世界のブナの森 -7ページ目

クマの昼寝

朝のフキノトウ

 

朝のカタクリ

 

残雪の山肌

 

物干し竿にかけた布団のような姿勢で枝先で眠るツキノワグマ

 

距離は遠かった

 

昼のフキノトウ

 

残雪のなかのブナの「あがりこ」
4月11日、鶴岡市

10弁のカタクリ

10弁のカタクリ。通常は花弁・萼片合わせて6枚。

 

朝のオトメエンゴサク

 

4月9日に激しい雨が降り注ぎ、濁った雪代はそのまま海に出た。

ブナの花芽を食べているウソのメス。口元から花がこぼれ落ちた。

 

待て、ブナ林に入るな、と制止するニホンザル。

4月10日、新潟県胎内市~新発田市

ブナの花芽を食べるウソ

今日はブナの花芽を食べるウソを撮影しようとしたが、行動も鳴き声もいつもと違っていた。ハイタカが午前中に何度も上空を旋回しており、ウソはそのたびにアカマツの梢に逃げ込んで声も潜めていたようだ。この場所では以前は20mぐらいのところまで来ていたのだが、今日は距離が遠すぎてまともに撮影できずに終わった。この写真も大幅にトリミング。

 

ブナの花芽を食べるマヒワ


ギフチョウはここではおそらく昨日今日が出始めで、新鮮な数頭が足もとをずっと飛んでいた。ところがナミアゲハも1頭飛んできて、季節感が混乱した。

 

ササに覆われゆくキクザキイチゲ

 

この部分は草刈りが継続されている

 


蔓に覆われる場所のキクザキイチゲ

 

午後には今年初めてのツキノワグマも見た。
4月7日、鶴岡市

ヒメギフチョウ出現

大石田のブルーノさんから4月5日に飛んだとご連絡をいただき、6日の朝に様子を見てきた。

 

例年だと5月の連休になっても雪の消え際からカタクリが咲く場所だったのだが。

 

4月6日、大石田町

アラカワカンアオイの花

今年見たなかでも美しかったアラカワカンアオイの花。

 

 

 

 

いずれも敢えて標高を上げたブナ林で探し、ブナの落ち葉とともに撮る。4月5日、新潟県

ササの繁茂

ササの繁茂で、足の踏み場もないほどカタクリが咲いていた林が次々に消えてゆく。このササの繁茂が起こった場所と起こっていない場所の違いを見極めようとしている。4月3日、鶴岡市高館山

カタクリも減っている

 

近年の里山の変化は「管理不足」と簡単に片づけられていることが多いが、詳細にみればもっと複雑なことが進んでいる。写真の林は少なくともここ30年は手入れは行われておらず、ササの繁茂もないが、カタクリは明らかに減少している。今年も蕾は残っておらず咲き揃っていたので、時期の違いではない。

 

撮影時に違和感を覚え、記憶のなかで美化されているだけだろうか、それともレンズの違いだろうかと思いつつ帰宅して確かめれば、2005年のほうが明らかに高密度だった。1枚目:2005年4月9日、2枚目:2024年4月3日

続・荒れゆく里山

2004年に手入れされていたカキの林は、すでにどの範囲かも分からなかった。

 

探しているうちにカキの伐株だけが見つかった。深い藪になっており、すでに比較できるような全景を撮ることはできない。1枚目:2004年3月29日、2枚目:2024年4月3日

ブナを貫いたカタクリ

ブナFagus crenataの枯葉を美しく貫いて咲いたカタクリ。ブナ属を撮り続けている者として、同じような場面には二度と会える気がしない。
4月3日、山形県鶴岡市

荒れゆく里山

荒れゆく里山の現状を撮影して回る。4日ぶりにまともに帰宅。4月3日は鶴岡市の高館山とその周辺の海岸部を歩いた。