こんにちは![]()
レインボースマイル湘南の“すずりえ”こと、すずきりえです。
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さてさて
PTAも“変わるとき”が来た気がします③のつづきです。
いよいよ、PTA役員の選出について、です。
●PTA役員の選出
1)免除について
2)選出委員について
3)選出方法
1)免除について
①で、入会について書きましたが、
「経済的、また家庭の事情で入会をためらう人」がいることについて触れました。
でも、そういう方ほどPTAのつながりやまなびが必要だったりするので、
できれば、会費や活動を免除したうえで入会できるよう、
先生方と連携してほしいなと思っています。
キーワードは「誰も取りこぼさない」。
SDGsにもつながりますね。
彼らは「活動できない人」になります。
(行事の参加は積極的にお声がけしたいですが)
この「できない人」と「やらない人」がごっちゃにならないようにしたいですね。
免除の条件として、
・妊産婦である
・未就学児がいる
・ひとり親である
・障がい児がいる
・持病や障がいがある
・日常的に介護をしている
・仕事上、どうしても都合がつかない
・年度途中の転出予定がある
などが挙げられますが、個人的にはこれらを
「免除対象」として公表する必要はないかなと思っています。
だって、上記の条件に当てはまる人でも、
活動に参加したい人もいるので。
免除にしてしまうことで、「なんでやるの?」と言われかねないからです。
PTA活動は、基本、やりたい人の気持ちで成り立っています。
どんな事情を持っていたって、たとえ、最初に書いた
「経済的に会費を払えない人」であっても、気持ちがあればぜひ参加してほしいと思います。
また、2:6:2の法則というのがあります。
積極的な「2」
流動的な「6」
消極的な「2」
ものごとは、その割合に分かれていることが多い、という法則。
これを知ったとき、目から鱗というか、
モヤモヤしていたものが晴れた
、心にストンと落ちた![]()
そんな気がしました。
PTAも同じで、入会8割、非加入2割だとしたら、
入会8割の中でも
役員を進んで引き受ける「2」A
まぁ、やってもいいよという「6」B
できればやりたくないorどうしてもできない「2」C
がいることになります。
この、ABの人たちで、うまく回せればいいのかなぁと思います。
よく「平等に、全員が1人1回はやるべき!」と声高らかに言う人がいますが、
「平等」より「公正」であるべきかなと思います。
だって、声高らかな人たちは、きっと、
「できない人」の立場ではないはずです。
「できない人」の立場になっても、「どんな状況であれ、全員がやるべき!」と言えますか?
多分、「自分は免除されたい」って思うのではないでしょうか。
それって、いじめの被害者になったら助けてほしいけど、
クラスに被害者がいたら、怖くて助けられなくて傍観者になる・・・のと似ていると思います。
おとなになるって、そういう想像力が持てるかどうかだと思います。
ちなみに、声高らかな人って、
委員長や本部役員を引き受けるケースは少ないです。
責任を負わず、自分の主張だけは狭いところで強めにする・・・といったところでしょうか。
それって、自分の主張が世の中では通らないって、わかっているからですよね。
わかっているんだから、じゃあどうしたらいいのか、を一緒に考えませんか![]()
話が逸れましたが、免除を決めるときは安易に行わないこと、
本部役員が軸を持ち、先生方とよく相談し、
誰にも不利益がでないように決めること、が大事です。
いつだって、立場の弱い人に寄り添うことが重要です。
できない=やりたくない、ではないのですから。
ここ、とっても大切なので、じっくり書かせていただきました。
次回は役員を選出する「役員選出委員」「選考委員」「指名委員」
呼び名はさまざまですが、その役割についてお伝えしようと思います。
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~PTAも“変わるとき”が来た気がします⑤へつづく~