横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道 -89ページ目

横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道

東急電鉄日吉駅3分にある平安の香りを創り楽しむ教室です。平安時代、貴族や「源氏物語」の主人公光源氏がたしなんだ香り創りや楽しみ方をご紹介。(by平安朝香道 朝倉涼香)

●平安絵巻さながらの景観が期待できます

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

明日は

  「即位礼正殿の儀」そくいれいせいでんのぎ

のため、今年に限り祝日となります。

 

                                  大手門

5月に即位された天皇陛下を

国内外に知って頂くための儀式

 

  「即位礼正殿の儀」では

 

天皇陛下自ら即位を宣言なさいます。

 

                                 皇居東御苑

約170か国の要人が参列予定だそうです。

「即位礼正殿の儀」は午後1時から

正殿・松の間で行われます。

 

天皇陛下は

黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)と呼ばれる

束帯で。

皇后様は

十二単で。

 

皇族方も男性は束帯。

女性は十二単。

 

松の間には、天皇陛下が

即位を宣言される「高御座(たかみくら)」が置かれ

その隣には皇后様の「御帳台」(みちょうだい)」が置かれます。

 

お天気が良ければ

宮中の中庭も文官や武官などの装束をした

宮内庁職員たちが揃い

平安絵巻を見るような景観が

見られるのではないでしょうか。

 


                           寒緋桜 (かんひざくら)

このあと両陛下の「祝賀御列の儀」

も予定されていましたが台風19号の被災者に配慮し

11月10日に延期となりました。

 

雨天の場合はなにかしら変更になる模様です。

雨が降らないと良いのですが・・・

雨のようです。

 

(写真は今年3月宮内庁式部職楽部の雅楽演奏会に行った時の写真です。)

●想い出運ぶキンモクセイの香り 

  ウ~~ンいい香り~ドキドキ

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

あれほど暑かったのが嘘のように肌寒く、

朝晩は暖房が欲しいくらいになりました。

 

朝、窓を開けると金木犀の香りが庭中に漂っています。

 

 

 

金木犀の香りに出会うと

 

甘~く

かすかに酸っぱく

 

哀しくなって

でも

とっても温かな気持ちになります

 

その後

嬉しくて木漏れ日が

 

キラキラ光って

 

とっても懐かし~ドキドキ

 

 

 

金木犀の香りを辿って

 

曲がり角を曲がると

 

懐かしい人にバッタリ出会うような

 

 

 

そんな思いにさせられます。

 

私は10年前に虹の橋のたもとに旅立った

 

愛猫を思い出すのです。

 

私を見つけると疾風のように駆け寄って来て

愛猫を腕の中でギュッと抱きしめる

そのような絵を想像してしまいです。

 

金木犀の咲くころに旅立ったからなのでしょうね。

 

この香りを薫物(様々な香をはちみつで練り合わせ丸薬状としたもの)にしたら

切なさが変化して嬉しくなるのではないでしょうか。

 

直ぐに薫物作りを考えてしまう

 

良いのか悪いのか習性になっているのです。

 

今日の雨で少しずつ金木犀の花が散り始めています。

●正倉院の宝物の香木(蘭奢侍)って

   こんなに大きかったんですね。 

   東京国立博物館 正倉院展に行ってきました

 

ご訪問ありがとうございます

朝倉涼香です

 

上野の東京国立博物館で

   天皇陛下の御即位を記念し

    正倉院の宝物を中心とした

     飛鳥・奈良時代の造形文化に焦点を当てた

      特別展が開催されています。

 

2019年10月14日(月)~11月14日月) 前期

      11月6日水)~11月24日(日)  後期

初日を避けて行って参りました。

 

 

上野駅から博物館までの上野の森には

大きな木が多く、台風のためか

枝分かれする所からもぎ取られ

上部が無残に横たわっていました。

 

 

銀杏の実がはじけて、独特な秋の香りがそこかしこに漂っています

 

  奈良に比べたらとても静かで目立ちません

 

                正倉院展を開催している 平成館

 

正倉院宝物と法隆寺献納宝物という

日本を代表する文化財が

これほどの規模で同時に公開されたことは

過去に例がないそうです。

 

以前、奈良の国立博物館に行った折には

長蛇の列で入館も危ぶまれましたが、

今回は、平日で台風の後だったからか

じっくりと鑑賞できました。

 

代表展示物を重点的に鑑賞して1時間少々

じっくり回ると2時間以上要します。

 

1260年以上に渡って約9000件の宝物を

守り伝えてきた正倉院から宝物43点が展示されています。

 

写真で知っているだけで見る機会のなかった

螺鈿紫檀五弦琵琶(らでんしたんごげんびわ)や

黄熟香(おうじゅくこう)

を目の前で見ることができました。

 

  明治時代に制作されたレプリカの螺鈿紫檀五弦琵琶

                      (写真撮影可でした)

 

黄熟香は別名蘭奢侍(らんじゃたい)

と呼ばれその芳香ゆえに

足利義政、織田信長、明治天皇等に切り取られ

その削った跡が残っています。

 

切り取りたくなるほどの芳香とは

どのような香りだったのでしょうか?

未だに香りを放っているそうですから

聞いてみたいものです。

ガラスの向こうでは香りは届きませんよね。

 

写真で見た香木とは違って

とても大きなものでした。

両手を広げたくらいはありましたよ。

(約1.5mだそうです)

 

その他の香木は沈水香と白檀香がありました。

香を焚く薫炉、香合など香関連の宝物も

数多く展示されていました。

 

長年の願いが叶って良かった~

また来月には入れ替わりがありますので

行ってみようと思っています。

 

秋のステキな一日でした。

 

●「源氏物語」にも「岸辺のアルバム」にもハラハラドキドキの不倫

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

昨日は、台風一過で抜けるような青空が拡がっていました。

それでも、川の増水による川の氾濫や

土砂災害に引き続き警戒しなければいけません。

被災した方には、心よりお見舞い申し上げます。

被害が拡大しないように祈るのみです。

 

 

 

若い方はご存じないと思いますが、

数十年前のテレビドラマ「岸辺のアルバム」が

思い起こされてしまいました。

 

多摩川の岸辺に建つマイホームが、

台風の後、激しく流れる川の水に

瞬く間に崩れ流されて行く映像。

それは現実の映像でした。

 

4人家族の主婦(八千草薫)がまさかの不倫です。

とても衝撃的でした。

ドラマのストーリーと

マイホームが濁流に押し流される場面が

重なっていました。

 

いつも通過する多摩川という

身近な場所であること、

それで今もしっかり記憶しているのだと思います。

 

我が家も先週末から台風に備えて

庭の危険なものを撤去したり、

昨日は後片づけに追われてしまいました。

 

気を取り直して

平安朝香道の今月のお稽古は

「源氏物語」より「紅葉賀」(もみじのが)です。

 

紅葉の季節にはまだまだ早いのですが、

そろそろ生徒さんには構想を練って

創作に取りかかって頂かなければ

と思います。

 

どの部分を切り取ってくださいますでしょうか

毎回、とても楽しみにしております。

 

ところで「源氏物語」では「紅葉賀」について

次のように述べられています。

 

桐壺帝(光源氏の父)の朱雀院への行幸(ぎょうこう)が、

神無月(かんなづき)の十日に決まりました。

行幸に参加できない後宮(こうきゅう・皇后らが住むところ)

の女性たち(藤壺たち)のために

今回は特別に、帝の前で試楽(リハーサル)が行われました。 

 

光源氏が帝と帝の女御で光源氏の義理の母の藤壺

の前で舞楽を舞います。

実はこの時藤壺は源氏の子を宿しています。

 

 

源氏の正妻葵の兄である頭中条(とうのちゅうじょう)

と「青海波」の舞を舞う場面がクライマックスとなります。

 

なんと言うことでしょう!

光源氏の胸中は?

藤壺女御の胸中は?

 

古典の世界とはいえ読む方もハラハラ、ドキドキなのです。

 

紫式部は当日の描写もさることながら、

リハーサルの日の二人の胸中が

透けて見えるような筆致。

 

居合わせたもの皆涙するのですから

その舞楽の凄さが想像を絶するものなのです。

 

薫物(様々な香をはちみつで練り合わせ丸薬状としたもの)

で表現するにはどのようにしたらよいのでしょう。

 

どこを取っても興味深い薫物が出来そうですね。

 

 

今月のお稽古

平安の薫物を聞香なさりたい方は

10月26日(土)午後1時30分より

お稽古をいたします。

 

お稽古場

東急東横線日吉駅下車徒歩3分

詳しくはお問い合わせ下さい。

 

※こちらからどうぞ。

ダウン

お問い合わせ

 

※ご入会希望の場合は下記からどうぞ

ダウン

平安朝香道・和の香りマイスター講座に入会する

                                                                            

●紫式部は知っていた! 萩の香り

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

昨日も日中は日が照ると真夏のような暑さでした。

少し日陰に入ると、吹く風に秋の気配がしました。

 

今日はとても涼しく、肌寒くさえ感じます。

 

                                                                           ハギ

秋風に枝垂れた萩の花が揺れる風情は

想い人に寄せる揺れる想い?

恥じらいの中に秘めたエネルギーがありそうです。

言葉に表せないものが・・・

 

華やかな派手さはありませんが、

日本人の感性をそそる植物なのでしょう。

 

秋の七草でお馴染みの萩は、

日本古来の植物で

万葉集には141首詠まれ、

最も多く詠まれた草花です。

 

                                  萩の花

もちろん「源氏物語」にも萩が登場

万葉時代も平安時代も日本人は秋の草花が大好きです。

 

「源氏物語」の中でも、秋の情景として萩を表したり

萩を折り込む歌を詠んだりしています。

 

ここで少々疑問に感じることがあります。

 

萩の花には香りがないのでしょうか?

 

紫式部は

薫物(様々な香をはちみつで練って合わせ、丸薬状にしたもの)や

空薫物(そらだきもの・薫物を香炉で焚いて、空間に燻らせるもの。今のルームフレグランス)

花の香りなど

香りについてはさりげなく、かなり細かく表現していますが

萩の花の香りには触れていません。

 

我が家に咲いた萩の花は多分ミヤギノハギだと思います。

採ってその香りを試してみましたが

無臭とまでは言えない微かな香りがしました。

少々いやな香りです。

 

よい香りがすると思われる方もいらっしゃるようです。

香りの感じ方も千差万別ですので・・・

 

紫式部も匂宮(今上帝の第三皇子。母は明石の中宮)を

介して

香り大好きな匂宮が

藤袴は手折ったけれど、

萩には目もくれなかったことを書いています。

 

無臭であったからなのか

微香であったからなのかは知る術もありません。

 

紫式部は知っていた!

萩の花には手折るほどの香りがなかったことを・・・

 

 

香りは不快な香りでも

合香(ブレンド)した時に思わぬ芳香に

変化することがあります。

 

萩の花もひょっとしたら

芳香に生まれ変わるかもしれません。

 

 

今月のお稽古

平安の薫物を聞香なさりたい方は

10月26日(土)午後1時30分より

お稽古をいたします。

 

お稽古場

東急東横線日吉駅下車徒歩3分

詳しくはお問い合わせ下さい。

 

※こちらからどうぞ。

ダウン

お問い合わせ

 

※ご入会希望の場合は下記からどうぞ

ダウン

平安朝香道・和の香りマイスター講座に入会する