
別に駅じゃなくてもいいからもう降りたい…
あとは自分でなんとかするから…
と思いつつも乗せてもらってる反面、
円満バイバイには私の英語力では無理な感じで
人に聞きまくってやっと到着。


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ロンシャン駅。
普通さ駅って街の中心か、せめて目立つところにあるもんやん?
これ、はずれもはずれ、ほぼ山ん中なん。なんやねんなもう。DASH!
オーストラリア人はせいせいしたのか
「これじゃ3日は待ちそうだね、バーイバーイ!」
と消えていったさ・・いいけど。
(※若干の脚色を含みます。)


とはいえですね、既に日本で電車の時刻を調べてあって、
次のロンシャン発の電車は夜の18時なのですよ。
現在14時。こんなとこで4時間も待つなんて、
イヤーー!死んじゃう。雪

てことでサッサと街に戻ります。
(てゆうか街の中心だと思ってたから駅って言っただけなんだってば)

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街(といっても直径100メートルくらい?)の中心に戻る。
それにしても見事にみなさんお休みです。
日曜日ですものねえ。
やってるのね、体育館くらい。(意味ねえ!)
フランスは流しのタクシーは基本的にないのです。
とかいってタクシー乗り場がこんな小さい街にあるわけないので
開いてるカフェか店を探して呼んでもらうしかない。


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ぐるぐる街をまわりますけどね。

美術館…×
カフェ…×
クリーニング屋…×
古物商…×
郵便局…×
体育館…○ 
(しかしガキしかおらん。しかもガキ冷やかしてくるし。
おねーさん忙しいんや。話の分かるお母さんと来なさいな。)
畑…無人
ホテル…永年休業
カフェ…×
ケバブ屋…?
(フランスは異様にケバブ屋多いです。)

ちょっとちょっとちょっとちょっと。
こーなったら18時の電車まで我慢するか、
もういちど山登って礼拝堂の人に呼んでもらうしかないなー
(というか最初からそうすりゃいいのに)
と思いつつ、
休業してる店のtaxiて書いてあるけど多分これは
福祉車両のことやろなーというビラをぼんやりみてたんですわ。

途方に暮れるというのは多分こんな感じなんやろか。



したらなんと私の脇に車がとまるとまる。
お兄さんなんか降りてくる降りてくる。

何と話したのか自分でも全く分かりませんが
なんとベルフォールまで乗せてくれるって!
いちお、一瞬この人ヤバかったらどうしよと思ったけども
車の中にベビーチェアが見えたので
えーい、いいや と。

助手席に乗り込んでしばらくは
頭ん中は(拾う神…拾う神……)とエンドレススパイラルでした。
なんて私はラッキーなんや。
なんて素敵な星のもとに生まれたんや。
※違います、お兄さんがいい人だっただけです。

このお兄さんは同い年くらいで、ミカエルというらしいです。
ひとしきりお礼をしたあとで、(しかし全く英語が通じない。全くフランス語が話せない。)
赤ちゃんいるんだねーと言ったら、
「ん、離婚したばっかなんだよね。」と早々に地雷を踏む踏む…。
それもはじめは全く通じず、
5,6回「別れた、別れた、わ・か・れ・た!」と連発させてたみたいです。はは…。

それにしても笑っちゃうくらい会話が通じない。
通じなすぎて笑けてくる。
外は0度だって!
車の中はあったかいなー
途中で持ってる本に会話集が乗ってると気づいてからは
ぽつぽつ話すようになりました。

それにしても、海外に来て毎回思うのは
感謝の言葉だけは覚えていったほうがいい、ということ。
怒ったり悲しんだりは伝えるの簡単。
そうじゃないもののほうが言葉が必要で人間らしさ。
唯一覚えてたのがvous etes gentilで、これだけは通じました。
よかったーーーーブーケ2


ベルフォール駅で去ってくミカエルは超カッコよかったです!
いやあ私にとっちゃ神様だもんねえ。
フランス人って優しいんだなーと思いました。

そこから先は、電車乗り間違えたり、
急行料金払わずにTGVに見切り乗車したり、ばたばたでしたが、
差額を車内で払ってからはどっと疲れが出て爆睡。


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ストラスブールに着いたころには20時を過ぎ、
大粒の雪が降っていました。

エコプロ展

金曜日は声がマトモに出なくて仕事にならないので
夕方から日経主催の展示会「エコプロダクツ」に行ってきました。
2、3顔出してさらっと帰ろう。

このエコプロ展、見に来るのは初めて。
環境テーマの売り物って、
コミュニケーションが遠いというか効果が遠いというか、難しい…。
予算取りも難しいけど、
分かりやすく伝えるのはもっと難しい…。

メーカーブースエリアなんているだけで
腹立ってきたからね。
全然エコじゃないし、パネル展示に頼り過ぎで
なーんにも伝わらないし。
パネル禁止令を出したほうがいんじゃないか。
ポスターだって見てもらえないのに。



さすがに売り物が素材に近いところは
環境コミュニケーション慣れしてるし分かりやすい。

(王子製紙)

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古紙60パーセント
初心100パーセント

というキャッチコピー。(しか覚えてないし)
単純。
というかこれ以上のことは一般の人(=直接利害がない人)
には伝わらないと思う。
こんなもんでいいと思う。
なんだかんだ言って一番効いた。


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足下に敷き詰められてたパルプ原料。



あとは、流通とか食品あたりも
一般人には身近で伝えやすそうなんだけども
これはというのはなかったなあ…
イオンがそこそこ。
銀行は頑張ってたけど全く伝わらんかったなあ。


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ま、私のアタマも随分とぼやぼやしてたのには
違いないんですけど。
そんな寒くなくてよかったです。