こんにちは虹

レインボースマイル湘南の“すずりえ”こと、すずきりえです。

 

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クローバー  クローバー  クローバー  クローバー  クローバー

 

“登校班”はなんのため?の続きです足あと

 

 

前回は「新1年生の視点」で書きました。

今回は高学年の子どもたちの視点で書いてみようと思います。

 

 

登校班で低学年のお世話をする高学年の子どもたち。

自分たちもお兄さんお姉さんに連れて行ってもらっていたから、

成長して連れて行く側になるのは自然な流れ。

 

 

とはいえ

 

 

たまたま近所、というだけで

全責任を負わされてはたまったものではありませんよね。

 

 

 

以前受けた相談で、こんなケースがありました。

 

 

その学校では、地区ごとに登校班の取り決めがあります。

(学校はノータッチ)

 

ある地区(Aとします)では、地区内にいくつかの登校班があり、

班ごとに近所で集合し、班ごとに登校します。

きっと、これが一般的ですよね。

 

 

ですが、また別の地区(Bとします)では、

小さな登校班が歩きながら合流していき、

最終的には40名ほどの集団となって「ひとつの登校班」とされているとのこと。

 

班長さんは6年生の中で希望を募り、3名程度が担います。

そしてその保護者の代表が、地区の中で登校班の責任者になるそうです。

(地区長、副地区長は別にいるそう)

 

 

・・・なんて恐ろしいあせる

 

 

1~6年生で構成される40名もの集団、おとなでも1人で誘導などできるわけがありません。

我が子でさえ、3人以上になると手を繋げないですもんね。

 

もちろん、信号も1度に全員で渡ることはできません。

(登校途中、大きなバイパスを超える信号もあります。)

 

登校の様子を観察すると、結局は好きな者同士、

数名ずつのまとまりになって歩いています。

高学年だけでまとまっていることもあれば、

1年生が1人になっていることもあるわけです。

 

「交通安全」でも「防犯」でもないし、「異年齢交流」にもなっていないのです。

 

 

それでいて、子どもたちの歩くマナーが悪かったり

(歩道と道路のギリギリの境を歩く、道路にふざけて飛び出すなどなど)

子ども同士でトラブルがあったりすると、

代表保護者のところに「子ども班長が注意しない」「ちゃんと見ていない」等クレームが来るのだそうです。

 

 

え・・・!

 

 

初めてお話を聞いたとき、想像のはるか上すぎて、何も言うことができませんでした。

やっとしぼりだしたのが

「お子さん含め、今までの班長さんたち、よくやってましたね・・・」という一言。。。

 

 

課題としては

・地区Bの課題を誰も知らない

(運営委員会に地区長、副地区長は出席しますが、班長は出席しないため、情報共有がされない)

・地区Aのようなシステムを地区Bの班長が知る機会がない

・班長から地区長へ伝えても、「今までそれでやってきたから」と取り合ってもらえない

・班長から学校へ伝えても、「地区に任せている」と言われてしまう

などがありました。

 

 

人の固定された地域あるある・・・といえばそれまでですが、

だからといって、困っている子ども(と、おとな)がいるわけです。

できることがあるはず!!

 

ということで、まずは課題点をリストにしてもらい、

過去の班長さんたちの話も聞いて、改善案を作ってもらいました。

そして、それを聞いてくれそうな人(地区長経験者、PTA本部役員)などに見てもらうと、

地区Aのやり方に近かったので、改善への一歩を踏み出すことができたとのこと。

 

また、40名の子どもたちの保護者にアンケートを取ったところ、

改善を希望している家庭がたくさんあったことも後押しになりました。

 

地区長さんたちとしても、「自分たちでは踏み切れないけど、

PTA本部などがサポートしてくれれば改善OK」という反応で・・・

ここには、「〇〇さんちの嫁が変えた」など、

保護者の親世代から言われてしまうことへの恐れが見えたりして・・・あせる

 

(見えない課題がそれだけあるということですねあせる

 

 

でも。

 

何より優先すべきは“子どもたちの安全”。

そうと決まればやることはひとつひらめき電球ですもんね。

 

 

改善はできたようなので、あとは定着を願うばかりです。

 

 

 

と、長々と書きましたが、ここまでの困りごとでなくても

登校班内でのトラブル、たくさんありますよね。

 

・歩く順番を守らない

・走る子がいる

・友だちを見つけると離れてしまう子がいる

・そもそもウマが合わない

・仲間外れ

・時間に遅れてくる子がいる

・忘れ物を取りに帰る?帰らない?

などなど・・・

 

 

これらはもちろん、班長さんのせいではありません。

子どもたちは、いつも一生懸命やってくれています。

 

“命”の責任を負うのは子どもではない、ということは

しっかり覚えておきたいですね。

 

 

 

理想的な流れとしては

●春休みのうちに顔合わせ、並び順などを決めておく

(スタートしてから順番を見直すときにも話し合う)

●その際、ルールを確認する

(時間になったらいる人だけで行くのか、呼びに行くのか。

忘れ物に気づいたらどうするのか←これは学校の取り決めも要確認。
順番、走らない、誰が信号の押しボタンを押すのか?wなどなど)
●ルールの意味を伝える

※これが重要!

おとなだって、なぜやるか?がわかった方が動きやすいですよね。

●学期はじめや必要に応じて、できれば保護者が途中まででも付きそう

(主に、1年生保護者やルールを守れない子の保護者など)

 

あくまでも一例ですが、こんなところでしょうか。。。

 

叱るためではなく、ひとりひとりが考えて行動できるようになるためにも、

意味を伝えて一緒にルールを考えるのことは大切かなと思います。

 

 

・ウマが合わない

・いじめ

などは、登校班だけの問題ではありません。

両者、保護者、先生方などで情報共有し、問題解決に取り組む必要がありますよね。

いじめはなくせます!(キッパリ)

 

 

みんなが安心して安全に登校できることを祈ってクローバー

 

♡PTA研修も承っています♡

 

パパママ応援団クローバーレインボースマイル湘南虹

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