こんにちは虹

レインボースマイル湘南の“すずりえ”こと、すずきりえです。

 

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自己紹介その③はコチラ♪

 

 

クローバー  クローバー  クローバー  クローバー  クローバー

 

さて、いよいよ緊急事態宣言が解除され始め、

関東でも6月からは段階的に登校が始まりそうです。

 

分散登校だと、学年ごとだったり、クラスを分けたりで

結果、個別の登校になりそうですね。

 

それに慣れると、“登校班、もう要らないんじゃない?”となるかも・・・?

 

 

 

そもそも、“登校班”は、なんのためにあるのでしょうか。

 

 

まず思いつくのが

児童の安全のためですね。

 

「安全」には2種類あって、この場合、「交通安全」と「防犯」という2種類になります。

「防犯」という意味では、1人歩きより確かに集団の方が安全です。

 

が、実は、「交通安全」という観点だと、集団登校は安全ではないと言えます。

ときどき、「車が集団登校の列に突っ込んで・・・」なんて事故も起きています。

集団だと、被害も大きくなるという意味では安全ではないと言えます。

 

それに、学校に近い児童の場合、集合場所に留まることで事故に遭うリスクが増えます。

なので、直接登校した方が安全ということで、登校班が設置されていないケースもあります。

これは、状況に合わせての設置でよいのでは、と個人的には思います。

 

 

これらのことから、

防犯>交通安全ということなの???という気がしてしまいますが、そうではありません。

どちらも大切。

 

ただ、他の利点もあるから、登校班が採用されているのではないかと思います。

 

 

 

他の利点とは、なんといっても

近所の子どもたちとの交流がひとつの大きな利点ですよね。

 

 

第1子が小学校に入学するときって、登校については不安しかない・・・

今まで手をつないで一緒に出掛けていたのに、

急に1人で歩かせるわけです。

後ろから見るとランドセルが歩いているかのような状態で、

住まいによっては学校まで1時間近く歩くこともあるでしょう。

雨の日も暑い日も心配。

週明けの荷物が多い日も心配。

 

かといって、毎朝同行するのも大変。

お母さんもお仕事していたり、下の子がいたり、妊婦さんだったりしますものね。

 

そんなとき、近所のお兄さんお姉さんが一緒に行ってくれたら、どんなに心強いことかキラキラ

 

子どもにとっても、学校の中に顔見知りのお兄さんお姉さんがいるって、とっても心強いのです。

 

一人っ子のお兄さんお姉さんにとっても、弟妹のような子ができることが

心の平安につながることも少なくないですしね音譜

 

 

ところが。

 

ときどき「子どもが高学年になり、登校班で行きたくないと言っているので、抜けていいですか?」

なんて人がいたりします。

「登校班じゃなく、仲良しの友だちと登校したい」という子どもの想いはわかります。

けどそれって、「自分はお世話してほしいけど、人のお世話はしたくない」と言ってることと同意・・・ですよね宇宙人

 

もし子どもが「登校班を抜けたい」と言ってきたら、

「友だちとは学校で遊べるんだから、恩をつないでいこうよ」と伝えられるといいなぁと思います。

“恩送り”というやつですね虹

 

まぁ、登校班の人間関係に問題が隠れている場合もあるので、

ことばの奥にある気持ちを、まずはしっかり聞いてあげたいですけどね。

 

 

 

SNSで、

「登校班を子ども会(なりPTAに準ずる組織)が管理しているから、

登校班で通わすためにはそこに入会しないといけない」というお悩みを拝見しましたが

これはナンセンス。

 

“子どもの安全”と“任意団体への入退会”は同列にしてはいけないですよね。

それは「人質」と一緒です。

「PTA非加入世帯の子どもには卒業記念品をあげない」のと一緒です。

おとなの考えで子どもに不利益をもたらしてはいけないのです。

 

 

こうした間違った「ねばならない」からは、そろそろ解放されたいですね。

 

 

次回は、高学年から見た登校班問題について書いてみようと思います。

 

 

♡PTA研修も承っています♡

 

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