こんにちは
レインボースマイル湘南の“すずりえ”こと、すずきりえです。
“登校班”はなんのため?~高学年の子どもたちの苦悩~の続きです
通学路や学区内の交通安全において活躍する校外委員会。
(地区委員など、名称はさまざまかもしれませんが・・・)
“校外”の名の通り、
・校地の外が管轄
・地域団体との連携
など、校外での活動が主になっていると思います。
地域の団体とは
警察OBなどが主体の交通安全対策協議会や、交通安全母の会などを指します。
これらの会議に定期的に出席し、
地域のイベントや季節ごとの啓発キャンペーンなどをしていることもあると思います。
小学生への入学祝として、手作りのマスコット作りをしている地域もあるとか・・・。
その他、
・通学路点検(学区内の標識や信号、ミラーの必要の有無を調べる)
・登校指導(旗振り、挨拶運動)
・下校指導(旗振り)
・交通安全教室(自転車講習、大型トラックの死角指導など)
などを行っている学校も多い事でしょう。
通学路点検は、藤沢では
春に点検→学校へ報告→学校から警察へ→夏休みに警察が視察→対応の回答が来る
といったカンジになっています。
年度内に対応していただけることが多く、助かっています
信号やガードレールは市道なのか県道なのかなどで管轄が違うのと、
道路交通法があるのですべて要望が通るわけではありませんが、
できない理由がわかれば違う方法も考えられますもんね。
街灯などは自治会の管轄だったりするので、自治会と連携することも。
登校指導や下校指導は、
特に中学生などは「不要では?」という声がときどき聞こえてきます。
確かに、おとなが立っていなくても、子どもたちは登下校できます。
立っていない日の方が圧倒的に多いわけですし(笑)
だから単純に「なくてもいいのでは?」と感じる方がいるのですが・・・
実は、これには単に「交通安全」という観点だけでなく
・前回書いたような「登校班が機能しているかどうか」を確認するため
・子どもたちに「おとなが見守っていること」を知ってもらうため
・見守りのある地域と見せることで防犯につながるため
という要素も含まれています。
なので、日常的に「通学路付近のおとなが、通学時間帯に見守りをしている地域」
などでは、特別、登校指導や下校指導を設定しなくてもよいのかもしれませんね。
ここはうまく、地域の「おはようボランティア」などと連携できるとよいですね。
逆に言えば、そうでない地域は、登校指導や下校指導を実施する意味はある、ということになります。
校外委員の活動は、地域によって違うものの代表と言えると思います。
交通量、学区の広さ、人数などによってニーズが変わってくるので・・・
なので、地域に合ったシステムかどうか、が見直しのポイントになると思います。
みんなが安全に登下校できますように
♡PTA研修も承っています♡
パパママ応援団レインボースマイル湘南
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