横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道 -27ページ目

横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道

東急電鉄日吉駅3分にある平安の香りを創り楽しむ教室です。平安時代、貴族や「源氏物語」の主人公光源氏がたしなんだ香り創りや楽しみ方をご紹介。(by平安朝香道 朝倉涼香)

イエローハーツ旧懐の香りは

  橘の花

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

九州南部は梅雨入り

関東もそろそろなのでしょうか?

梅雨入り前に

紫陽花も咲き揃ってしまいました。

 

 

 

 

 

 

平安朝香道の5月のお稽古は

「薫衣香」(くのえこう)

 

お天気もよく幸いでした。

 

 

 

 

 

 

これからは湿気の多い時季

1年の中で、香りを感じ易くなる季節です。

 

空気中の水分量が多いので

香りの分子がたくさん

くっつくことができるからなのです。

 

香りがとてもよく

嗅覚に届くようになるわけです。

 

 

 

 

 

 

毎年思うのは

 

  五月待つ花橘の香をかげば

    昔の人の袖の香ぞする

 

 

この和歌が詠まれた時期の

旧暦皐月(さつき)は

梅雨に入るころか

梅雨入りして間もないころ

5月の終わりから

ちょうど今頃の季節です。

 

橘の花の香りを嗅ぐと

昔の想い人が薫きしめていた

薫物の香りがしたのです。

 

衣に薫きしめられた香りが

橘の花を模した香りだったのでしょう。

 

 

薫物の香りは

現在の香水です。

 

最近では香料濃度の高い

パルファンを好む方は少ないので

ほんのり甘い香りや

爽やかな香り

男女を問わない香りが多いのでは?

 

さりげなく香ると

街中ですれ違った時

 

「ステキな香りラブラブ

 

と思わずふり返ることも・・・

 

その香りが一瞬

鮮明に過去の想い出を

蘇らせることがあるのです。

 

雷鳴の後の閃光のように雷

 

 

そのような経験をお持ちの方も

少なくはないでしょう。

 

古に、その役目をしたのが

香水ではなく

薫物(たきもの)なのです。

 

「薫衣香」(くのえこう)も

そのような役目を果たします。

 

どのような香りなのでしょう?

 

どのように感じられたのか

次回お知らせいたします。

 

 

ラブラブ和の香り今月のお稽古は

  「薫衣香」(くのえこう)です

 

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

ここの所何日か

爽やかな風が吹いています。

今日は少々蒸すでしょうか?

 

この数年

急激に夏がやって来ています

もっともっと初夏を

愉しみたいところですが・・・

 

 

 

 

今月の和の香り

平安朝香道のお稽古は

「薫衣香」(くのえこう)です。

 

薫衣香は

香材の粉末を蜜などで練り合わせ

炉や釜などで薫き燻し

衣に香りを移す香として

使われていました。

 

やがて空薫物(そらだきもの)

として

使用されるようになりました。

 

薫衣香くのえこう)は

衣香(えこう)の一種です

薫衣香の他に

百歩香、裛衣香(ゆうえこう)=衣被香(えひこう)

 

いずれも衣や紙、扇などに

香りを移すための薫物です。

唯一薫かずに使用されるのが裛衣香です。

 

今月の薫物には

蘇合香(そごうこう)と

占唐香(せんとうこう)を使用しました。

夏のような日に合香いたしましたので

ネットリ、ベタベタで難儀いたしました。


粘りのある香材は

寒い季節にしなければ

と改めて思いました。

 

5月ならまだ大丈夫

そう思ったのがいけません。

 

次回は寒い季節を選びましょう。

 

 

告知が遅くなりましたが

今週の土曜または日曜がお稽古です。

 

 

今月のお稽古

5月27日(土)午後1時30分

5月28日(日)午後1時30分

 

見学、体験ご希望の方はお申し込みの上

土曜日にお越しください

 

 

お稽古場

東急東横線日吉駅下車徒歩3分

詳しくはお問い合わせ下さい。

 

※こちらからどうぞ。

ダウン

お問い合わせ

ピンクハート香りを集めて和と洋の

 ポプリや香袋作りましょう 

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

5月なのに朝晩

肌寒い日が続いています

昼間の陽射しはもう夏です。

 

春から夏へと季節は移り変わり

咲く花も次々とバトンタッチ

 

 

河原撫子

 

 

撫子は、秋の七草ですが

春にも夏にも咲いています。

 

気がつくと咲いていたり

四季咲きですね。

 

古名は「常夏」(とこなつ)

「源氏物語」にも登場します。

 

微かに可憐な香りがして・・・

儚げでありながら

真夏の暑さにも耐え

今や絶滅危惧種となりつつある

「大和撫子」

の気質を備えているのです。

 

数少ない薔薇も花開き

目と鼻を愉しませてくれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バラのブルー・ムーンと一緒に

咲き始めたミカンの花は

真っ先に私の嗅覚を刺激します。

 

優雅で華やかな

薔薇の花の香り

とっても好きですハート

 

真っ白な蜜柑の花の香りは

薔薇以上かもしれません。

 

 

 

 

 

今はすっかり散ってしまいました

 

 

香り芍薬も今年は見事に咲いて

 

 

 

 

 

 

 

ハニーサックルとともに

麗しい香りを漂わせていました。

 

 

 

 

 

ヘリオトロープは洋の香り

初めて日本にやって来た香水は

ヘリオトロープの香水なのです。

 

とっても甘~い香り

 

 

咲いた花々を集め

ポプリやサシェにしましょラブラブ

どのお花も咲き始めが

たいへん良く香っています。

 

 

 

これは過去に作ったものです

 

 

見事に咲いているお花を

チョキンとするのは

これって思いっきりがよくないと

切り取れないのですよね。

 

 

もう少し、もう少し

と思っている間に

雨に降られたり、風に吹かれたりして

遅れてしまうのです。

 

 

 

これも以前のシャクヤク

 

 

 

これも以前のバラ

 

 

 

今月のお教室では薫衣香(くのえこう)

を薫きます。

「薫集類抄」中の一つの香ですが

元々は衣に薫きしめていたのです。

やがて、空薫物(そらだきもの)として

ルームフレグランスのように使用しました。

 

 

咲いたお花を使って

創作が出来るようになると

ものすご~~く

心豊かになれるのですルンルン

今回は薫物ですが・・・

 

 

古の女子も美しく咲く花や

麗しく香る花を香にと考えたに違いありません。

きっと薫物にかかわる平安女子は

とても愉しかったでしょうね。

 

 

乾いたお花で

今年は何を作りましょう?

 

日陰に干したお花は

乾いたでしょうか?

これから何日か

干さなければなりません。

 

ハート香りに満ちた季節がやって来ました

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

昨日から5月

やっと春から初夏へと

薫風に相応しい陽気となりました。

 

それでも

朝晩は少し肌寒く

我が家のニャン子には

まだ暖房が必要なのです。

 

 

今年の庭の植物は

花の咲く順番が例年とは少し違って

 

みかんの花は4月中旬に咲き始め

今は散っています。

 

 

 

 

 

今年は2週間ほど早く咲いて

散ってしまったのです。

一般的には

みかんのお花は初夏

ですよね~

 

5月の風に乗って

何とも言えない素晴らしい香りが

庭中に漂うはずなのですが・・・

 

4月に咲いてしまうなんてショボーン

 

 

代わりに

ハニーサックルが咲き始め
甘く優しいパウダリーな香りが

漂い始めました。

アメリカーナは

何度も何度も

鼻を近づけたくなる香りです。

 

 

 

 

 

 

近くを通ると優しく甘い香りを放って

気付かせてくれます

満開ももうすぐです。

 

 

クレマチスが咲き

 

 

 

 

 

そろそろシャクヤクも

 

 

 

 

ブルー・ムーンが咲き

もう散るころとなりました

 

 

 

 

 

ロイヤルジュビリーも咲きましたが

先日の雨で散ってしまいました。

蕾がたくさんあるので

また咲き始めることでしょう。

 

 

 

 

ローブリッダーは

一枝が残り

太い枝は枯れてしまいました。

 

それでも

何とか咲いてくれました

 

この薔薇には香りがありませんが

小さなコロンとしたお花が可愛いのです。

 

 

 

 

 

 

お天気になり、少し気温が上がると

5月の花たちが

次々と咲き始めます。

 

 

庭に佇むと

初夏の風が様々な香りを

運んでくれます。

 

毎年5月の連休には

とっても幸せな時が訪れるのです。

 

 

今年の連休には

例年通り

お片づけと庭仕事。

 

一息入れるときは

好みの薫物を薫いて

ゆったりと過ごしております。

 

 

 

 

皆様もどうか

愉しい連休をお過ごし下さい。

 

 

桜「遅桜」の「をそさくら」の香り

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

肌寒い日が続いて

今日は雨

 

 黄色い花ハチ春は名のみ~の

    風の寒さや~

 

5月が近いというのに

この唱歌がピッタリの日が続いて

未だに朝晩は暖房が必要です。

 

 

 

お花見の陽気な気分も

すっかり忘れてしまいました。

 

 

 

 

桜が咲き終わったなど

とても信じられません。

 

匂桜のなかでも

特に香りの強い「駿河台匂」

その香りもずっと遠くへ

寒さが運び去った気がします。

 

 

 

 

4月の課題が

「をそさくら」

でしたので、その香りを聞けば

ほんの少しの間香った

匂桜の「駿河台匂」の香りを

思い起こすことが出来ます。

 

 

今月の課題の薫物を聞いた時

「駿河台匂の香りがする」

直ぐにそう感じました。

 

 

神田駿河台まで

匂桜の香りを求めて出かけたので

脳に刷り込まれた香りが

似た香りに感じたのでしょうか?

 

 

いいえ

確かに「駿河台匂」の

甘く優しく

ほんのりと薔薇の香りを

漂わせていたのです。

 

 

初めて薫物の表現をなさる時

多くの方は

「お線香の香り」とか

「漢方薬の香りとか

表現なさいます。

 

どちらも正解ではあるのですが

古の人々は

 

香材を合わせることで

自身の心情を表現する

心写しの薫物としたり

花の香りを写す

香り写しの薫物などとして

香を合わせました。

 

 

 

 

心情も花の香りも

その人それぞれの感じ方

表現の仕方

一つとして同じものは

ないのです。

 

「をそさくら」は

鎌倉から室町の薫物ですが

平安朝香道では

令和に生きる

私たちの薫物を目指し

古書を頼りに

創り、聞き、感じて

心豊かに日々を過ごすことを

目指しております。

 

 

 

 

冬の日も雨の日も

桜の香りを聞きたい時

いつでも香を薫いて

風に乗り漂う桜の香りを

再体験出来るのです。

 

いつか平安朝香道で

「桜の香り」の

薫物合わせが出来ることを願っております