世界のブナの森 -5ページ目

ミソサザイ

宿の屋根でさえずっていたミソサザイの一種

 

ホシムクドリ

 

シジュウカラの代置種

 

ミソサザイの一種

 

キジバトの代置種。鳴き声はよく似ている。

 

古い水車小屋

 

 

日本から入った外来種のイタドリが猛威をふるっていた

4月22日、Perche, N.FRANCE

 

 

サンシキスミレ

パンジーの原種、サンシキスミレViola tricolor

 

コンフリー(ヒレハリソウ)が畦にたくさん逸出しており、黄色と赤の花をつけていた

 

ナルコユリの仲間

 

菜の花が疎になったところに群生するサンシキスミレ

4月21日、Perche, N.FRANCE

夕陽のなかのトローニュ

4月21日、Perche, N.FRANCE

朝陽のなかのトローニュ

4月21日、Perche, N.FRANCE

氷の粒

朝の草原。キラキラ輝いているのは朝露ではなく、すべて氷の粒。

 

 

 

4月21日、Perche, N.FRANCE

ニセアカシアのトローニュ

それにしてもペルシュ地方のトローニュの技術は見事。彼らの手にかかると公園のニセアカシアもこのとおり。

 

 

診療所の垣根のフジ

4月21日、Perche, N.FRANCE

ブナの二次林

近くのブナ林までの9㎞の道を歩いた。午後にわずかな晴れ間が出たほかは、曇っていた。

 

 

 

 

 

「ヨーロッパブナFagus sylvaticaは、伐株からさかんに萌芽更新するが、わずか膝の丈ぐらいの萌芽に花をつけて実を結ぶことは、ブナ属の他の種ではちょっと考えられない特異な性質だ」という説明写真。

 

伐株から芽が出る萌芽更新の説明写真。

 

同上

 

殻斗をつけたまま発芽して、落ち葉を持ち上げたヨーロッパブナFagus sylvaticaの実生。

 

落ち葉を貫通して芽を出したヨーロッパブナの実生

 

ヨーロッパブナFagus sylvaticaの枯れ枝には、ヨーロッパコルリクワガタPlatycerus caraboidesの産卵の痕が残されていた。

 

 

わずかな晴れ間に虫たちが動き始めたが、30分で翳ってしまった。2017年に続いて異常低温を引き当てたようで、朝は氷点下になり、春の虫たちの姿はごくわずかしか見られなかった。

4月21日、Perche, N.FRANCE

チハキハムシ

写真は今回の滞在中に見た数少ない虫のうちのひとつ、チハキハムシの仲間。真っ赤な汁を出すことから「血吐き」(この種は赤い汁を出さない)。初日に凍える寒さのなかでこれを見たこと自体、なんだか今回の取材を暗示していた。
 

4月20-21日、北フランス

朝陽のなかのトローニュ

「あがりこ」状に仕立てる樹形のことを、フランスではトローニュTrogneと呼ぶ。

 

 

水車小屋の朝

 

暖炉に火を入れる。フランス流の「火吹き竹」は手動だった。

 

小屋のロバ

 

花で眠るヒゲナガハナバチの仲間

2024.4.20、Near Le Mans, N.France

 

ナラ類の「トローニュ」

ブナの「あがりこ」を訪ね歩くうちに、とうとうこんなところまで来てしまった。

ただし、ここではナラ類が「あがりこ」状に仕立てられており、ブナはもう少し山間部に行かねば見られない。

 

 

2024.4.19、near Le Mans, N.FRANCE