本日は冬至。

子どもに関わるお仕事をする中で

何を大切にしている?

自分の信念とは?

 

今週はそんなことを真正面から考える出来事がいくつか起きていた。

 

今、見せられている事象は

どういうことなんだろうな。

(自問自答)

 

保育士は、何よりもまずは

子どもたちにとって

安心・安全な環境を作ること

保育はその土台の上に展開するものだと思っている。

 

どんなに、保育の質を上げるとか

細やかな保育を展開していくとか

子どもの気持ちに寄り添う保育とか言っても

子どもたちが生活する場が

物理的にも精神的にも

安心・安全が保障されていなければ

意味がない。

 

安心・安全の基盤をしっかりと作ることは

言葉にして書いたり、言ったりするよりも

実行に、行動に、移すことの方が何十倍、何百倍も

信念に基づく実践力がいる。

 

言葉は本当は言霊だけど

残念ながら

かっこいいこと、立派なことを言えるツールでもある。

でも、それを、実際に行動に移して、実践に反映させていくことが

本物のプロのお仕事。

(保育のお仕事に限らずどんな職業でも)

 

有言実行。

 

これ、出来る人本当に少ないな。

(あ、けして、上から目線で言っているわけではないですよ)

 

保育士は、子どもたちの環境の一部でもある。

「先生」と呼ばれる職業だけど

偉いわけじゃないから。

先に生まれた人

先に生きている人

と思っている。

 

「大人」だから「先生」だからって

立派で完璧な姿を見せる必要は無いと思う。

等身大で、子どもたちの心や育ちに寄り添っていく。

 

子どもたちの一年後、二年後、五年後、十年後・・・

大人になるための大切な土台の時期である乳幼児期。

 

三つ子の魂百まで

 

保育士は

その大切は部分にがっつりと関わらせて頂く職業だ。

 

保育士資格は、数年前に取得したのだけど、

それまでも、ずっと、別の形で子どもに関わることを生業にしてきた。

 

私が目指す子どもに関わるお仕事の時のポリシーは

「スーパー子どもであり、同時に客観的に自分や状況を見て分析する大人の目も持つ人」

そういうスペシャリストな実践家でありたいし、そうなりたい。

 

まーだ、まーだ、人生勉強の途中だな。

 

心友から贈り物が照れ

お庭の甘夏の木が豊作とのことでお福分けが届きました。

 

 

自然のお恵み、黄色エネルギーがぱあぁぁっと爆  笑

嬉しい~

 

 

たくさんの甘夏の中に鬼柚子(獅子柚子)も!

わぁ、初めて見る獅子柚子っラブ

開運フルーツと言われてるよね。

大きい~

 

 

ん??

甘夏の間に何か居る???

 

 

ニッセさ~んハート

心友の遊び心に、ほっこり~照れ

 

 

柑橘類をたくさん見ると

積み上げたくなるのよね~~

 

 

獅子柚子。

見ていると可愛く思えてくるわぁ。

玄関付近に飾り、冬至が過ぎた頃合いを見てジャムにしようキラキラ

 

甘夏もたくさんあるのでジャムにしようかな。

 

 

ダンスパフォーマンスグループ s**t kingz のショウジさん、オグリさんが出演の舞台

「ある都市の死」を12/9に観に行った。

 

2年半くらい前だったか、たまたま観ていた音楽番組にs**t kingzさんが出ていて

踊る4人のメンバーの皆さんの動きや表情、表現などが

パントマイムのような、お芝居のような感じがして

ダンサーの枠を軽く飛び越えているような

『表現者』という言葉がピタリとあてはまるような・・・

とにかく

「なんだ、この人たちはーー!!!」

と、心を鷲掴みにされた。

 

かつて、パントマイムをメインとした

表現者の端くれだったワタクシでありますが

もう、ね、

好きな世界観

やりたかった世界観

出逢いたかった世界観

が、いーーーーーっぱい詰まっている

そういう表現を体現しているダンスチームさんで

一目でファンになってしまい

今の言葉でいうならば「推し活」の沼に。

 

前置き長い(苦笑)

 

 

で、舞台「ある都市の死」の話。

 

この舞台は、映画「戦場のピアニスト」の主人公として知られている

ポーランドのピアニスト ウワディスワフ・シュピルマンと

彼の息子クリストファーのお話。

 

クリストファーが子どもの頃に屋根裏で見つけた一冊の本から物語は始まる。

その本は、父がかつて、戦禍を生き抜いた記憶を綴ったものだった。

 

実話の題材を、s**t kingz のショウジさん、オグリさん

そして、世界的ピアニストの小曽根 真さんの3人が体現していく舞台。

 

始まる前。

舞台には、中央にピアノ。雑然と配置された家具などが並び

開演を待つ客席からは、当時のワルシャワの街の中の一つの部屋を感じる舞台セットが見えた。

 

ピアニスト小曽根さんが静かに舞台上に現れピアノを奏で始める。

 

もう、その一節の音色で、一気に心を掴まれてしまって

切ない、悲しい、どうなるの、というような何とも言えない感情がワーッと沸いてきて涙が。

そのまま、物語の中へと心が入っていった。

 

物語が進むにつれて

私は「ショウジさん」「オグリさん」ということをいつのまにか忘れていて

それぞれが体現されている人物(役柄)の感情、想い、境遇に

私の感情も揺さぶらていった。

 

戦争によって変わっていく街、人、状況。。。

3人の演者さんの表情、身体から出ている感情、エネルギー。。。

魂がこもった表現の中で客席にいる私は

変わり果ててしまったワルシャワの街の一部のような気持ちになったり

ワルシャワ市民のような気持ちになったり

シュピルマンの感情になったり。

シュピルマンを助けようとする人たちの気持ちになったり。。。

 

切なさ、怒り、悲しみ、辛さ、絶望、孤独、生きたい、など

たくさんの思いが、舞台とともに溢れ、あっという間の時間だった。

 

物凄いエネルギーがこめられた舞台。

かなりの覚悟と想いを持って挑まれているのだろうな。

 

テーマとしてはとても重いものではあるから。

しかも、実話。

これを体現することは、心も身体もかなりの覚悟がなければ

舞台上で体現して生き抜けない。

 

今、この現代にも同じ空の下

戦争が起きている国がある。

 

もう、本当に、なんでなんだろう。

 

明治生まれだった亡き祖母が、一度だけ、戦争の話をしてくれたことがある。

それは、私が二十歳になった頃で、2つの話をしてくれた。

 

一つ目は、祖母は私の父を防空壕で産んだのだそうだ。

 

凄くないか。

防空壕で出産するのだよ。

母体も、赤ちゃんも、どちらの命も、もしかしたら、がある状況だよ。

 

今、私が、この世に生きて

祖母が父を産んだ年齢をとうに超えた年齢で

「s**t kingzを推し活!」とか言っていられることは

当たり前なことではないのだ。

 

祖母の話、二つ目は

祖母の末弟が特攻隊だったこと。

 

ある日、祖母の嫁ぎ先に末弟がきて

突然来たから、その時に集められる食材でご飯を作って食べさせたそうで。

後日、祖母が家事をしていると

家の上から飛行機の音が聞こえて、庭に出ると

一機の戦闘機が、家の上を旋回し、飛びたっていったと。

 

もちろん、パイロットの顔など祖母からは見えるはずもなかったそうで

けれど、この前の突然の来宅と、旋回する戦闘機から

祖母は、この戦闘機は末弟が操縦している

もう会えないのだ

と思ったそう。

 

涙目ではあっても、淡々と話す祖母の姿が印象的だった。

 

この話を聞いてからもう何十年も経つけれど

命のこと、生きることを思うとき

私の根っこにある想いの一つに、この話もある。

 

どうか、戦うこと、争うことで

自分のアイデンティティを保つという方法が

この世から無くなってくれますように。

 

 

先日のブログ「植物」で書いた、びわの葉。

あれから、乾燥が良い感じになったので早速、煮だしてみた。

 

ほのかな香り

徐々に出てくる綺麗な赤茶色

飲んでみると

クセが無く、飲みやすい味わい

(紅茶のような味だった)

 

初めて、葉っぱからお茶を作ってみたけど

簡単だったし、美味しいし

自然の恵みをそのまま頂ける感謝な気持ちで

わくわく、嬉しさいっぱいになった。

 

またやってみたいな。

 

こういう機会をくれた

庭師の友人に感謝です。

 

 

 

 


前々から気になっていた
ひょうたんランプ作家さんが個展をされると知り観に行ってきた。
@yggpranks
 

 

インスタなどで作品のお写真は観ていたのだけど実際に観てみたくて。

 

 

細工が繊細で美しく、中のランプの明かりが様々な大きさの穴から放たれていて、

まるで星空のような、宇宙のような感じ。

 

表面のデザインの美しさだけでなく、

壁や机に映る明かりの模様がまた本当に美しい。

ひょうたんの色も経年で赤くなっていくのですって。

それがまた味になってて。
時間を忘れるような空間で、魅入ってしまった。


ワークショップもやっていらっしゃるそうで

いつか、参加して、ひょうたんランプ作ってみたい。


(☆作家さんに、写真撮影&SNS掲載の許可を取っています)