横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道 -27ページ目

横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道

東急電鉄日吉駅3分にある平安の香りを創り楽しむ教室です。平安時代、貴族や「源氏物語」の主人公光源氏がたしなんだ香り創りや楽しみ方をご紹介。(by平安朝香道 朝倉涼香)

ピンクハート北鎌倉へ行って参りました

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

月曜日に北鎌倉へ行って参りました。

いつもはかなりの人数が

下車するのですが・・・

 

北鎌倉の可愛らしい駅舎の外は

かなりの雨

細かく横殴りに降る雨に

山門の先の木々は霞み

雨に打たれ紅葉し始めた葉が

鮮やかに目に飛び込んできました。

それでも、とても寂しい 光景でした。

 

駅から総門まで十数歩なのですが

たちまち

コートやバッグは濡れてしまいました。

 

 

 

 

 

今年の夏はお施餓鬼にも参加できず

お墓参りもしておりませんでした。

 

前日の雨の予報に

 

「出かける人も少なくて、混まなくて良いかも」

 

そう思って出かけたのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だ~~れもいません

こんな北鎌倉も良いかも

 

弘安5年(1282)、ときの執権北条時宗が中国・宋より招いた無学祖元禅師により、円覚寺は開山されました。開基である時宗公は18歳で執権職につき、無学祖元禅師を師として深く禅宗に帰依されていました。国家の鎮護、禅を弘めたいという願い、そして蒙古襲来による殉死者を、敵味方の区別なく平等に弔うため、円覚寺の建立を発願されました。(円覚寺ホームページより)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鎌倉幕府8代執権の北條時宗公

時宗の子で9代執権貞時公

孫の鎌倉幕府14代執権高時公の

廟所のある仏日庵へ

 

 

仏日庵は円覚寺の塔頭の一つです

 

 

 

蓮の花も既に終わり

蓮の葉の枯れ始めでした。

 

 

 

 

境内にムラサキシキブが・・・

 

 

 

 

ムラサキシキブの実が

雨に濡れてツヤツヤと輝いています

 

6月に咲くピンクのお花は香りが良いそうです。

 

 

 

 

 

白花のシュウメイギクが見事です

 

わが家の秋明菊は暑さにやられたのか

とても小さいのです

 

 

 

 

この日、ご住職はお留守で

副住職にお目にかかり

来月平安朝香道が行なう

香筵(香席)のお許しを頂きました。

 

 

香筵(こうえん)と申しましても

堅苦しいわけではございません。

 

門下生と和歌を朗誦し

薫物を聞く催しです。

 

以前は三渓園で

「源氏合わせ」が行なわれておりました。

駅から距離がある場所でしたので

考えあぐねた結果

仏日庵様と私共のご縁がございましたので

今年から北鎌倉で行なうことといたしました。

 

 

毎年8月、お寺では

施餓鬼会(せがきえ)が行われます。

 

施餓鬼会が盂蘭盆会(うらぼんえ)

と共に催されるのです。

 

今年は伺えませんでしたので

帰りにお墓参りをいたしました。

 

雨が止まず

お線香をお供えすることは

出来ませんでした。

 

 

雨の北鎌倉も風情があって

とても良い雨の休日となりました。

 

雪の日もステキだろうな~と

思いは冬の日へ飛んでしまいました。

 

 

星香りの力

  天空の彼方  届け愛猫にキラキラ

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

冷たい雨が降って

今日も冷えます

すっかり秋

 

冬の到来を思わせる寒さ。

 

先週は

暑い日もあり、また夏の続き?

そう思っていたら、

蝉の声も途絶え

秋風に乗って聴こえる虫の音も

すだくことなく

ひっそりと

物哀しく聴こえていました。

 

 

そんな日には

どうしても思い出してしまうのです。

 

思い出そうとしなくても

14年前の秋の初めに逝ってしまった

ロシアンブルーの愛猫を・・・

 

 

 

 

 

 

2代目もロシアンブルーですが

3日で14歳になりました。

 

 

 

 

 

犬種もそうですが

猫種にもその時代のブームがあり

以前は、ロシアンブルーを

雑誌やテレビで良く見かけました。

 

今、残っているのは

シーバのコマーシャル

 

と思っていたのですが

よ~~く見ると

ロシアンブルーではありません。

 

眼がブルーハートブルー

ロシアンブルーは

眼がグリーンハートグリーン

 

体系は丸くてふっくら

ロシアンブルーは

ほっそりとして長い

 

いつの間に入れ代わったのでしょう?

ロシアンブルーではなく

ブリティッシュショートヘアー

でした。

 

どこかのお国のせいで

嫌われたのかしら?

そのようなことはないと思いますが

ちょっと残念。

 

わが家の愛猫に

良く似ていましたので

その時には

画面に集中しました。

 

飼い主にスリスリが

とっても可愛くてラブラブ

 

愛猫を思い出していました。

 

今は

写真立ての中でジッと座っています。

妹ニャン子と一緒です。

 

 

 

 

 

とっても香りが好きなニャン子でした。

お花の香りにトワレ

2代目と違って

お線香のアレルギーもなく

お花や香りの付いた髪に

スリスリしていました。

 

痛い思いをして

お星さまになってしまったので

優しく心休まる香りを供養にと

今年は電子香炉で

「侍従」を薫きました。

 

 

時空を超えて、侍従の香り

スリスリしてるでしょうか?

 

虹の橋のたもとで

妹ニャン子と一緒に

私と逢える日まで

2匹で走り回っていることでしょう。

 

 

私が平安朝香道を

先代より受け継げたのは

この猫たちのお蔭かもしれません。

 

二十年余りの間には

途中体調を崩したり

お稽古に通えないことも

数多くあったのです。

 

でも薫物作りをしている間は

無心で集中することが出来ました。

 

出来上がった

その香りを聞く時には

哀しいことや煩わしいことを忘れ

とっても幸せな気持ちになれました。

 

香は天空と繋がる携帯電話

ずっとずっとそう思っております。

 

私が香道を続けられたのは

猫たちのお蔭なのかもしれません。

 

皆様それぞれに香りの果たす役目が

ございます。

 

ひとりで聞く香は

リラックスと共に

明日へ進む力を与えてくれます。

ひとりで存分に香りを堪能できます。

 

多くの方と聞く香は

共に聞く愉しさと幸せな気分を共有し

前向きに先へ進む力をもたらします。

 

アロマでもお線香でも薫物でも

香りは

人々にとても幸せな気持ちを

もたらしてくれるのです。

  ピンクハート香を薫くと

  とても穏やかな気持ちになります

  「侍従」

 

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

願っていた秋が

駆け足でやって来ました

 

日中は暑さを感じますが

一昨日あたりから吹く風に

肌寒さまで感じるようになりました。

 

そろそろ長袖が必要です。

 

 

 

 

 

 

先日のお稽古は

「侍従」(じじゅう)

 

「秋らしい優しい香りですね」

 

「秋の風に吹かれているようで、ホッとする香りです」

 

このように感じて頂きました。

 

 

 

彼岸花の炎立つ(ほむらたつ)ような

情熱的な色も、その時期を過ぎ

 

 

 

 

 

 

鮮やで萌えるような紅緋(べにひ)の色も

すっかり韓紅(からくれない)に変わり

優しさを感じるほどの柔らかな色となりました。

 

 

 

 

 

彼岸花の花色のように

人の心も優しさへ向かうと良いのですが・・・

 

 

藤袴は花の開く前

花の姿もない頃から

仄かに香り立って

その存在を知らせていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「侍従」は「六種の薫物」(むくさのたきもの)

の一つです

 

「侍従」は

「薫集類抄」(くんしゅうるいしょう)には

 

侍従 亦名拾遺補闕

(じじゅう またのなしゅういほけつ)

 

と記されています。

 

拾遺補闕(しゅういほけつ)とは

つねに天皇に近侍し

諫(いさ)めただし

遺(わす)れたるを拾い

闕(か)けたるを補う

 

ということで「拾遺補闕」は

「侍従」の唐名なのです。

 

「侍従」は日本で作られた言葉となります。

 

 

「侍従」の香りはその名のように

人にそっと寄り添い

思いを汲み取り

進むべき方向を

さりげなく指し示す。

 

現代では

そのような役目を果たす

薫物なのではないでしょうか。

 

何度も聞いているうちに

すっかり「侍従」に魅了されてしまいました。

 

「荷葉」(かよう)も大好きな薫物ですが

「侍従」も捨ててはおけません。

 

「侍従」がお稽古場に

秋を連れてきたのでした。

 

イエローハート 和の香り今月のお稽古は

   秋を感じる「侍従」です

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

 

今日も暑そうです。

 

日中は暑いですが

朝晩秋を感じるようになりました

やっと

 ニコニコウインクおねがい照れラブ

       ですね

 

 

 

 

 

今月のお稽古は

連休がございましたので

通常より一週間遅い五週目

といたしました。

 

9月30日(土)午後1時30分より

お稽古となります。

 

告知がとても遅くなってしまいました。

 

 

秋らしくなって参りましたので

 

久しぶりに「侍従」の

お稽古となります。

「侍従」とは

平安時代に薫物(練香)

として用いられた薫香の一つです。

儀式や行事の薫物であり、

秋の薫物ともされています。

一年中愉しめる薫物としても知られています。

 

 

秋風がもの淋しく吹くような

そのような薫物を

味わって頂きます。

 

 

藤袴の花の蕾が出揃い

 

 

 

 

 

萩の花が紫に色づき

時折吹く風に身を任せて揺れ

 

ススキの穂が膨らみ始め

 

吹く風に少し冷たさを感じるようになると

 

 

 

 

室内でも「侍従」の出番

 

本格的な秋まで

もう少しです。

 

その前に

一足早い秋をもみじ

お届けいたしましょう

 

 

「侍従」は儀式や行事の薫物として

重要な薫物でもあるのです。

 

 

今月は告知が遅くなってしました。

ぐずぐすしているといきなり

晩秋になってしまいます。

 

 

 

お稽古場(教室)は

慶応大学日吉校がある東急線日吉駅から

徒歩約3分のところにあり

見学希望の方

入門をご希望の方は

こちらからお入りください

その他ご質問などもこちらよりどうぞ。

 

 

※こちらからどうぞ。

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お問い合わせ

 

 

 

グリーンハートヨモギの香りがしていたでしょうか?  

  「蓬生・よもぎふ」の庭

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

いつまで経っても真夏のまま

明後日辺りから

涼しくなるととのことですが・・・

 

 

毎年繰り返されるこの暑さ

日本の四季がなくなり

二季になるかもしれないとか

 

本当にそうなっては哀しいですね。

 

 

暑さのために?

わが家の庭は荒れ放題

暑さで木の葉がすっかり日焼けして

今にも枯れそうで心配です。

 

庭中スッポリと覆ってしまうわけにも行かず

夕方にたっぷり水撒きをいたしますので

たっぷり吸水してもらうしかありません。

 

癒されるはずの庭が

悩みの庭となっております。

 

 

暑さで除草を怠っている間に

「源氏物語」の第十五帖「蓬生」(よもぎふ)

に登場する末摘花(すえつむはな)

の邸(やしき)の庭

 

それを思わせるようになりました。

末摘花のお庭のように

広くはございません。

 

 

 

 

 

季節の違いと

生い茂る草の名に

違いはありますが

正に蓬生です。

 

 

わが家の庭の雑草は

(「雑草という植物は存在しない」 牧野富太郎。

富太郎氏がモデルの朝のNHKドラマの主人公牧野万太郎も

同じように申しておりました。富太郎氏も申していたそうです。)

 

主に

 

メヒシバ、エノコログサ

サオトメカズラ(ヘクソカズラ)

ツルマメ、など

名前を上げればまだまだ

 

 

一方「蓬生」

に登場する雑草は

蓬(よもぎ)

葎(むぐら・雑草の総称)

浅茅(あさぢ・もとはチガヤ)

などです。

 

蓬や葎、浅茅は全て

荒れ果てた庭を表現したもの

キク科のヨモギや、チガヤなどのイネ科の植物

蔓性の草はどこまでもがツルを延ばし

生い茂った荒れた庭が目の前に浮かびます。

 

 

源氏が須磨に退去する以前に

契りを結んだ故常陸宮の姫君の末摘花

何年も源氏に忘れられて

庇護を失った末摘花の邸は

ますます荒れ果てていたのです。

 

 

数年後に帰郷した源氏は

花散里を尋ねる途中で

見覚えのある木立に足を止めたのです。

 

 

松に掛かる藤の花が風に揺れ

麗しい香りを漂わせていました。

 

末摘花の邸と分かった源氏は

従者惟光に案内されて庭を歩きます。

 

月明かりの美しい晩です。

 

 

 

 

 国宝源氏物語絵巻「蓬生」複製巻子本  左が源氏、右は従者の惟光

 

 

末摘花の邸の庭を

樹木から落ちる露に

濡れないように傘を差し

蓬むぐらに降りかかった露を

惟光が鞭で払いながら

源氏を案内する場面です。

 

 

 

露にぬれた蓬を踏みしだいて歩くと

ヨモギの良い香りがしていたのでは?

 

卯月の長雨の合間ですから

春の草花が勢い良く伸びて

雨後にはより一層繁ってくるころです。

 

 

どちらの画も

アサジやムグラと表現するには

草の数も少なく

草丈も高くはありませんね。

 

 

 

「源氏物語」「蓬生」 の扇 土屋正巳作の写し

 

 

巻子本は、色が薄れておりますので

彩色されるとこのようになるかもしれません。

 

形も色もはっきりはいたしません。

 

やがてこの邸は

源氏により素晴らしい邸に再生されます。

末摘花は、源氏の君を

何年も待った甲斐がありました。

 

 

わが家の源氏は夫?

見るに見かねて

ほんの少し除草してくれました。

 

この庭は私が再生しなければショボーン

 

末摘花のお庭のように

見事に再生できると良いのですがキラキラ