横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道 -90ページ目

横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道

東急電鉄日吉駅3分にある平安の香りを創り楽しむ教室です。平安時代、貴族や「源氏物語」の主人公光源氏がたしなんだ香り創りや楽しみ方をご紹介。(by平安朝香道 朝倉涼香)

●逝ってしまった愛猫への供養の香

 虹の橋のたもとまで届きますように!

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

皆様は、ワンちゃんやネコちゃんなどと

一緒に過ごされたことがおありでしょうか?

 

我が家ではたくさんのペットと暮らしました。

犬や猫はもちろん

かぶと虫、金魚

ウサギにハムスター

カメにインコ等々です。

子供にとってとても良い友達でした。

 

最近はネコだけです。

 

年月が経つのは早いものです。

我が家の長男ニャン子が虹の橋に旅立って

一昨日で10年でした。

 

 

そしてこのブログが中断したのは

妹ニャン子が虹の橋に旅立った時です。

(「虹の橋」とは天国の手前にある所で、亡くなった動物たちが楽しく遊んでいられる場所。

虹の橋のたもとで愛する飼い主と会える日を待っているのだそうです。作者不詳の伝説だそう)

 

 

いつもそばにいて離れないペットはもう家族の一員。

不思議ですが、

父が他界した時よりも悲しみが深く長く続きました。

 

いろいろな事がありました。

趣味のはちみつに夢中になり

平安朝香道の薫物に没頭し、

少しずつ視界が明るくなって

少しずつ心が軽くなって行ったのです。

薫物作りだけでなく

時が解決してくれたのでしょう。

 

一昨日は長男ニャン子の命日だったので

菊のお花をあげて

供養の香を焚きました。


 

とても香りの好きなニャン子でした。

香りのあるお花を飾るとどこからともなくやってきて

クンクン香りを嗅いでいました。

 

フリージアやスイセンのお花に近づいて

うっかりしているとムシャムシャ食べそうでした。

猫が食べると危険なお花もあるので

夜寝る時には別の部屋に移動したものです。

 

フレグランスも大好き。

私が着けているとクンクン嗅ぎ回って

髪の内側に潜ってくるほどでした。

 

そのようなニャン子でしたから

いつかお花の香りを写した香を作って

供えるつもりだったのです。

 

以前に作った薫物の供養香です。

お花の香りを感じてくれるでしょうか?

 

 

天空まで届きそうな香りは

私と天空の彼方にいる人や動物を繋ぐ

  携帯電話

 そう思っています。 

 

 モシモシ

   元気にしてる? 

  脚は治った?

 妹ニャン子は元気?

  あまり追い回さないでね。

 

なんてね音譜

声にこそ出しませんが

心の中でつぶやいています。

 

絹の手触りの

シルバーグレーの次男ニャン子の背中を撫でながら・・・

 

お線香も焚きますが、2、3年前から次男ニャン子は

アレルギーなのです。

 

お線香の煙や埃がだめ。

寒暖の差で

クシャミが出ます。

おまけに花粉症です。

人間並みのアレルギーの持ち主です。

 

ですから、薫物で供養するのです。

 

最近ではお線香も煙の少ないものが販売されています。

でもやはり薫物が良いようです。

 

身近な方のご供養やペットの供養にと

供養の薫物を作られる生徒さんもいらっしゃいます。

 

薫物の香りに載せて

生徒さんの心の声が

    虹の橋のたもとまで届きますように虹

 

そう願っております。

 

●秋の香りは菊の香り「菊花」

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

日中はまだまだ暑いです。

昨日は結構暑かったですね。

気温の差が激しいので体調に気をつけないと!

 

日中暑いとはいえ、少しずつ秋の気配がしています。

 

 

今月の課題は「菊花」で秋の薫物

(様々な香をブレンドして蜂蜜で練り、丸薬状にしたもの)でした。

菊の香りを模した香です。

 

今は、菊の花は1年中お花屋さんで買えますが、

路地に咲く菊の花は10月から11月です。

 

我が家の菊は、雑草取りで色々な草を刈ってしまい、

今年は咲いてくれるかどうかわからなくなっています。

 

ところで菊の花っていつごろから日本にあるのでしょう?

 

菊の原産は中国大陸で、

日本には奈良時代以降に渡来したとされています。

 

「日本書紀」には685年9月9日

天武天皇が旧宮(ふるみや)の安殿(あんどの)の広庭で宴を催された。(菊の宴)

この日皇太子以下忍壁皇子(おさかべのみこ)に至る誰も彼もが

布を賜った。

 

とあります。

翌年9月9日に天武天皇が崩御。

それからしばらく菊の宴は催されず、

平安時代、平城天皇大同2年(807)に

菊花の宴として復活したということです。

 

平安時代より前の

白鳳時代にはすでに菊があり

宴が催されていた。

と言うことなのです。

 

菊の渡来と同時に中国での

重陽の日に菊酒を飲み

菊の花に不老長寿を願う習慣も

日本で行われるようになったのです。

 

現在は重陽の節句(ちょうようのせっく)

として親しまれていますが

重陽とは

 

9月9日は陽(奇数)が重なる日で

奇数の中でも一番大きな数字が重なる意味で

重陽と呼ばれます。

 

日本でも菊は不老長寿の花とされ

旧暦9月9日には菊の宴が催されました。

 

平安時代には宮中で行われた

「菊の被綿」(きくのきせわた)があります。

重陽の節句前夜8日に、菊の花の上に真綿をかぶせ

夜露で菊の香を移しその真綿で身体を祓い

無病息災と不老長寿を願いました。

 

その後江戸時代には菊の花に様々な品種が生まれました。

今ではごく身近な花ですが、

菊には古い歴史があるのですね。

 

長くなりましたが

その菊の香りを写した薫物「菊花」が

今月の課題だったのです。

 

目を止める、いえ鼻を止めるほどの華やかな香り

ではありませんがしっとりと落ち着いた

秋を思わせる薫物です。

 

ほとんどの方は好きな香りとおっしゃいます。

菊の香りを写しているかどうかは

お一人お一人の感じ方ですので・・・

 

1年は瞬く間に過ぎてしまいます。

来月は皆様お楽しみの「源氏合わせ」となります。

 

●和の香料とハーブ&スパイス

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

前回は、和の香料を合わせて作る薫物

(様々な香料を練り合わせて丸薬状にしたもの)

とカレー粉作りがよく似ていると言うお話でした。

 

                               スパイス各種

手作りカレー粉を作ろうと買っておいた

「朝岡スパイス」の香辛料です。

 

ブレンドするスパイス(ハーブも含みます)の量で

香りも味も違ってくるそうです。

 

当然と言えば当然のことなのですが、

とてもおもしろいですね。

 

それは平安朝香道でも同じです。

香の種類と量で薫物の香りが違ってくるのです。

 

カレー粉のスパイスやハーブ(スパイス・ハーブ)

呼び方が違っているだけで

和の香りと共通する香料が数多くあるのです。

 

カレーの黄色を出す

 

           ターメリックは鬱金(うこん)

 

芳香のスパイス

 

           シナモンは桂皮(けいひ)

 

           ナツメグは肉荳蔲(にくずく)

 

           フェンネルは茴香(ういきょう) 

 

           クローブは丁子(ちょうじ)

 

           リコリスは甘草(かんぞう)

            

           タイムは立麝香草(たちじゃこうそう)

 

           ジャバニーズジンジャーは山椒(さんしょ)

 

などなど

お料理でお馴染みのスパイスたちですが

世界には、調味料かつ薬用として使われているスパイスは

千種類を超えるそうです。

 

漢方薬としてお馴染みの香辛料もありますよね。

 

平安朝香道で使う香も漢方で使う薬剤も西洋のハーブも

シルクロードを通ってやってきたのですから

呼び方は違っても同じものなのです。

 

源は同じで出来上がったものは大いに異なる

使う香料と量で全く違うものが出来上がるのですから

不思議!

 

カレー粉作りを観ていて

「薫物作りと同じ」と思った理由を改めて納得。

 

大きな違いは、

薫物香道は、沈香を使用する量が多いことです。

 

ターメリックやクミン、もっと各種の香をブレンドしたら

薫物もカレーになるのでしょうか?

 

そんなことはないですよね。

 

 

今日はお稽古の日です。

 

9月25日午後3時30分より

もしくは

9月27日午後5時より

お稽古をいたします。

 

お稽古場

東急東横線日吉駅下車徒歩3分

詳しくはお問い合わせ下さい。

 

※こちらからどうぞ。

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お問い合わせ

 

※ご入会希望の場合は下記からどうぞ

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●香りのする夕顔はもう咲かないとあきらめていましたが・・・

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

今日は「カレー粉を作る香料と和の香料の呼び方」

のはずでしたが

 

なんと昨日、夕顔の花の大きな蕾を見つけ

喜んでいたら

 

なんと夕方には

大きな真っ白な花が開いていたのですビックリマーク

 

 

今年はもう夕顔の花は咲かない

と諦めていたので

嬉しくて、嬉しくて

 

「源氏物語」の「夕顔」に登場する夕顔の花

ではありませんが、

 

「白花夕顔」の種として販売されていて

夕顔だとばかり思っていましたが

調べてみると、夕顔ではなく 「白花夕顔」と言う

ヒルガオ科の夜顔なのだそうです。

 

通称「夕顔」

 

ウ~~ン  紛らわしい

 

「源氏物語」に登場する夕顔の花は

ウリ科の一年草で若い果肉を

ひも状に細く切り乾燥させて

干瓢(かんぴょう)となります。

 

夕顔の花には香りがないそうです。

 

私が育ててみた白花夕顔、通称夕顔には

香りがありました。

この時を待っていたのです。

 

夜になると真っ白な花は暗闇の中で

今までよりもいっそう大きく

ほの白く光っているように思えました。

 

鼻を近づけるとほのかに香りが・・・

優しく静かに肌にしっとりとまとわりつくような

ベビーパウダーでしょうか?

たった一つしか咲いていないので

辺りに漂う香りではありませんが

まるで「源氏物語」に登場する夕顔の姫君のように

控えめながら内に情熱を秘めている香り

 

暗闇で白く光り、香りを放っているなんて

なんと妖艶な 

そして朝にはしぼんでしまう

なんと怪しげ

朝起きるとやはりしぼんでいました。

 

 

香りを持っていることからすると

本来の「夕顔」よりこちらのヨルガオ科の「夕顔」が

「源氏物語」の「夕顔」にふさわしいのでは

などと思います。

 

とってもややこしい!

 

ヨルガオ科の夕顔は明治の始めに渡来したので

平安時代には存在していないのです。

因みに朝顔もヒルガオ科です。

 

今月のお稽古は

9月25日午後3時30分より

もしくは

9月27日午後5時より

お稽古をいたします。

 

お稽古場

東急東横線日吉駅下車徒歩3分

詳しくはお問い合わせ下さい。

 

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●香を合わせて薫物(たきもの)を作る

ってカレー粉作りに似ています

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

一昨日の暑さはどうしたことか

朝晩は過ごしやすくなりました。

 

                               フジバカマ

 

台風の被害にあわれ

未だに日常に戻れない方々に

心よりお見舞い申し上げます。

 

我が家も年数を経た家ですので、台風が来ると

一抹の不安を感じます。

 

心にも雨が降り続いているようで気が晴れません。

 

そのような時には

時間をかける作業をするのがよさそうです。

日頃できない趣味の手仕事や

コトコト煮るお料理もいいですね。

カレーやシチュー、ジャム作りなどです。

 

私は薫物(様々な香を練り合わせて丸薬状にしたもの)

を作ります。

 

 

 

薫物を聞くことだけでなく

心晴々したい時は

香料を一つ一つ時間をかけて練っています。

練っている間は日常色々と思い悩むことを忘れ、

無心に作業をしています。

 

 

一昨日10月17日テレビ東京で午後10時より放送された

「ガイアの夜明け 華麗なるカレー戦争」で観たカレー作りは

香を合わせる作業と同じでした。

香料をブレンドする作業は手早くでしたが

使っている香辛料も同じ香料がたくさん映っていました。

 

 

カレーで使用する香は刺激の多い香ですが

平安朝香道で使用する香料も数多く見られたのです。

 

薫物を作るときに様々な香を混ぜ合わせることを

合香と呼びます。

カレー粉作りを観ていて、まるで合香をしているよう

 

と思ったのです。

 

 

カレー粉作りで使用する香料の呼び方は横文字でオシャレキラキラ

平安朝香道の和の香りの香料も和名というだけで

全く同じ香料を使っているのです。

 

香料には、漢方で薬剤として使われているものもあるので、

医食同源また医香同源でもあるのです。

 

カレーが健康に良い

 

はこのような理由があります。

 

ストックしてあるカレーの香料を

  ちょっと拝借

時々ですが。

このようなことも出来るのです。

 

次回はカレー粉を作る香料と和の香料の呼び方を載せますね。