旅で出会った日本の風景【34】しまなみ海道(広島県・愛媛県) | 全国の“道の駅”完全制覇の夢!

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全国の道の駅巡りをしています。
2006年12月に旅をスタートし、7年半を費やして一応全国制覇を達成しました。

でも、その後に新しい道の駅が次々に誕生し、全国1221カ所に達しています。
私が走破したのはその内の1204カ所ですから、まだまだ旅は続きます。

コロナ禍で新規の道の駅巡りが中断していますので、過去の旅で出会った美しい日本の風景を日本列島の北端から順番に紹介しています。

今回は瀬戸内海を横切るルートのひとつ
しまなみ海道 のご紹介です。

※HPより無料画像をお借りしました

 

本州と四国を繋ぐ道路は、淡路島を通るルート、瀬戸大橋、そしてしまなみ海道の3つがあります。

“しまなみ海道” はその中で一番西側にあるルートで、広島県尾道市と愛媛県今治市の間、瀬戸内海に浮かぶ6つの島々を7つの橋で結ぶ、約60kmの高速道路です。

 

瀬戸内海を挟んで広島県と愛媛県の間にあるこれらの島々を “芸予諸島” と呼びますが、大小合わせるとその数は3000にもなるのだそうです。

 

上の略図で緑色の 〝生口島” までが広島県、黄緑の “大三島” からが愛媛県ですから、ここが本州と四国の境界、ということになります。

 

今回は四国側の、道の駅に近い3つの橋をご紹介します。

 

 

 

先程の地図にあった “生口橋” “大三島” を結ぶのがこの “多々羅大橋” です。

すなわちこれが本州と四国の境ということになります。

全長は890mの斜張橋で、完成時には斜張橋として世界最長を誇っていました。

 

しまなみ海道の四国側には4つの道の駅があります。

この撮影している場所は、“多々羅しまなみ公園” という道の駅です。

 

 

 

しまなみ海道が本州と四国を繋ぐ他のルートとは大きく違う点がひとつあります。

それは全線に “しまなみ海道サイクリングロード” が設置されていることです。

 

海峡を横断するサイクリングロードとしては日本初であり、全線では70kmに達します。

橋の部分は高速道路に並行して “原付および自転車歩行者専用道路” があり、陸地である島の個所は一般道を走ります。

 

 

 

様々なサイクリングコースが設定されており、自分の体力に合わせたコースが選べます。

ここ多々羅しまなみ公園の道の駅も、その拠点のひとつで、ご覧のようにレンタサイクルを借りられるようになっています。


このように海の上を自転車で走れるサイクリングコースというのは世界的にも珍しく、特に台湾とは 「姉妹自転車道協定」 を結んでいる関係でサイクリストのインバウンドが最も多く、香港・アメリカ・オーストラリア・フランスがそれに続くそうです。
残念ながらコロナ禍の今は、それも途絶えていますね!


次は伯方島と大島を結ぶ “伯方・大島大橋” です。

 

 

 

伯方の塩で有名な伯方島に “伯方S・Cパーク” という道の駅があり、その前が海水浴場になっています。

そこから見える “伯方・大島大橋” です。

この橋は伯方島と大島を結びますが、その中間に “身近島(みちかじま)” という無人島を通ります。
この身近島は、かつて “村上海賊” の駐屯地だった島です。

現在島内に無料でキャンプできる公園がありますが、車は入れず、自転車や徒歩のみ立ち寄れます。

 

さて次は “来島海峡大橋” です。

 

 

 

これらは “道の駅よしうみいきいき館” から撮った写真です。

 

“来島海峡大橋” は全長が4105mあり、ここ大島と来島海峡を跨いだ四国本土(今治市)を結びます。
世界初の3連吊橋であり、来島海峡第一大橋、来島海峡第二大橋、来島海峡第三大橋の総称です。

 

写真の手前の方にインターチェンジのような輪になった個所がありますが、これは自転車歩行者道の入り口です。

 

 

来島海峡といえば、“鳴門海峡” “関門海峡” と並ぶ “日本三大急潮” のひとつです。

その観潮船もこの道の駅から出ています。

 


愛媛県のイメージキャラクター 「みきゃん」 ちゃんです!

癒されます!(^^♪



■最寄りの道の駅
・道の駅今治市多々羅しまなみ公園(愛媛県)
・道の駅しまなみの駅御島(愛媛県)
・道の駅伯方S・Cパーク(愛媛県)
・道の駅よしうみいきいき館(愛媛県)

 

 

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