春夏秋冬の香り 「六種の薫物」(むくさのたきもの) | 横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道

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東急電鉄日吉駅3分にある平安の香りを創り楽しむ教室です。平安時代、貴族や「源氏物語」の主人公光源氏がたしなんだ香り創りや楽しみ方をご紹介。(by平安朝香道 朝倉涼香)

春夏秋冬の香り

 「六種の薫物(むくさのたきもの)」

  

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

「六種の薫物(むくさのたきもの)」

「黒方(くろぼう)」

 

それっていったい何のこと?

 

 

「六種」とは

平安時代に薫物として用いられた薫香のことです

 

 

「黒方(くろぼう)」

 

 

 

「梅花(ばいか)」

 

 

 

「荷葉(かよう)」

 

 

 

「侍従(じじゅう)」

 

 

 

「菊花(きっか)」

 

 

 

落葉(らくよう)」

 

 

 

平安朝香道では

「黒方」  儀式や行事の薫物・冬の薫物

 

「梅花」  春の薫物

 

「荷葉」  夏の薫物

 

「侍従」   儀式や行事の薫物・  秋の薫物

 

「菊花」  秋の薫物

 

「落葉」  晩秋の薫物・冬 

 

この6種類の薫香を

「六種の薫物(むくさのたきもの)」と呼びます。

(室町時代に始まった香道では、異なった季節分けです)

 

お解り頂けましたでしょうか?

 

平安朝香道に触れるまで

私も全く知らない言葉でした。

 

「薫物」が「練香」と同じことさえ知りませんでした。

 

世の中には自分の知らないことが

なんと多いことでしょう!

 

何も知らなくたって大丈夫。

 

香りのお好きな方ならば

何度か薫物に触れるうちに

きっとご理解頂けることでしょう。

 

知れば知るほど奥深いものとなります。

 

映像でお見せしたり

言葉で表現したりは可能ですが

 

香りをお届け出来ないので残念です。

 

是非一度聞きにいらして下さいね。

お待ちしておりますハート