横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道 -72ページ目

横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道

東急電鉄日吉駅3分にある平安の香りを創り楽しむ教室です。平安時代、貴族や「源氏物語」の主人公光源氏がたしなんだ香り創りや楽しみ方をご紹介。(by平安朝香道 朝倉涼香)

彼岸花が咲いて

 少しずつ秋の香りがしています

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

今年は例年に比べ

彼岸花の咲く時期が遅れています。

 

 

 

 

いつもならお彼岸には満開を通り越して

そろそろ咲き終わりなのですが

 

今やっと庭のあちこちで

目に留まるようになりました

 

 

 

 

毎年どこからともなく

突然茎が伸びてきて

 

「ここに咲いてたかしら?」

 

突然思わぬ場所から顔を出します

何もしないのに毎年花を見ることができるのです

 

白花や黄花もあったのですが・・・

これからでしょうか?

 

 

やっと秋ですね~

待ちに待った秋

 

今月の課題の「侍従」を焚いて

 

薫物を焚かなくとも

思いっきり秋の香りが愉しめる季節になりました。

 

もう暑くてたまらない日々は

たくさんです。

 

今日はちょっと陽射しが暑かったですね

 

鳩さんも雨風に耐えて元気にしています

 

そろそろ巣立ちでしょうか?

 

とても大きく成長しています

次回ご報告いたします

 

 

●香を聞くのもそこそこ

 無事に巣立つことを祈ります

 

 

 

今週はお稽古の週ですので

今月の香の「侍従」を聞いたり

以前の香を聞いたり

散らばったノートを整理したりしています。

 

窓からはまだ少々早いのに

冷たい秋風が簾を揺らしています。

 

 

                  北鎌倉 

 

 

簾を揺らすといえば

このような歌が思い起こされます。

 

 

君待跡 吾戀居者 

   我屋戸乃 簾令動 秋之風吹

          額田王(ぬかたのおおきみ)

 

  君待つと我(あ)が恋ひをれば

     我が宿の簾動かし秋の風吹く 

             「万葉集」第四巻

                      第八巻に重複

 

あなたを待って恋しく思っていると

秋の風が吹いて御簾が揺れています

もしかしたらあなたがいらしたのかしら?

 

とこのような解釈でしょうか?

 

 

秋の風が吹くともの悲しく

恋をしていれば

きっと胸が苦しくなるでしょう

 

 

我が家の外付けの簾が

秋風に揺れています。

 

が恋しい人が訪れるわけもなく

簾の向こうに少々心配なことが・・・

 

 

簾を通してその向こうには

紅葉の葉を傘にして

鳩の巣が見えるのです

 

 

 

卵から孵っているので

巣にはたぶん二羽

 

毎日心配でなりません

 

朝早くカラスが鳴いていると

ヒナをさらいに来たのではないか

とか

風と雨で大丈夫?

とか

 

親鳩と思われる鳩も朝と夕方に

鳴いているので

大丈夫とは思うのですが。

 

早く何事もなく巣立ってほしいものです

 

今にも落ちそうな巣なので

気が気ではありません

 

このところ鳩が気になって・・・

 

香を聞いていても

とても落ち着かないのです。

 

 

秋の香りは「侍従」です

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

とても過ごしやすくなりました

このまま本格的な秋になってほしいものです

 

平安朝香道で秋の薫物は

 

「侍従・じじゅう」

「菊香・きっか」

そして

冬と秋の間の薫物が

「落葉・らくよう」

です

 

 

 

 

香りに「侍従」と命名するなんて

とても抽象的ですね。

 

「梅花」

「荷葉」

「菊花」

「落葉」

 

この四つはとても分かりやすく

 

言葉通りです。

 

「侍従」を辞書で引くと

①君主のそば近くに使えること。またその人

 ●律令制で、中務(なかつかさ)省に属し

   天皇に近侍する職員。

   おもとびとまちぎみ

 ●明治管制の宮内省、現在は宮内庁の

  侍従職の職員

②薫物(たきもの)の一種。

 沈香(じんこう)・丁子香(ちょうじこう)

 貝香(かいこう)・甘松(かんしょう)

 占唐(せんとう)をあわせること

 

                「広辞苑」より

 

さて「侍従」とは

どのような香りなのでしょうか?

 

 

 

今月のお稽古で聞いていただきます

 

 

9月のお稽古

 

9月23日(水)午後3時半より

9月25日(金)午後5時より

9月26日(土)午後1時半より

 

 

お稽古場

東急東横線日吉駅下車徒歩3分

詳しくはお問い合わせ下さい。

 

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時代を超えて秋の香りは虫の声

  

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

昨日は一日エアコンなしで過ごせました。

今日はどうでしょう?

 

 

昨日は、夏の終わりを告げる

ツクツクボウシの鳴き声も聞こえ

秋が近いことを感じました。

 

金木犀の木で鳴いていたのでしょう

とても大きな響く声でひとしきり鳴くと

突然聞こえなくなりました

 

夏と共に去っていく

セミの鳴き声でした。

 

 

               

 

まだまだたまらなく暑い日が

あるのでしょうか?

 

すだく虫の音とまではいきませんが

日が陰ると鳴きだしたのが

秋の虫たちです

 

 

  あれ松虫が鳴いている

     チンチロ チンチロ チンチロリン

   あれ鈴虫も鳴き出した

       リンリン リンリン リーンリン

 

お馴染みの「虫の声」(作詞作曲不詳)の

歌詞です

 

マツムシにスズムシ、クツワムシにウマオイ

秋に鳴く虫が数多く歌われています。

 

 

子供たちが幼かったころ

鈴虫の美しい鳴き声に惹かれ

飼育したことがありました。

次の年も鳴くようにと

庭に放したことがあります。

 

秋が終わり次の秋が来ても

鈴虫の鳴き声は聞けなかったと記憶しています。

 

今年、何を思い立ったのか

長男がカブトムシとスズムシを飼い始めました。

 

 

 

 

そして鈴虫を庭に放したそうです。

 

あれ、あれっ?

鈴虫を庭に放したお話

「源氏物語」の「鈴虫」にあったのよね~

 

千年も前のとてつもなく遠い昔

野原で鳴く秋の虫を源氏の庭に放した

 

と同じことをする者が現代にもいるなんて!

 

平安朝香道のブログに

お越しになった方の中にも

同じように鈴虫や松虫を

庭に放たれた方がいらっしゃるのでは?

 

とても不思議なことですね

 

 

何かを感じる心って

何百年、何千年経っても

ずっとずっと変わらないのかもしれません。

 

 

現代と違って

平安時代の鈴虫は今の松虫のことで

松虫は鈴虫のことと言う違いはありますが

鳴き声は昔も今も変わることがないのでしょう。

 

虫の声を聞くと秋の香りが

たちまち立ち上るように思えるのです。

 

 

源氏の君は出家した妻(女三宮)との

仲を断ち切れず

秋の夕暮れ尼宮を訪ねるのです。

 

十五夜の月とすだく虫の音

なんともベストシチュエーション

 

虫比べをしたり

琴を弾きだしたり

いつの間にかお知り合いが

琴の音を聞きつけて集まり始めるのです。

 

「鈴虫の宴」と称して

虫の音を聞きながらの宴が

始まったのでした。

 

虫の音を聞いて

尼宮が心許すのではないか?

 

源氏の計画的な作戦

ととれないこともありません。

 

いずれにしても女性だけでなく

男性をも惹きつける源氏の君です。

 

哀しくなくても

さえざえとした月を見るにつけ

わびしくもの悲しく

松虫や鈴虫の声を聞いて

切なさが胸を締めつける

やがて

ほんの少しのぬくもりが欲しくなる

しかし・・・

 

このシナリオを書いたのは

紫式部なのですから

源氏の君の心理作戦は

紫式部の心理作戦と言うことになります。

 

何かを感じる心って

何百年、何千年経っても

ずっとずっと変わらないのかもしれません。

 

と申しましたが

ひょっとして現代は

 

 

「虫の声?うるさいだけじゃないパンチ!

 

 

そう感じる日本人も増えているかもしれません。

 

でもいつまでも

ずっとずっと

秋の虫の声を愛でる心を

持ち続けてほしいものです。

 

もう少し経つと

吹く風に冷たさを感じ

木々が色づき

本格的に秋の香りに包まれてしまいます。

 

暑さももう少しの辛抱ですね音譜 

嵐のせいではありませんが

  とんでもない庭に・・・

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

強烈な嵐は

日本列島から去っていきましたが

各地に台風の爪痕を残していきました。

 

嵐の爪痕は

小さいながらも我が家にも

と言いたいのですが・・・

 

今回は北に抜けてしまったので

特に被害はありませんでした。

 

猛暑のため草取りをしなかったので

とんでもない庭になっているのです。

 

 

 

 

梅雨があけて

暑さの来る前に

雑草を抜いておいたのですが

 

 

敷石の間からも

 

あちらこちらから

 

雑草がえー

 

 

 

 

あらあら

 

どうしましょうあせる

 

 

少し涼しくなったら

草取りに精を出さなくては

 

アーァ

 

草取りや枝切りの手間を考えると

庭も考えものです。

 

 

夏の暑さとで荒れてしまった庭ですが

 

我が家のニャン子が庭に出ると

毎日、姿勢を低くして

目を輝かせて何かを狙っていました。

 

 

猛暑の中も

少しの雨や風であっても

庭中をせっせと歩き回る鳩でした。

 

 

なんと鳩が紅葉の木に

巣を作っていたのです

 

 

 

 

 

枝を落してそのままにしておいたものを

セッセと運んでいたようです。

 

巣作りだったのでしょう

嵐を無事に乗り越え

心もとなげな巣に座っていました。

 

 

考えてみれば

毎年巣作りしていたのです。

 

去年はお隣で

その前は我が家の銀木犀でした

 

同じ鳩かどうかはわかりませんが

命が引き継がれているのでしょうね。

 

しばらくそっとしておくことにいたしましょう

 

 

我が家の庭にも

少しずつ秋の気配がしています