こんにちは!
今日のブログは、
教員だった私の目線で書きますね。
(いつか書こうと書こうと思って、やっと書く気になった)
年々、教育相談(教員:保護者)で
相談されるのが増えた内容が、
うちの子、漢字ができなくて・・・
というものでした。
私が子どもの頃は、
学校の先生にも親にも、
漢字は書いて覚えるしかない
と言われていたので、
ただひたすらに漢字ノートに練習した記憶があります。
が、しかし、
現場で子どもたちを見てみると、
宿題で漢字をしていてもできない子が多い。
書くだけでは覚えられない子がいる。
それはなぜか。
私なりの考察です。
①漢字練習中に思考が働いていないから。
②練習したものを使わないから。
この2点ではないかと思います。
まず、①について。
以前、担任していた子どもたちに聞いたことがあります。
「漢字練習中に何を考えてる?」
と。
すると、
「何も考えていない」
という回答が多かったのです。
ここで、
「覚えるぞ!」
と
思考を働かせて
練習をしていれば、
覚えられるかもしれないのに、
多くの子が、宿題である漢字練習を
「タスク」として、
ただこなす。
やっつけ仕事。
だから、先にばーっと「へん」を書いて、
後から「つくり」をばーっと書く・・・
みたいな書き方をしている子もいます。
授業の中で、実験したことがあります。
たった今教えたばかりの漢字を、
数分あげるから必死に覚えて。
時間になったらすぐにテストをする。
というものです。
そうしたら、ほとんどの子が、
今習ったばかりの漢字を書けました。
だから、
思考をしながら練習する
というのは大切だと思います。
次に、②について。
漢字練習をして覚えたとしても、
使わなければ忘れます。
人間だもの。
だって、私たち大人も、
パソコンやスマホが普及し、
パッと漢字が出てこないことありますよね?
それと一緒です。
打てば変換してくれる便利なものは、
手を動かして目で見て記憶するものとは違う。
私が担任として、
最後の年にもった2年生のクラスでは、
私がそれまでにやってきた集大成ともいえる
漢字の取り組みをしました。
そうしたら、学年末の漢字テストで、
全国平均を10点以上
上回る結果が出せたのです![]()
そのやり方をシェアしますね。
家庭でもできると思います。
まず、最初、
私も「漢字は書いて覚えろ!」と言われて育ったので、
漢字を覚えさせるためにどうしたら良いのか・・・
と悩み、本屋へ行きました。
そこで出会ったのが、
新国語授業を変える「漢字指導」
白石 範孝
という本でした。
そこに書かれていたのは、
書かせるだけではダメ
だということ。
そして、大切なのは、
字を観察すること。
そこで、
新出漢字を教えるとき、
次のようなやり方をしました。
①漢字ドリルの一番上の新出漢字に書き込む
これは、漢字をよく見て、
「へん」や「つくり」を分析するためです。
あの漢字に似ている!とか発見もあります。
②書き順の確認
みんなで空中に書く。
タブレットの書き順アプリを使用しました。
③ドリルに練習
書き順通りに、丁寧に書くことがポイント!
これは、白石先生も本の中でおしゃっていました。
④ワークシートを配り、テスト
右側半分が練習ゾーン。
左側半分がテストゾーン。
半分に折って見えないようにします。
ここで、さっきの
思考しながら練習するを実践します。
数分で練習ゾーンに練習する。
その後、テストゾーンにテスト。
習った字で構成される熟語とかも出しました。
⑤毎日の2問テスト
習った漢字を使わなければ定着しない。
習った漢字を使う場を設けるために、
漢字テストを毎日しました。
毎日2問だけ。
1週間(5日間)で10こ覚えられる計算です。
間違えた漢字だけ宿題にしました。
間違いの多い漢字は繰り返し出したり、
前の学年の漢字も出しました。
できるだけ、熟語にして、
複数の漢字を練習できるようにしました。
以上です。
これを1年間続けたら、
割とみんな漢字を覚えてくれました。
1日2問なら、
漢字嫌いな子にも負担なく取り組むことができました。
むしろ、ゲーム感覚で楽しみにしている子も多かったです。
漢字が苦手・・・というお子さんをお持ちの方の、
参考になれば幸いです![]()
今日も愛と感謝を込めて。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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